皆さんとの質疑応答!

過去の質問 : 竿関係  リール構造・メンテナンス 投げ方・クラッシュ関係  仕掛けの作成・構造

トップページへ

新規更新

 2010年12月18日
こんばんわ。写真までつけていただき、ありがとうございます。
Aプレートにも、オイルさすところは、あるのでしょうか?
遠投師さんが、オススメしてくれた槍雅が年末年始お店で五万円代で買えるみたいなんで予約してきました。
槍雅についてなのですが、オーバーグリップ?に最初からついているラバー?がラインで傷ついていつか交換しなければいけなくなりそうなのですが、やっぱりお店に頼んで取り替えてもらわないとならないのでしょうか?それとも、最初から自分で上にテニスとかのグリップテープ巻いて傷をふせいたほうがいいのでしょうか?
たびたび質問してしまいご迷惑かけます。
 遠投師です。
リールについては、分解途中でバネが飛び跳ねたりはしないので順序を写真に撮りながら解体すれば分かりやすいと思います。
但し、ハンドルナットを開けるとEリングと言うワッシャーが付いていて、これを外さないとハンドルが取れず分解に進めません。このワッシャーは外す時によく飛ばしてしまい、紛失しますので注意してください。
このワッシャーはメインギヤを固定する意味があり付けないとEリングの厚分ギヤが浮いてしまいスプールを回すピニオンギヤとの噛み合せが悪くなります。(無理に使うと空転やギヤが欠けます。)
また、このEリングは日本で一般に市販されている物より厚みが薄く、ハンドル固定用のナットに中に入るように小さい物なので探すのに苦労します。(紛失には一時的に細いステンレス棒をU字に曲げて対応しています。)
ハンドル側にもスプールシャフトが通っていますのでシャフトの接触する部分はオイルです。

竿のラインによる傷については、投げる時に竿を押す手で出来る傷の事と思いますが予めラバーグリップなどの保護が必要だと思います。(既存品のメーカーによる取り合えは高額になるかも?)
槍雅の場合第一ガイドがローライダーで通常の竿よりラインの通るのに高さがあるので竿に付く傷も少ないかと思います。
 遠投師


 2010年12月16日
遠投師さん、こんにちわ。竿について質問させていただきたいのですが、今アルファタックルの53使っていて多少両軸になれてきたので、長い竿の購入を考えています。
カゴスペ2を買いたかったのですが、もう何処にも在庫がないみたいで、カゴスペ3かシマノの新しく出たブルーズアイスペシャルを検討しています。ダイコーも見てみたのですが今のところどちらがいいか悩んでいます。アドバイスもらえると助かります。遠投師さんは、カゴスペ3かブルーズアイスペシャルなら、どちらがいいと思いますか?後今売っている竿でオススメとかありますか?
もう一つリールについて質問させていただきたいのですが、6500CSロケットを使ってるのですが、まだリールのメンテナンスをしていないのですが、Aプレート側には、オイルをささなくてすべてグリースでいいのでしょうか?後ドラグ盤にオイルグリスを間違えて付けないように気をつけたいのですがドラグ盤は、解体したらすぐにわかりますか?リールについて、パーツの名前等の知識が全然ないので恐縮ですが、教えていただければ助かります。
オイル、グリスは、スプレータイプを購入してあるのですが、それでも大丈夫でしょうか?長々質問してしまいご迷惑おかけしてすいません。
 遠投師です。
ご質問について
 まず、竿についてですが個人の体力との相談となります。
カゴスペVは一般に広いユーザーを狙った為に私には柔らかく感じていて、多くの飛距離を望むにはカゴスペUに比べて不向きと考えます。
シマノの新しいブルズ・アイも興味はあるのですが、購入していませんのでお答えできません。
現在ではダイコーの槍雅がお勧めです。
リールのメンテナンスについては、高速で駆動する部分にはオイルで低回転でかまわない部分にはグリースです。
ドラグ盤はメインギヤの内部にあり一見見ても分かりません。
添付した写真のシルバーのワッシャーの下に入っています。
写真にあるメインギヤとハンドルが取り付けられる心棒は分離できてしまいくるくる回ってしまいます。
シルバーのワッシャーに乗っている筒状の物がスタードラグハンドルを閉める事によりシルバーのワッシャーが押し付けられ摩擦が発生してメインギヤとハンドルが取り付けられる心棒の回転を繋げています。(マニュアル車のクラッチのように)
ドラグの構造は、解体すると分かりますが、メインギヤと心棒夫々に同調して回転するワッシャーがありその間にドラグ盤が挟まれていて、押し付けられる圧力で摩擦を伝え空転を制御しています。
ドラグを滑らせない事は、ドライにすれば簡単なのですが希望に応じて滑らせるには特殊なオイルが必要になります。
両軸リールは、投げる度に塩水がスプールから飛び散りリール内部に入ってきます。超遠投を望み、長く高回転を持続させる為には、使用後には分解清掃をお勧めします。
 遠投師


 2010年10月30日
初めてメールします。貴サイトを4年くらい前から拝見し、参考にさせていただいてきました。両軸遠投の基本フォームからはじめて、特に、6500CS ROCKET のメンテナンスは、毎回お世話になっています。下田の福浦堤防で、タイを釣るのを見て、この釣りにはまりました。この4年間、暮れにはかかさず釣行し、正月用のタイを釣るのを楽しみにしてきました。竿はブルズアイ、4号6.2m、CS ROCKET CHROME と、CT C3(・・・だったか、今手元にないのですが、一昨年購入したレベルワインダーの無い、メタリックオレンジの 6500 です。)に 6号のフロートラインを巻いて使っています。ウキ、カゴ等は、自作できないので、普通の、ボンバーと、フィッシングナカタの12号カゴが、メーンです。飛距離は70から80くらいかと思います。ゴロタや、高ん場での夜のイサキ釣りでも、楽しんでいます。先日、田子で、のんびりしていたところ、地元の釣りキチの方と道具の話になり、お手製の、遠投カゴをちょうだいしました。違いは歴然でした。それがきっかけで、遠投のための道具の大切さを実感したのですが、なんとか店頭でと思っていたところ、遠投師さんのウキが手に入るということで、早速、FBCさんで、仕入れました。カチッとした剛性感があり、フォルムも仕上がりも美しく、実釣で使うのが楽しみです。私のように、市販品に頼る者には、とてもありがたいことなので、可能な範囲で、供給していただければ何よりです。
実は、この乗りで、ちょうど、オークションに出品されていた がま磯 RX 4号6.3mを落札してしまいました。遠投師さんのお話の中に度々登場し、以前から、興味を持っていました。先週、そのRXが届きました。ワクワクしながら、梱包を解き、状態もなかなかで、安心したのですが、やけにリールシートの位置が高く、ガイドの数も少ないのです。これでは、スピニング用では?と疑問をもったところ、はたと「そう言えば・・・!?」と思い出して、このサイトで確認したのです。そこでお尋ねしたいのですが、この竿を、両軸リール仕様、すなわち、遠投師さんがおっしゃるように、シートを下げ、ガイドを交換する作業を発注することは可能でしょうか。たとえば、イシグロなどでやってくれるのでしょうか、あるいは、他にもっと、適当なところを、ご存知でしょうか。できれば、予算の見当、注意点を含めてご教授いただければ幸いに存じます。お忙しい中、恐縮ですが、お時間のある時に、ご一報をお待ちしております。
 
遠投師です。
ホームページをご覧いただきありがとうございます。
竿の改造についてのご質問ですね
RX-4-6.3販売当初は両軸用の企画が無くスピニング用の遠投竿として存在し、これを自分で両軸用の石鯛竿を模して改造して使っていました。
多くの竿を改造し使いましたが、両軸遠投に適した竿はRX-4-6.3以外見つからず多くの竿が折れてしまい、各釣具メーカーさんへRX-4-6.3のような良い竿の販売をお願いする意味でHPを立ち上げ活動を始めたのです。
現在では普及も進み、魅力ある竿も数本販売されています。
私がRX-4-6.3を購入したのが96年ですので14年前の竿でメーカー保障も既に無く、メーカーが保管しているパーツも欠品があり折れた場合元に戻らない事もあります。
 
ご質問について
委託による竿の改造は、保障の面で難しいと思います。
個人で改造を利益としている人はいると思いますが高額になる可能性があります。
改造には、既存のガイドとリールシートを撤去し、新たなパイプシートを取り付けてシートがズレないように上下に糸止めしエポキシか漆などで飾り無塗りを入れます。
ガイドは個々の位置に内径を削り合わせる作業となります。
交換パーツの費用については、リールシート(富士のパイプシート26mm)が約¥1.000前後
SICガイドが14〜16個で約¥12.000前後になります。
富士のパイプシート26mmは、現在の竿に26mmと言う太い竿は少ない為に数年前に生産中止となり在庫を探すには困難だと思います。強度と姿形に拘らなければスピニング用のシートであれ可能です。
予算についてはパーツ代が約¥13.000前後で、これを委託した場合にはおそらく¥2万〜¥3万くらいになると思われます。
 
個人的な意見ですが、現在販売されている「槍雅」や「カゴスペU」「ブルズ・アイ」など良い竿もあります。RX-4-6.3を落札された費用と改造費用、それにこれからのメンテナンスを考えた場合、、、、
 遠投師


 2010年10月29日
いつもホームページを拝見させて頂いています。
はじめまして、横浜に住むものです。
以前から両軸の遠投に興味が有り、遠投師さんのホームページを見ているうちに、勇気が湧き上がり購入してしまいました。
私、今は超遠投ではなく、遠投位で良いのでこの仕様にしました、竿:カゴスペU5.3(大人がと思われるかもしれませんが今は自信が無く)リール:6500CSロケットガンナー(6.3:1)糸:ハシモトさんの黄色7号:籠は市販のコマセ籠に10号錘内臓(50g)ウキ:自作の棒ウキです、でご質問なんですが、練習していて、今は40m位までしか飛びません、ただいい角度に籠が行ったなという時でも、なんか失速して40m位に着水してしまいます。
自作ウキが悪いのかとも思い、籠のみで投げていい角度に行ったときもやはり40m位に着水します。メカニカルブレーキを緩めたり締めたりしていますが変わりません、遠心ブレーキはいじっていません。
今気になっているのは、投げたときにリールが、ウィ〜と言う感じ鳴いているのと、ロケットガンナー(6.3:1)はベアリングが4個入っているので遠投には向かないリールかなと思っています。
あと、HPで遠投師さんはリールを購入後にグリスをパーツクリーナーで洗いオイルを注すと書いて有りましたが、これを実行すると良いのですか?
遠投師です。
ホームページをご覧いただきありがとうございます。
ご質問について
まづ、竿の号数が分からないので、適切なカゴの重さをご紹介できません。
仮に、4号の竿であれば錘は15号を装着しコマセを入れて18号前後の感じになります。
練習には、コマセを入れた状態と同じ重さのカゴで行いのが原則です。
その意味として、一定の力で竿を振った時にカゴの重さの違いで竿のしなりが変化してしまうからです。
軽いカゴは、それよりも重いカゴより竿をしならせないので飛距離も伸びませんしスプールを回転させる力も弱くなるからです。実際に釣りをする条件での練習をお勧めします。
カゴの重さ(コマセを入れた状態の重さ)は、竿の企画された適合錘に合わせてください。
 
リールについては、ノーマルでも40mの飛距離はありえません。
80mは可能だと思います。(グリースの洗浄に拘らず)
 
「ただいい角度に籠が行ったなという時でも、なんか失速して40m位に着水してしまいます。
自作ウキが悪いのかとも思い、籠のみで投げていい角度に行ったときもやはり40m位に着水します。投げたときにリールが、ウィ〜と言う感じ鳴いている」
実際に拝見しないと正確な解答は出来ませんが、飛距離が出ない理由として次の事が考えられます。
仕掛けの失速については、メカニカルをスプールが左右ガタつきが出るまで緩めても起きる場合はリールから出る音が原因と思われのその音については、使用すると内部に海水が入りますのでベアリングや駆動系に塩が抵抗を与えているメンテナンス不足や道糸の巻き方ででもスプールの回転バランスが悪くなり振動と音が出る場合があります。
道糸を巻くには、左右のメカニカルのネジでスプールがフレームの真ん中にくるようにセットしてキツク引っ張りながら巻きます。
そのままレベルワインダーに任せて巻くとスプール端に多く巻きますので、やや真ん中に多く巻くように手でレベルワインダーに逆らいサポートしてやります。
左右のメカニカルのネジでスプールがフレームの真ん中にくるようにセットして巻いても片側が多く巻けるようならば、フレームの真ん中に拘らずメカニカルのネジで調整してスプールに水平(やや真ん中が盛り上がるように)巻ける様に調整し直します。
左右のメカニカルブレーキのキャップは長さが異なります。
右側のメカニカルネジを一杯に締めてもスプールが左側に移動しない時は、左右逆に取り付けています。
お使いの7号の道糸の太さですが、ハシモトさんの糸なら6号をお勧めします。
僅かな太さの違いですが、7号だと約190mくらいで6号だと220mくらいは巻ける様になり
この巻き量の違いは、一定の力で回転させるスプール回転に対して放出する糸の長さの違いに繋がり
糸を多く巻ける方がスプールが重くなり回転の持続に繋がります。
ちなみに私は、6号を200mにして下糸に3号か4号を6号の20m分巻いて使っています。
 
色々と書きましたが、ご使用のガンナーはまだ新しいリールです。
失速と音はおそらくスプールの回転バランスと思われるので、糸の巻き直しでも同じ音が出るようであれば、分解など色々手を加えずに一度購入先への相談が良いかも知れません?(使い込んだリールの場合、疑うのはベアリングとシャフトの磨耗)
 
アブのリールにも不良品はあり、過去にスプールベアリングの欠品やAプレート(エンブレム側のカップ)のメカニカルネジの凹みによる軸ぶれなどの報告もあります。
自分で不具合を見つけるの苦労します。
私は数台のリールを持っていますので、パーツを交換して不具合の特定を探しています。
 遠投師


 2010年10月20日
夜遅くなのに返事ありがとうございます。
遠投師さんと、渚の遠投師さんは、同じ人かと勘違いしてました。大変失礼しました。小田原のFBCさんに、ハンドルが欲しくて、買いに何度か行ったのですが、店頭に飾ってなくてもう売ってないのかなと思い、遠投師さんと渚の遠投師さんが同じ人だと思い混んでたので新しいのは、清水方面に行かないと手に入らないのかと思って行ってしまいました。店頭に飾ってなく、お店の人にたずねれば、今でも買えるのでしょうか?それとも売り切れなのでしょうか?棒浮きは、何本か買わせていただき、いつも行く金沢は、波が高いのでとても使い安く利用させていただいてます。ありがとうございます。リールは、かなり古いタイプだったんですかー。見かけないと思いました。まだ投げるのが下手なので、上達するにつれて遠心ブレーキを外してみようと思います。まだかなり下手糞で、リールを予備にもう一つ欲しいと思うんですが最近出たアブの6500CSROCKETSは、よさそうですか?かなり自分には、高価ですぐには、買えないのですが。
長々質問やらしてしまい、すいませんです。
 遠投師です。
FBCさんのハンドルは、リール関係がレジの後ろに有ると思います。
新規に発売されたリールにつては、私も6500CSロケットを5個所有しておりグリーン以降購入はしていませんので分かりません。
アブはのリールは年代を問わず同じサイズの物のパーツが殆どは合うように企画されていて改造が容易に出来ます。(特別企画の物は出来ない)
裏を返せば、メッキ不良や僅かな企画ハズレでも使い回しが出来る事になります。そこでアブは同じサイズのリールでも値段の違う販売をしていると考えられ、実際に価格の安い6500C3の中にはスプールバランスが悪く遠投すると異音が出たり回転も上がらない物が存在します。
今回のロケットはグリーンと比べて25gも軽くなっていて、写真で見た感じではおそらくフレーム(従来品は真鍮製でクロームメッキ)が価格の安い物に使われるアルミ製になっているように思われます。
私的には、回転ではグリーンで丈夫なのはクロームのロケットがお勧めです。
遠投師


 2010年10月20日
遠投師さんこんにちわ。両軸初めてまもないのですが、リールは、アブのCS6500を2、3年前に買ったのですが、カバーが薄いブルーなのですが、この種類でも遠投は、可能でしょうか?買ったのは、2、3年前なのですが、カゴ釣りを最近やり始めたのですが、この薄いブルーのタイプは、あまり見かけないのですが、みなさんが使っているアブとは、違うのでしょうか?後遠心ブレーキは、このタイプは、6個?それとも2個のタイプなのでしょうか?まだ初心者なので、壊してしまいそうで解体したことがないのでわからないので、お手数ですが教えてください。
後投げるのになれて、きたら遠心ブレーキを外していきたいのですが、外すのは、簡単でしょうか?遠投師さんのハンドルを、埼玉から、清水の方まで買いに行き、取り付けるのに、リールについていた工具で閉めるのに苦戦してしまった程です。で一度使ったのですが、またハンドルががたついてしまったので閉めたのですが固くしめるこつとかありますか? 長々質問の方してしまいお
手数かけます。

 遠投師です。
ご質問について
 リールは「6500C」では無く「6500CS」であれば100M以上は投げられるリールで遠投目的に使われているリールです。
 2.3年前であれば遠心ブレーキが2個から6個に変更になった時期なので中を確認してください。
私の記憶では、当時薄いブルーは企画が古いバージョンになるので遠心ブレーキは2個だと思います。遠心ブレーキの確認と取り外しだけなら簡単です。壊れたりしません。
こちらを参考にしてください。
http://entousi.web.fc2.com/-riru-mennte.htm

ハンドルについては、ステンレス製のハンドルでしょうか?
清水地区まで買い求めに行かれたとのことですが、ハンドルがステンレス製であれば作成販売は「渚の遠投師」さんです。http://www.nagisa-entoushi.com/

私の作成するハンドルはアルミ製で、神奈川県の小田原の釣具店でのみ販売しています。

「リールについていた工具で閉めるのに苦戦してしまった程です。」
「渚の遠投師」さんのS字タイプのハンドルはリテーナー(ナットの緩み止めの金具)が六角棒で取り外しするように変更されていてリール付属のスパナーでは合いません。(新たに六角棒の購入が必要)
ハンドルに遊びが出てしまうのは、リテーナーを取り付ける穴に合わせてハンドル固定用のナットを軽く締めた為だと思われます。
通常、リテーナーは裏に返すと穴の位置がずれる様に工夫されていますので、裏返しに使えば遊びが出た分の締め込みが可能だと思います。

ハンドルは、あまりキツク閉めこまないように気をつけてください。ハンドルを受けるシャフトは真鍮でステンレスより柔らかいので破損の危険があります。
破損の危険については、「120cmロングハンドルの作成」をご覧ください。http://entousi.web.fc2.com/handoru.htm

ハンドルが「渚の遠投師」さんの作成であり、リテーナーを裏返しにしても上手く固定出来ない場合は「渚の遠投師」さんへお問い合わせください。
また、「渚の遠投師」さんは数店の釣具店での販売をされています。「渚の遠投師」さん直接の購入で無い場合、購入した釣具店へお問い合わせください。
http://www.nagisa-entoushi.com/

遠投師


2010年9月8日
カゴ釣り初心者なんですがタナの取り方がわかりません。

どうやってタナとりをしたらいいんでしょうか?

返事よろしくお願いします

 
遠投師です。
ご質問について
棚を取るとは、船釣りに用いられる用語で
魚が着いている根の頭の深さを意味していて
釣りをする以上、根掛かりしない深さで
棚から、取る=上げるです。
または、魚群探知機にて写る魚影の上を意味します。
 
岸から狙う遠投カゴ釣りでは、「棚を取る」とは
海底の深さを差していて、釣り場が根周りではなく
砂地もあるので、底からハリスの長さを引いた深さです。
どちらも同じ様に思えますが、船釣りは船頭さんが潮の流れに合わせて船を流してくれるので
コマセカゴから出たコマセの流れと針の位置関係が同調しやすく
岸からの遠投カゴ釣りでは、潮の速さで道糸が引かれたり風に受ける浮きの動きで船とは違った状況になります。
我々の「棚を取る」とは底から根掛かりしないように上げる意味ですが、船釣りとは微妙に違う事をご理解ください。
底の深さを測るには、カゴの重さに沈む浮きを使い浮きが波に沈んだり浮いたりする浮き止めの位置を探るしかありません。
一発で棚が測れる便利な物も友人が考えてありますのでご覧ください。
(但し、深い棚の場合やや困難が予想されます。)
http://entousi.web.fc2.com/aidhia-0.htm
 遠投師


2010年6月10日

遠投師さんこんにちは。写真付きでとても分かりやすい説明どうもありがとうございました。メインギアのシャフトにはいままでグリスをさしたことはありませんでした。それが原因ですね。3個のうち1個(グリーン)はハンドルがカラカラ音がなり巻き取れなくなっている状態なので(クラッチがきかなかったりする)ずっと積み重ねでなってしまったのかもしれないですね。〔22947を取り付ける24508のピンの根元がぐらついており(24508自体がピンの根元で削れて(グリーンの24508はクロームより軽い素材なので削れてしまうのかな?)穴が大きく開きピンが取れていた。なので24508を部品交換しないといけない状態です。〕このまましらなければ他のリールもダメにするところでした。これからはバラシ洗浄後はシャフトにグリスをさします。ちなみにグリスはダイワ純正リールガードグリスを使っています。これでも大丈夫ですよね?今度の釣行の際に再度メンテナンスして試してみます。丁寧にどうもありがとうございました。
 
遠投師です。
グリースは高価な物でなくても大丈夫です。
メインギヤ周りにも投げた時のしぶきで多少の海水が浸入しますので、年に一度くらいはグリースの交換が望ましいです。
 


 2010年6月9日

遠投師さんこんにちは。いつもホームページを見て参考にさせてもらっているものです。
両軸遠投カゴ釣りを始めてまだ2年目ですがずっと気になっていたのですが、自分のリールはアブ6500csロケットのグリーンを使っていますがなぜか空で回すときは重くないのですが、実際釣行で投げて回収する際重いのです。
この間、隣の人に巻いてもらったところやはり重いとのことでした。自分は3個6500csロケットを持っているのですが全部軽いなと感じたことがありません。
ハンドルのノブもくるくる回って塩が回っているなどのこともありません。
またばらしてグリスをさしても変わりません。なぜか非常に悩んでいます。
人のを回収させてもらうとやはり軽いのです。いつも巻く際ストレスを感じていました。
少し重いのが普通だと気にしてませんでしたが人のが軽いので気になって仕方がありません。
カゴかなと思いましたが、同じカゴを使っても人と差があります。
もし何かアドバイスいただけたらと思いメールしました。よろしくお願いします。
 
こんばんは遠投師です。
ご質問について
 リールのトラブルのようですね。
リールの場合は、実際に症状を見て分解しないと答えは出ませんが頂いたメールの内用から推測してみます。
投げて仕掛けを回収する時に巻き取るのが重いのであれば、投げる事は出来ていますのでクラッチから右側のギヤ関係が原因と思われます。
お持ちであるリール3個いずれも同じ症状なので、分解時のメンタナンスによるものと推測されます。
 
添付した写真にあるメインギヤが刺さっているシャフトのオイル切れではないでしょうか?
写真は、シャフトからメインギヤを抜き取る場面です。
以前この写真がある「リールのメンテナンス」を見た方が、綺麗にグリースを拭き取って組み上げた際にメインギヤのシャフトにグリースを付け忘れてしまい、巻取りが重く、ついにはハンドルが回らなくなった事があります。
このシャフトにはかなりの負荷が掛かります。本来であればベアリングが欲しい所です。(小さいリールでは構造的に難しい)
ハンドルが回らなくなった原因は、強い負荷で摩擦が発生しメインギヤの内側が削れてしまいシャフトとの隙間に食い込んでしまったのです。
シャフトにはグリースを貯める凸凹があり、削れたメインギヤの金属片が凸凹に挟まりギヤを抜く事も出来なくなってしまいました。
一度、確認してください。
因みに、メインギヤ周りはスプール回転とは殆ど関係ない部分ですので、グリースは多めでもかまいません。(但し、ドラグ盤に気を付けて絶対に他の油系が浸入しないように)
 遠投師


 2010年5月30日

はじめまして。
遠投師様のHPを教科書とさせていただき日々練習しています。
100Mオーバーの振れ合い!に参加して直接お聞きしたいのですが、土日の休みが無くなかなか参加できませんので
メールでご教授いただきたく宜しくお願い致します。

1、投げ方
スタート時リールを持つ手でスプールを親指で押さえ、利き腕は元竿の継目のやや下を持って投げていますが、
その時、元竿を持つ利き手は道糸も一緒に押さえていたほうがよいのでしょうか?
私は、スプールのみ指で押さえ、利き腕側は道糸を押さえていません。利き腕側も押さえた方が竿にパワーを伝えることができるのでしょう??

2.リール構造
アブ6500CSロケットとクロームを使用していますが、ハンドル側Aプレートのセンターキャップ内のシャフトに取り付けられている黒いプラスチックの円形の部品No.20090は付ける必要はないのでしょうか、付けているとセンターキャップが動きブレーキが狂ってしまうような気がするのですが??
HPのリールメンテナンスの画像でも取り付けられておられないようでしたのでお教えください。

3、竿関係
堤防使用のため、コンクリートで竿が傷だらけになってしまうので、新しい竿を購入したらラバーグリップを装着しようと思っているのですが、年配の釣り師の方に装着すると竿が折れてしまうよと言われました。
本当でしょうか??

以上、宜しくお願い致します。

 
はじめまして遠投師です。
ご質問について
 1、投げ方
私は道糸も一緒に握って投げています。
道糸を一緒に握る?か握らない?では、正解は一緒に握る方です。
道糸を握ると力が入る?とは少し違う気がしますが
多くの方が疑問に思われるのは、走る道糸で手に怪我をするのでないか?と思われての事と思いますが
「竿を押すのは90度」が出来ていれば怪我はしません。
利き手は90度で竿を押すの止めても、竿先が仕掛けを持ち上げてスタートさせる45度の角度にまだ、仕掛けはまだ来ていないからです。
仕掛けが45度に上がる位置に来て、スプールをスタートさせた時に利き腕は、逆に竿が前に倒れないように支えに行くので手を開きます。
道糸を握らず手の甲に当てて投げると、手を開いた時には道糸は走っていますので危険です。
仕掛けの弾道が低く45度を取れない投げ方では、竿を押し過ぎていている(竿を握る時間が長い)方が多く見受けられ
走る道糸に危険を感じる方もおられると思われます。
 
 2.リール構造
はっきり言って、不要です。
付けていてもセンターキャップが動きブレーキが狂ってしまう事はありませんが、わずかですがスプール回転へ抵抗を与えます。
一度、黒い不要物を外してキャップを元に戻さずにスプールを高回転させれば分かります。
ベアリングの働きでは足りずスプールシャフト自体も回転している事が見れます。
黒い不要物はシャフトの回転をわずかではありますが妨げていますので外しています。
ちなみに「黒い不要物」の存在については様々な「理由」があると考えられていて「パーツが落ちないように」とか「解体の時にスプールをフレームから取り出しやすくする」とか様々で「回転」とは無関係だと考えられています。
 
3、竿関係
傷だれけの竿はよくありませんね〜
カーボンの竿は、カーボンを何十トンという高圧縮して作られており、とても硬く出来ています。
例えば「ガラス」と同じと考えると、傷はとても怖い存在になります。
たいていの竿は表面に塗装がやや厚くされてあるので傷として見えるのはそのせいです。
本当にカーボンに傷が付けば折れる原因となります。
また、強い衝撃(竿と竿が強くぶつかるなど)があれば竿はガラスが割れると同じ様に折れると思っていてください。
出来れば竿は傷にならないように竿掛けにかけるか、床に置くときはタオルなどで保護してください。
ご質問はラバーグリップの装着の件ですが、これはラバーグリップを収縮させる「熱」が原因で
高温度の熱を竿に与えると竿が折れる危険があるのです。
一昔前では、ラバーグリップを巻いた竿は、釣り保険や一年保障の対照から除かれる事もあったくらいです。
今では、科学が進歩し竿が折れた原因の特定が容易になりあまり聞きませんが、ガスコンロなどの直火は避けて
ドライヤーや水蒸気などでゆっくり温めた方が良いと思います。
 
 


 2010年5月9日
ご無沙汰しております。
遠投を始めた頃(ブルズアイ・csロケットクロム)質問させて頂いた者です。

現在(カゴスペU4-58・3-58・ガンナーとcsグリーン)で遠投を目指しております。
1年位前に練習に最適な河川敷を見つけ練習に励んでおります。
その結果半年ほど前に、カゴの反転を意識する投げ方になり、遠心ブレーキ2個をやっと1個に出来ほぼフルスイングが可能になりました。
飛距離は現在90m〜100m位です。
カゴの遠投競技会や先ほど質問のページに載っていた方もそうですが、110m〜130m位の遠投をされる方の存在を知り
自分も110m〜120mを狙って練習しております。
しかしどうしても、スイングのスピードを上げるとバックラッシュが発生し(カゴ15号84g・メカブレーキ0)これを抑えようとすると飛距離が伸びません。
特にディンプルスプールのグリーンでは、スプールが回りすぎとても遠心ブレーキ1個では初期の膨らみがサミングでは対処できません。
120m前後投げる人は、遠心ブレーキ1個+サミングで制御されているのでしょうか?
私の場合、先ほどに質問されていた方と同じようにノーサミングの時が一番、飛距離が伸びます。
やはり投げ方に問題があるのでしょうか?
それともスイングスピードを上げるなら、遠心ブレーキの追加が必要なんでしょうか?
投げ方のフォームとしては、竿を少し低めに構え、左足をまえに踏み出すと共に左手の竿尻を少し上げ、左足の着地と同時に
右手を押し上げ、左手を引き付けるような投げ方です。(すみません文章ではわかりづらいですね)

判る範囲で、宜しくお願いします。
ご質問について
まづ初めに、最近多くなった「競技性」についての質問についてですが、私的に両軸遠投は釣りを目的として普及を願いまた、各釣具メーカーさんへこの思いを伝えるべく活動を続けていることをご理解ください。
実際に私自身も自分の飛距離は目測でしかありませんが、現在の道具ではおそらく130M前後が限界かと確信いています。
竿とリールは正確な動作を繰り返せば、必ず正確に反発したり高回転を繰り返します。また、地球上の重力と摩擦抵抗は万人に平等に起こりますので方程式は仕掛けを45度の高さに上げる事がもっとも重要な事で、これが私が投げ方としてご説明する「スタンス」と「ホーム」になります。
仕掛けへ強い動力を与えるのは釣り人(競技者?)でありそのパワーと使う竿の持つバネより変化します。逆に考えると、どの竿を使っても常に竿の振り幅の90度の中でフルスイングで竿が折れるくらい押せるパワーがあるか?がまず基本になります。(竿の長さによる遠心力はほとんど気にしていません。)
力強く押した竿、反動によるカゴの反転を待ち、仕掛けを45度にリリースするには90度の振り幅が限界です。ここまでが、人が竿とリールと言う機械を使い機械的に人が動き正確に動作制御出来る部分です。
これに対し、個人の持てるパワー・仕掛けの精度や風などの自然環境・リールのメンタナンスの程度などが答えを求めにくくしています。
実際に、使われている仕掛けや投げ方を拝見しないと正確なお答えは出来ません。
 
「ノーサミングの時が一番、飛距離が伸びます。」
との事ですが、ノーサミングとは、仕掛けが飛ぶ速度よりリールの回転が−側にあるのです。つまり仕掛けがもっと飛びたいのに機械的にブレーキを掛けています。
メカニカルブレーキは、一定のの負荷でブレーキを掛けてしまい遠心ブレーキは強い遠心力で強いブレーキを掛け遠心力が弱まるとブレーキ力も弱まりますがフリーにはなりません。
遠心ブレーキを一個に設定する意味は、遠心力が弱まった時の負荷をできるだけ無くす為です。
 
「グリーンでは、スプールが回りすぎとても遠心ブレーキ1個では初期の膨らみがサミングでは対処できません。」
グリーンはとても回転の良いリールですが、遠心ブレーキ一個での120Mオーバーは可能です。
基本的に初速のサミングが遅いのだと思いますし、サミングの強さも問題です。「ノーサミングの時が一番、飛距離が伸びます。」とありますので
仕掛けの飛ぶ速度を強いサミングで殺していると思われます。
仕掛けの飛ぶ速度を殺してしまう理由として、スターとした直後にサミングする指がスプールから離れ過ぎていてクラッシュ寸前にしか指に膨らんだ糸が触らないので、つい強いサミングになってしまうのでしょう。
 
私達は、約80M・90M・100M・110M・120Mと正確にクラッシュせず繰り返し投げることが可能です。遠投競技のように一瞬で全てを出し切るような投げ方はしません。
それは「スタンス」と「ホーム」による基本的な機械的動作で竿とリールを制御する技術を持っているからです。
この繰り返される動作に望む飛距離に対しスプール回転も同じ回転を繰り返してくれて、これに使う仕掛けが受ける抵抗をくわれてサミングの強さを導き出します。導き出されたサミングの強さは、望む飛距離へのパワーを変えない限りほぼ同じ強さになります。
殆どの場合、仕掛けの受ける空気抵抗よりスプール回転が速くサミングで制御する必要があり、遠心ブレーキはとても役に立ちます。遠心ブレーキを二個だと初速に強いブレーキを掛けてくれますが、サミングにより仕掛けの飛ぶ速度に回転を合わせても軽いブレーキが掛かり邪魔になるので遠心ブレーキは一個でオイルも付けています。
 
「投げ方のフォームとしては、竿を少し低めに構え、左足をまえに踏み出すと共に左手の竿尻を少し上げ、左足の着地と同時に右手を押し上げ、左手を引き付けるような投げ方です。」
基本は「スタンス」と「ホーム」です。
「バージョンアップ編」についても、実は基本の「スタンス「と「ホーム」を理解できないと手足の動きがバラバラになり難しい投げ方なのです。
私達の投げ方は、多くの釣り場に対応する為に竿をなるべく立てに振る投げ方で、クーラーに座ったままでも90Mから100M近くの飛距離を出せる投げ方です。
サミングを行う指は、スタート直後にも絶えずスプールに触れるくらいの位置にあって、竿を振るのは「フルスイング」ではなくて「押す」の意味がご理解頂ければ何か?掴めるかも?知れません。
 遠投師


 2010年4月30日
いつも拝見させてもらっています。
何十回となくウキに関する記事を読みました。
その探究心はすごいですね。
私も自作ウキにはまっているのですが、鹿児島の方には軟質発泡材がなく、
紀南釣具センターから取り寄せようと注文しているのですが、
遠投師さんのウキ塗装のページに、市販の軟質材では、
気泡が小さく、コーティングできませんとありましたが、(シーラーで)
遠投師さんは、どんな軟質発泡を使っていらしゃるのですか?
また、どこで入手できますか?
是非教えて頂けないでしょうか?
よろしくお願いします。
 こんばんは遠投師です。
ご質問について
軟質ウレタン素材についてのご質問ですが、普通に浮きを作成するのであれば釣具店にて販売される素材で大丈夫ですし素材も削るだけで表面も綺麗です。
私が軟質素材の「硬質化」を考えたのは、浮きのボディーの空気抵抗を軽減する為に表面を塗装により処理しようとしたのですが、軟質ウレタンは硬質の物より気温の変化による伸縮が激しく、ウレタン及びエポキシ塗装でも表面だけの塗装では膨張によるひび割れや低温によるシワが発生したからです。(正確には、浮きへ塗装をして空気を閉じ込めた季節を0として考えますが、心棒の上下から使用上亀裂が発生し空気の出入りが有ると考えています。)
気温による塗装の変化を止めるには塗装を厚くする必要があり結果、浮きが重くなってしまいます。
浮きの重さについては、ただ単にカゴと一緒に飛ばすのであればあまり浮きの重さには拘る必要は無いと思いますが、ハリスの絡みなどを考えてカゴからある程度の間隔で着水を考えた場合、釣り人の技量による仕掛けを投げるスピードや風向き、使うカゴの形状などの条件により浮きの形状や自重が影響します。
浮きとカゴとの間隔を保つ為には、浮きは軽く作りその形状で環境に適用させようと考えた結果です。
それでは本題です。
釣具店で販売される資材は、気泡が小さくその為削っても綺麗です。しかし硬質化には塗装の下地処理剤(シーラ及びプライマー)を染み込ませる必要がありますが、気泡が小さく下地処理剤が表面しか染み込まず温度の変化に対応できるまで硬くなりません。
私が使う建築関係で使われる「バックアップ材」は素材の気泡が大きく軽くなっています。(芯の穴は有りません。)
気泡が大きい分、塗装の下地処理剤の硬化が厚く形成されます。(但し、表面は凸凹が目立ちます。)
硬質化処理後にエポキシにて表面を滑らかに塗装しますが、厚い塗装を防ぐ為に下地処理剤の撒布作業と研磨作業を繰り返し行います。
浮きの羽に穴を空けたのは、塗装で重くなった浮きを少しでも軽くする為です。(穴は19mmです。飛距離約70mくらいから穴は確認できず、他の浮きと変わりなく確認できます。)
建築関係で使われる軟質素材は、まれに他の目的などでホームセンターや東急ハンズなどにもありますが、サイズ的に大規模な建築にしか使わないサイズなので入手が困難かと思われます。
「バックアップ材」として取扱いのあるお店(建築金物店やホームセンター)での取り寄せは可能だと思いますがロッド発注で60本から80本単位(1本2m)となり数万円掛かると思います。
建築関係で使われる素材はサイズは細い物から60mmなんて太い物も有り、こちらもサイズにより気泡の大きさが異なり太い物は気泡が大きく表面が凸凹が大きくなり滑らかな表面の浮きとしては使えません。出来れば30mmから35mmくらいが限界だと思います。
 遠投師


 2010年4月28日
いつもホームページ拝見させて頂いております。
初めまして!埼玉県草加市に住むものです。
2007年7月号の磯・投げ情報に記載されていた「遠投カゴ釣りの世界」を
見てからずっと両軸遠投にあこがれてきました。
で、近日中に竿を購入しようと考えてます。
(リールは6500CSロケットクロームUを既に持っています)
質問なのですが、2010/4/24に質問されている方への遠投師さんの回答で
「がまかつもカゴスペVを出しましたが、細く短く軽くなり期待していた竿のバネに
はがっかりしています。」
と記載が有りますがカゴスペVはまったくダメなのでしょうか?
遠投師さんのがっかりの度合いが知りたいです。(変な質問ですみません(笑))
カゴスペUに比べて若干初心者向けになったと言うくらいですかね?
それとも超遠投にはまったく向かない竿になってしまいましたか?
若干初心者向けになった程度でしたら、ずっと憧れてた竿なので現品を伸ばして
見て扱えるか確認して購入しようと思いますがどうなのでしょうか?
私は両軸によるカゴ釣りは初めてなのですが両軸は使っていた事は有ります。
(竿の長さも投げる物の重さもかなり違いますが)
カゴ遠投用の硬い竿は扱い難いと聞いてますが、これまでスピニングですが
5−5.3の竿で頑張ってきたのでなんとか練習して慣れようと思っています。
 遠投師です。
ご質問について
あくまでも個人的な意見です。
とある釣具店に入荷したカゴスペシャルV4号5.7を箱から取り出し伸ばして見ましたが、素振りをすることなく再度箱へ仕舞いました。
おそらく楽に投げて80から100mの飛距離を出せて、110mオーバーの可能性もあると思いますがその耐久性に疑問がありました。
やはり腰が柔らかいのです。
私の経験から言うとカーボンの竿は使い続けると腰が柔らかくなってしまいます。遠投に使う竿は、柔らかくなった竿の一部分が折れてしまい新しいパーツと交換すると、交換した部分が硬く他の部分に負担を与えて折れてしまいます。(私的には古くなった遠投竿のパーツ交換は無駄と言っていいくらいで、もう怖くて力を入れて投げる事は出来ません。)
これまでの「がまかつ」の竿には、重量感はあれども折れずにねばり強く、長く使えるのでとても信頼していたのですが今回ばかりは、、、、
 
竿選びは、個人の体力に合った物が良いのですが「遠投」とは何処まで?投げて「遠投」と定義するのでしょう?他の人によっては良い竿かも知れません。
今のところカゴスペVの購入は考えていませんが、新しい竿は実際は使って見ないとはっきりしません。
4号6.2mは良いかも?知れませんしね!でも新たな技術で?自重が下がり(軽くなった)??として価格も下がりってありでしょうか??(短くなったから?)
 
おまけ
ダイコーの槍雅4号585は実際に投げてみました。(SBTチームメンバーが購入の物を借りて)
こちらも、これまでの遠投竿に比べて軽く感じましたが、継ぎが少なく竿の張りには良い感触を覚えました。
当日は、実釣で3号6.3Mを使っていて竿のバネにタイミングが取れず45度には、なかなか上がりませんでしたが4・5回投げるうちに上がりしかり押し込めば飛距離は出ると思います。(竿の軽さには石鯛釣りのせいで竿の「重量感」に信頼を持つ私も驚きでした。)
最終的にバージョンアップで投げましたが120Mはオーバーしたと思います。(追い風参考の目測の飛距離)
 
カゴスペVも槍雅も飛距離と耐久性は良い方も悪い方もまだまだ未知数です。
釣具メーカーさんの開発と商売的目論見に「両軸遠投の竿」として答えを出すのは私達釣り人です。
 遠投師


 2010年4月24日

はじめまして。今回初参加を希望致します。
以前メールにて遠投師さんに、遠心ブレーキの向き等でご質問させて頂いた者です。
アンケートは下記の通りです。
【特に聞きたいこと】
・遠投に拘った竿の投げ方について
両軸を初め1年4ヶ月が経ちますが、無風状態で飛距離140m超えがなかなか達成できません。
より遠くに飛ばすには、リール改造では無く、竿の反発力を最大限に使って、カゴに動力を与えることだと思っております。
チューンリールでの高回転による初速の膨らみはサミングではコントロール出来ないと考えているからです。
サミングで失われた回転は取り戻せないと考え、自分のリールの設定はノーマルグリーンのノーサミングが基本となっており、竿の振りの強化を重点的に行ってます。(多少はサミングをするときもありますが)
カゴに動力を伝えるのにもっとも有効な竿の軌道は瞬発的な縦振りと思っていますが、両軸特有の振り幅が狭い投げ方で、パワーのある人が投げた場合、現行の竿では耐えられないと考えております。
 これは諸先輩からの経験談によるものです。
上記を踏まえ、私の投げ方は、竿の軌道をサイドにし、竿の振り幅を広くした遠心力投げです。しかし、フィニッシュでの穂先の跳ね返りが酷く、カゴスペUは二ヶ月で1・2番がふにゃふにゃになってしまいました。
穂先の跳ね返りを防ぐには、振り過ぎないよういかに後方で竿を曲げ切るかを今後の課題としております。
【特に見たいもの】
・カゴ(カゴの空気・水抜き穴箇所、個数、水圧の影響について)
カゴ作りにおいて、釣れないカゴを避ける為の優勢順位として、
@餌が確実に出る
Aコマセが棚で出る
Bより多くのコマセを入れる
としています。
一番懸念していることが、深棚で水圧によりカゴが開かないことです。
浮力体を多めに入れたり、水圧を軽減するために上カゴと下カゴの遊びを多くしたり、カゴの穴明けを多めにしたりと試行錯誤しておりますが、ジレンマから中々抜けだせずにいます。
遠投師さん達大先輩の投げ方、仕方等の考え方を是非参考にしたいと思っております。
当日を楽しみにしております。
よろしくお願い致します。

 遠投師です。
「100Mオーバーの振れ合い!」へのご参加を受付いたします。
初めに、この「100Mオーバーの振れ合い!」は両軸遠投カゴ釣りの普及を目的としております。「釣り」ですから遠くのポイントを狙い楽しい釣りが出来る事を願っています。

140mの飛距離を目指してですね!しかし、現状の道具や仕掛けでは難しいと思います。 お考えのようにリールの改良よりもパワーと仕掛けへの空気抵抗の減少が必要です。
投げるホームのお写真を拝見したところかなり横投げで、釣り場を選ばないといけないホームです。
飛距離を望む為に作られたホームのようですが、私達がご指導申し上げるのは多くの釣り場で使えるホームで竿はなるべく立てに振るホームになります。(ご指導申し上げるホームが参考になるか不安です。)
また、他のネットでも140mオーバーが話題になっているようですが私は130mくらいが限界だと思っています。計測には様々な機器をお使いのようですが地上での実測でないと会話に不安ではありませんか?
例えば、130m投げたとして糸ふけの計算を一辺の長さ130mの正方形を作りこの対角の長さ、一辺が等しい正方形の対角の長さは、一辺の約1.5倍ですので、約195mの道糸がリールから出る計算となります。
現実には、正確に45度に仕掛けが上がっているかも?分かりませんので、あくまでも参考の計算としても6号の道糸が200m一杯に巻いて220mですから140mオーバーの飛距離は現実のものとは考えにくいと思います。(140mの遠投後はリールに道糸は残っていないとお思います。)


普及活動を始めた当初から予測していた「競技性」ですが、飛距離(あなたは何m?)による「勝ち負け」ではなくて遠くで釣れるポイントを探し魚を釣る。自分がその釣れるポイントへ飛ばせるか?が大切な部分で「何m?」でないのでは??
遠投を楽しみとされる方々も、釣りを楽しみにされる方々もフィールドが同じなので互いに気配りも必要かと思います。

カゴ釣りの飛距離による競技性については、各釣具メーカーさんが動いてくれないと難しく、ようやく100m超えの遠投ができる竿の販売が広まってきたばかりですから、まだまだ時間が掛かると思われます。
今回、、ダイコーさんも竿の販売を始めました。
がまかつもカゴスペVを出しましたが、細く短く軽くなり期待していた竿のバネにはがっかりしています。これも一部の超遠投ユーザーよりも多くの人に竿を買って貰う為だと思います。(ダイコーの竿はなかなかお勧めです。)


カゴの形状については、遠投とはまったく関係の無い魚の習性のお話から始まり、潮の速さでカゴの動く部分(上下に開くとか)に影響が出てしまうのでこの対策などが有り、遠投には穴は無しでしっかりコマセは出る物などなどあります。
水圧でコマセが出ない?とは考えた事はありません。蓋が開きコマセ全てに海水が入ればコマセを出す事に圧力は無関係では?
棚でカゴが開かないとすれば、下蓋に空気が溜まっている(ヤマシタカゴ)か?コマセを詰め過ぎてしまいコマセ内の空気が上に抜ける時に圧縮された?とか?上下に開くカゴは潮が早いと上のカゴの浮力が潮に負けて閉まってしまうとか??です。
この状態を解消してくれるのが「一発カゴ」で私もよく使います。
実際には、全てが見て確認した事ではないのではっきりしませんが、あれやこれやと悩み作り釣るのも楽しい釣りの一部です。


 2010年4月16日

こんばんは、始めまして。ぼくは、中学2年で西伊豆に住んでいます。両軸の遠投に出会って3年目になります。

さっそく質問なんですが、どのようにしたら一発カゴがうまく作れますか。作り方とコツを教えてください。

 始めまして遠投師です。

ご質問について

このカゴは簡単には作れないのが唯一の欠点ですね。

まずパーツとして頭の網と胴体のリング、そして下蓋。

夫々のサイズが合うものを探すのがポイント

遠投に使うのであれば、優先すべきは下蓋の形状、半球状の物を絶対に選ぶ

スプーンや錘を溶かして使うと半球状でなくなる。着水時に蓋が開きやすいがその反面、空中では空気抵抗を受けてしまい水中では棚まで落ちる間に回転するなどしてハリスが絡む危険がある。

空中での空気抵抗については理解して貰えると思うが水中での回転の理由は、下蓋を開くフックの遊びにある。

仮に下蓋をスプーンで作ったカゴだとして、下蓋は着水時の抵抗でフックが外れるように予めスキマを設けてある。

投げる時の空気抵抗を考慮してフックを外すスキマは、コマセを詰めた時点で一番空気抵抗の少ない状態でスプーンはセットされるが着水した時点でフックが設けて有る方が傾く事になる。この傾きが水中を降下するカゴに傾いた水の抵抗が生まれてしまいハリスが絡んだりする。この蓋を半球状にする事で遠投性と水中でのカゴ状態を確保できる。(近場で浅い棚の釣ではあまり関係ないかも?)

 

では、「簡単に」との事なので少しアドバイスをしょう!

基本は下蓋のサイズで、このサイズに合うステンレスのパイプがなかなか無い。これは、企画的にスプーンはすくえる容量で作られ、パイプは殆どがインチサイズで作られているからだ。

これには厚み0.3mmのステンレス板を利用してスプーンのサイズに合わせてパイプを作るのが早い。好みの長さに短冊状に切って理想より小さい丸棒に巻き付けて型を取り手で徐々に大きくしてスプーンのサイズにする。(ハンダののりしろは5mmあれば良い)

ここで注意点として、0.3mmと薄い板なのでハリスが傷になる。ハリスが触る下蓋の周りは板を予め折り曲げておくか、1.4mmくらいのステンレス棒を板で作ったサイスに丸く曲げておき入り口、ギリギリにハンダしてハリスを保護する。(写真1)

 

頭の網は、サイズの合う既製品のステンレス製網カゴを利用する方が早い。(写真2)

もし、面倒でも自作するのであれば下記を参考にして傘状に骨組みをして作る。(参考資料は「渚の遠投師作」)

http://entousi.web.fc2.com/aidea-3simizu1.htm

自作で頭の網を作る場合、骨に巻きつけるステンレス棒は釣具店にある物ではなくホームセンターにてステンレスの針金で作ると長さも50cm以上あり網目の大きさも自由になり簡単。(釣具店のステン棒より格安)

針金は強度の問題もあるので1.2mmくらいの物を使うと良い。これもステンレス板と同じ様にやや小さめの棒に巻き付けてラセンの型を取ってから徐々に広げて使う。

利き腕が右の人は針金のラセンの巻き方向は左巻き、何故か?って?針金をハンダで止める時に右利きの場合、右でハンダコテを持ち左手で針金を押さえながらハンダするので都合が良いからです。(逆だととても難しいくなる)

 胴体と蓋のヒンジ(蝶番・ちょうつがい)も0.3mmのステン板で作りヒンジ棒は着水の衝撃でとても力が掛かるので1.6mmのステン棒を使う方が良い。

 あと、ロケットカゴを利用した物もあるので参考にしてください。(但し、近場用のカゴです。)

http://entousi.web.fc2.com/aidea-3simizukago2.htm

 ちなみに、参考資料としたリンクは「遠投師の部屋」の「発見素材」の一番下の方に公開されています。

結局、あーしても、こーしても、けっこう手間の掛かるカゴです。完成品を高価な値段で売りたくなる気持ちも分かりますが

自作すればかなり格安ですし物を作り出し自分で使うのはとても楽しいものです。

頑張ってください。


 2010年4月13日

アブ アンバサダー 6500C3でも

遠投カゴに対応できるのでしょうか?

 遠投師です。

ご質問について

80mくらいの遠投は可能です。(スプールに錘をまくとかで100m近くは可能)

しかし、製品にかなりのバラつきが有り大きな音が出る物やスプールから振動が出たりする物もあります。

これはリール自体が「遠投」の企画に無いからです。価格に見て分かるように使い方が違うと思います。

低価格のリールで「遠投」を望むのであれば、せめて上の6500c(黒のビックゲーム)が必要でしょう。

6500cはベアリングの交換をすれば100mの遠投が可能です。(製品のバラつきもやや少ない)


 2010年3月25日

リールですが、シマノかダイワ製を使いたいのですが、お勧めのリールはありますでしょうか?アドバイス頂けたらと思います。お願いいたします。

 遠投師です。

カゴ釣りで、遠投を目的としての選択でしたら、双方ともお勧めはいたしません。

理由として、距離が出るか?出ないか?では無く、リールが持つポテンシャルの問題です。

ダイワさん、シマノさんのリールは精密で多くのベアリングが使われており滑らかな回転を生み出し、こそこの遠投は可能です。

しかし、100m以上の遠投に対しその持続性には疑問があります。(私も突き詰めて二社のリールを使い込んだ訳ではないので断言はできませんが)

100mを超える遠投を持続させるには、ノーマルのままではダメなのです。車に例えるとレースマシーンの様に絶えず駆動系のメンテナンスが必要で、古くから両軸遠投競技用としてそのポテンシャルを磨いてきた二社(アブとペン)のリールが好まれます。

世界の両軸遠投競技ではアブのリールが90パーセント以上の使用です。(270mオーバーです)

 通常の車のエンジンの回転数は、1分間何千回転と表示していてアイドリングが800回転くらいからレッドゾーンが7000回転くらいです。

両軸での遠投でスプールの回転はおそらくF1マシーン並みの1万回転近くに達しています。

回転を助けるベアリングは大切なものですがベアリングは、強い付加(重いとか捩れ)を滑らかに動かす為の物でこれを高回転に使えば、摩擦接点の小さい部分(ボールとその接するリング)は磨耗が激しく絶えずオイルが必要になります。オイルもグリースの様に硬いと抵抗になりサラサラでは早期にオイルの効き目が無くなります。

私達が、釣具店から購入するリールは一般的な用途で使うようにセットされていて(ディーラーから購入する一般自動車)100m以上を持続して投げられるセッティングではないのです。

ダイワさんやシマノさんのリールも研究して、その持てるポテンシャルを引き出せば使えるリールなのかも?しれませんが、価格も安く駆動系にベアリングが2個と構造が簡単に作られているリールをお勧めします。

 遠投師


 2010年2月16日 初めまして 遠投師さん
 両軸遠投の飛距離に心を奪われて早速 スピニング〜両軸以降しています。
 私のスペックは がまかつカゴスペシャルU 5.8にabu6500cs RocketにラインSeaguar遠投磯6号カゴ(90g)ロケット ウキは(PEウレタン)遠投師さんの自作ウキの様な(先端から羽に向かって徐々に太くなって本体に羽の一部が入っています)。を購入・使用Seaguar遠投磯6号を使っているのですがバックラッシュをすると
ラインが変形する為ネットで良いラインが無いか調べていた所 ハシモトラインがいいことが分かり購入することにしました。
その時、ハシモトさんにウキの浮力が強いのか さかなの当りが分かりにくい事を
お話した所ウキの事は、良く分からない為遠投師さんに聞いて見てはどうですかと紹介していただきました。
そこで、早速メールを入れさせて頂ました。
宜しくお願いします。
 海面での浮きの状態は、羽から20mmぐらい、ウキの本体が見える状態です。
波の上下により、ウキが大きく動く為大きな当りしか分からないような気がします。
私の気のせいでしょうか青物ならいいのですが。
今までは、棒ウキを使用していた為(12号)、当りが良く分かりました。
カワハギの当りにも反応していたようです。
 本命は鯛!棚は80〜100m先の棚が15m〜30mの鯛狙いなのです
飛距離を落とさないで当りの良く分かるウキが有れば紹介していただけないでしょうか?チョット欲かな!?ウキを自作してみたいのですが・現在は無理です。
将来は自作を考えては居るのですが。 ^^j
 もう一つ
abu6500cs Rocketが一台は新品を購入一台は中古を購入したんですが。
中古のほうが、巻上げ時(ウキ&カゴの負荷のみ)ハンドルを放すと逆回転してしまいバックラッシュするんです。ドラッグはライン6号に対しては、少し緩めです。
新品は、同じにしているのですが、逆回転しません。
 分解して見たのですが、悪いところは無いようにも思うのです。原因は何なんでしょう教えていただけないでしょうか
宜しく お願いします。

 遠投師です。

ご質問について

まず「感度の良い浮き」についてですが、浮き止めから下の仕掛けとリールから出た道糸の浮き止めまでを切り離して考えてっましょう。

確かに棒浮きに比べて丸型(棒浮きに比べて浮力を集中させた浮き)は魚が餌をかじる当りは取れませんね、棒浮きは浮力が微妙ですから魚も餌を咥えてもあまり違和感を感じないと、思われがちです。

しかし、カゴ釣りで釣れる魚の実態は全て向こう合わせの釣りです。

たまに「ポコン!」と浮きが入って魚に餌だけを取られる時がありますが(棒浮きの場合はじわ〜と沈み、スーと出てくる)、これは魚が針先が刺さらず餌だけをかすめ取ったからです。(フグやカワハギ系統は水中でホバーリングで餌を食べますがそれ以外は必ず泳ぎながら餌を吸い込みます。)

針の種類や大きさが、餌を食べに来た魚に合わないので「ポコン!」となります。ではこの「ポコン!」にビシ!と合わせをくれれば魚が掛かる??かも知れませんが、遠投カゴ釣ではPEラインを使わない限り無理なのです。

その訳はナイロンの道糸は伸びるからです。

飛距離を80Mで浮き止めから下を20Mとして合わせて100M、この100Mはどのくらい伸びると思いますか?

私も実際に測っていないのでなんとも言えませんが、遠投をしていて浮きが沈み、原因は根掛かりだった!経験ありませんか?

浮きが沈んで魚だ!と思って糸吹けを巻き取り合わせたのに何も反応が無く、しばらくリールを巻き続けてやっと地球に針掛かり!と気づきます。つまり、かなり道糸は伸びていて竿と手に相手が何かを実感するにはかなり道糸を伸ばす必要あるのです。

「ポコン!」で「ビシ!」と合わせても瞬間的に魚に針を刺すだけの力は与えにくいと考えています。(フカセ釣りの様に近い釣りではないから)

 私は、カゴ釣はカゴから下で釣りをしていると考えます。カゴのタイプでコマセの出し方を考慮し、ハリスの長さ針の種類サイズでカゴから出たコマセに付け餌を同調させて魚を欺く!うっかり針を加えた魚はカゴの重さと水の抵抗で自分が素早く動くから針が刺さる。浮き止めから下の道糸はカゴの重さで予め伸ばされているので直ぐに浮きに変化が出てしまうのです。

「遠投」は「カゴ」が釣りをする場所を与える技術です。

 

だからと言って、浮きは何でも良いと決めてしまえば楽しみがなくなります。棒浮きは波ウネリが無い時に使うと、とても楽しいし遠投にも有利です。狙う魚によっては誘いながら釣るには、ウネリがある時は浮力のある浮きを使い誘いをウネリが自動的に行ってくれたりもします。(真鯛は誘い釣りが良く、浮力のある浮きが有利です。)

注意!として、カゴ釣りには「合わせ、はいらない」のではありません。「合わせ」は確実に針掛かりを確認する意味で必ず必要です。

浮きにも一長一短あり、「遠投性能」や「誘い」、楽しい「超敏感浮き」などなど、あれやこれやと考えながら作り使うのも楽しい釣りの一部です。

 

中古リールの逆転については、クラッチが繋がったままでハンドルも同時に逆転するのでしょうか??(不意に竿をシャクルとハンドルが逆転して道糸が出てしまいクラッシュする?)

もしそうであれば、ハンドルの付け根のベアリング「インスタント・アンチ・リバース」がダメです。

ここはHPの「メンテナンス」に「注意!」として記載してありますが、ハンドル用に一方向しか回転しない特殊なローラーベアリングが使われています。仕組みとしてローラーの一端にスチール製の板が入れてありこの板が逆転時に食い込んでローラーが回らないようになっています。ローラーはステンレスですが板は鉄なので錆びてしまいメンテを怠ったり、強い衝撃(投げている途中にクラッチが戻ったりなど)を与えると板がローラーの回転を制御出来なくなります。板もステンレスにすれば耐久性が上がるようにも思えますが、同じ金属で硬さが同じであれは滑ってしまうだろうし(車のディスクブレーキのパットと同様)

本来、アブの製作企画以上の使い方をしている我々にも問題があり、アブの企画された耐久性を考えてメンテして使うしかないのが現状です。(HPのメンテ:http://entousi.web.fc2.com/-riru-mennte.htm

このハンドルの付け根のベアリング「インスタント・アンチ・リバース」はハンドル側のプレートに固定されていて残念ながらベアリングだけの交換が出来ません。

プレートそのものの交換となります。私はクロームを一台交換しましたが、たしか¥7.800くらいしたと思います。(ロケットの種類で多少値段は変わると思われます。)

 注意!

例外として、初期型のロケットはこのハンドルの付け根のベアリング「インスタント・アンチ・リバース」は装着していません。(もう10数年前で新品は無く中古も殆ど無いはず)もし初期型のロケットの場合、他のパーツが原因なので再度連絡頂ければご説明します。

回答のほど、有難う御座います。 m(__)m
2月11〜14日まで生まれて始めてのスピニングに頼らないBロッドでの釣りを楽しみました。
今までとは、違う・飛距離に驚きました。
7人ほどの波止での釣りでしたが、飛距離での優越感を感じたのは初めてです。でも、遠投師さんの書き込みにも有った様に、周りの人より飛ぶ為・沖の潮が早く手前のウキに迷惑を掛けそうなので早めの引き上げになったのも確かでした。
でも、カゴ遠投は辞めれませんね!
 今まで、棒ウキを使用していた為、当りがとりにく合わせのタイミングが難しいので
やっぱ!飛んでも当りが分からないのでは、Bロッドでの釣りは、ダメなのかなと不安を感じていたんです。高価な竿を購入したのにね!(笑)
そこで、遠投師さんに 教えて頂いた次第です。目からウロコが取れたようで、ホットしました。ウキに慣れる様に頑張って行きたいと思います。
自作のウキも作って見たいと思います。時間はかかると思いますが。
 ウキもカゴも購入すると高くつくんですよね〜
今回も、2回ほど飛ばして。1万円近くが海に消えてしまいました。(泣)
 素朴な質問ですが。
回答にPEラインの事がかいて有ったのですが。
なぜ、カゴ遠投では、PEラインを使用しないのでしょうか?(ナイロンラインを使用している)私もネットでの情報しかなく、ナイロンラインを使用しているのですが
当りも、ダイレクトに分かるのし!合わせもダイレクトに伝わるのね
 遠投師さんの回答でハンドルが逆回転するのも分かりました。ワンウェークラッチの不良だと思います。安く購入しても、パーツの交換に費用がかかるのでは、新品の購入を考えなくてはいけないと思います。
 親切な回答を有難う御座いました。

 遠投師です。

ご理解頂いてよかったです。

ついでにもう少しカゴ釣りを楽しくする為にお話しておきます。

先にお話したようにカゴ釣は浮き止めから下のカゴから出るコマセ、そのコマセが潮に流れて行く中に付け餌が有る。と、想像して釣りますが、実際にこの状況で流れているのはほんの僅かな時間(1分かあら2分くらい、時間はカゴの形状や潮の速さで変わる。)

浮きから下の仕掛けは、竿先から道糸で繋がれているので、糸吹けに掛かる潮や風の抵抗で浮きから下の仕掛けは、潮の流れに忠実に流れない事が殆どだからです。

竿先に道糸が繋がっている仕掛けは、潮の流れに反れてしまうので、なるべく糸は送り出し仕掛けにテンションを掛けないように流すと良いのですが、かなり糸吹けが出ます。

カゴが棚に着いて針が外に出たとします。カゴからコマセも出てハリスが潮に乗って真っ直ぐ張りました。このへんまでです。この後、針は金属で重いのでコマセとは別の動きをしてしまい、餌取などに攻撃を受けてしまいます。(だからシャクリや誘いを掛けて針をコマセの中に引き戻します。)

 釣りの組み立ては、まず餌取の居る水深を探します。海は水深によって水温が変化していて釣行の時期に狙う魚の習性を考えて探ります。餌取が居る水深は本命の最中も口を使い釣れる確立が高くなるからです。

 釣りをしていてよく、餌取が多い時にず〜っと流す人がいますが、これは釣になっていません。付け餌を取れれてしまえば魚は釣れないので、カゴから出た付け餌がどのタイミングで取られるか?時間を計り、取られる時間が来たら仕掛けを回収して手返しを早くしましょう!そのうち付け餌が残ってくるようになります。

何故?かは、手返しを早くする事でコマセが効いて餌取がビックリしてカゴに近づけない魚が寄って来るからです。

一人でカゴ釣りをすると、けっこう餌を使う釣りです。(私は普通コマセは6sくらいで沖磯や遠征すると10〜15sくらい使います。)

カゴ釣りはポイントとコマセの量が決め手なので仲間や大勢がいる堤防などで協力しながら楽しく釣るなのです。

 PEラインの使用についてのご質問

両軸リールの良さは、スプールが回転して道糸を「押し出す」から良いのです。

PEラインは柔らかく張りが無いのでこの「押し出す」事が出来ずラインが少し膨らんで来ると直ぐにクラッシュしてしまいます。

PEラインにも張りのある「ファイヤーライン」が有ります。これは殆どナイロンと同じ感覚で使えますが、やはりあまり道糸を膨らますとクラッシュします。クラッシュすると50ポンド(ナイロン5号の太さ)のラインでも簡単に切れてしまいます。クラッシュで切れた50ポンドの衝撃がリールのスプールへ掛かり、けして良いことはありませんので、PEラインは遠投を控えて絶対に膨らまないように投げるか?使用しない事をお勧めします。

一部例外として、50ポンドの衝撃に耐えるリールは別ですが??

 今回は、とても丁寧な対応をして頂き有難う御座いました。
頑張って!ウキ&カゴに挑戦してみようと思います。
 


 2009年11月11日

初めまして、 今年から両軸遠投カゴ釣りを始めました。

 何とか今は市販のウキと試作のカゴで70〜90近く飛ぶようになりました。

 バラつきはありますが、そこで質問ですが、今はシマノのEV 4号−530 アブ 6500CS クロームを使っています。

 これからは自作のウキとカゴで行こうと思いますが12号の錘で100以上飛ばすのは難しいでしょうか、竿はがまかつのカゴスペの3号か4号の630に買え替え予定です。 12号で100m以上飛ばせれば3号の予定です。

 みなさんは何号位の錘を使用してるんでしょうか?

 どうか教えてください宜しくお願いいたします。

 遠投師です。
ご質問について
100mの遠投を望むのであれば、15から18号の錘を付けたカゴになります。皆さんほとんどそうです。
シマノのEV4号−530で6500CSであれば15号のカゴで100mの遠投が可能です。ただ、竿の信頼性を高めるにはがまかつの竿が良いと思います。
物理的に100mの遠投にはコマセを入れたカゴ全ての重さが20号くらいないと無理のように思え12号の錘では100以上飛ばすのは難しいと思います。
遠投は、飛ばす仕掛けが持てる動力つまり重いほど動力が持続し引力に勝り飛びます。仕掛けには道糸が繋がっていますので強いパワーだけでは無く仕掛けを自由に飛ばせる事の出来るサミングの技術も必要ですし、仕掛け自体の空気抵抗を減らす工夫も必要です。

竿については、がまかつのカゴスペUシリーズなら問題ないと思います。100mを目指すのであれば20号の錘負荷の持てる4号の6.3か5.8mです。


 2009年11月2日

はじめまして。
新潟でフカセ釣りをやっている者です。

 両軸リールの遠投カゴ釣りに興味がございましてこれから始めようと考えています。

 こちらのサイトを拝見させて頂き、初心者にも とても参考になりました。

どうも有難うございます。

 現在、道具を探しています。

昔になりますが石鯛の遠投釣りをけっこうやっておりましたので、両軸リールで竿を押すことや45度で止めることなどだいたいわかります。歳で体力もおちてきましたが上背があり(187)、毎日軽い筋トレをしていますので並みの体力はあるかと思います。少し前から石鯛竿や物干し竿(笑)で素振りも始めました。

 さて、道具のチョイスですが石鯛をやっている頃、知人のアブ7000Cなる物で投げたことがあったのですがレベルワインドに違和感があったり、巻上げスピードがやけに遅く感じた記憶があります。いろいろ調べまして遠投性能を重視して

竿はカゴスペシャルU4−63リールはアブ6500CT  ROCET か CT プレミアム mag エリートかCT mag Pro などを考えています。

初心者にはもったいないといいますか、使いこなせない選択でしょうか?

4-63は、そうとうな技術と腕力がないと使いこなせず、ほとんどの方が

すぐに手放すという意見もききますが・・

リールはCTよりはCSのほうが使い勝手がよろしいですか?

石鯛のなごりでCTのほうが遠投性がありそうだし、すぐ慣れるんではないかと

考えていますが。

遠投師さんは石鯛もおやりになるとのこと、カゴではレベルワインドをお使いですが

このリールサイズや糸の太さになるとレベルワインドが付いたほうが良いですか?

それからダブルハンドルはカゴ釣りに不向きでしょうか?

竿、リールとも これがおすすめというのがございましたら

お教え頂ければ嬉しいです。

 

追伸:カゴスペシャルU4−63(ベイト)は探してもどこにもありませんね。

遠投師さんのお知り合いなどネットワークで、この竿を譲りたい方、ご存知ないでしょうか?

 ほんとうは購入する前に遠投師さんの「100mオーバーのふれあい」に参加して道具のこと、遠投のこと、いろいろご教授頂きたいのですが仕事の関係上週末休みがとれません。でも1度は是非参加したいと思っています。

その時はどうぞよろしくお願い致します。

ちなみに年内はもうご予定はございませんか?

 突然のメールでぶしつけなご質問など失礼が多々ございましたことお詫び致します。

ご多忙の中、お時間のおありの時にご回答頂ければ感謝に絶えません。

 はじめまして遠投師です。

カゴ釣ではレベルワインド付きのCSを使っています。

CSシリーズはCTを含めて回転が良く、道糸も6号と細いので、10000Cに18号の道糸、40号の錘くらいの感覚で遠投が出来ます。ロケットシリーズは他のアブのリールとはまるで違うのでレベルワインドの引きずるような違和感は起きません。

但し、一部(クローム以降の物)ノーマルではなく駆動系のグリースを全て取り除く事が必要です。

お勧めはロケットシリーズのクロームです。クロームはやや回転が上がりにくいので初心者には良いかと思います。(100Mの遠投は可能)回転の良い物はロケットシリーズのグリーンです。

100Mの遠投を行うと、約130から150Mの道糸が出てしまい巻き取りにはレベルワインドは付いていた方が良く高速で長い道糸を放出するにはきちんと規則よく巻かれた道糸も大切な要素です。CTは確かにCSより回転が良いのですが、これは競技用に作られたシリーズで真剣に道糸を一回一回巻き取り使う物で、しかも投げるのは錘だけと言った空気抵抗の少ない物です。石鯛ので言えばサザエの餌の遠投とウニの餌の遠投の差がでます。カゴ釣りの仕掛けの抵抗ではレベルワインド付きのリールでも十分に手に余すほどの回転をしてくれます。

 

竿については、カゴスペU4−63が現在では丈夫で折れる危険も少なく最強しょう。

購入については人気の為にネットのオークションでは殆ど出ませんし、タックルベリーなどの中古屋でもロケットと共に直ぐに売れるそうです。(中古屋ではメールサービスなどで探し物の入荷後3日とは店に展示できないとのこと)

カゴスペU4−63は確かに強固なバネを持った竿ですが、これは上物氏から見た感想で石鯛竿で投げていた経験をお持ちでしたら問題ないと思います。

 リールのハンドルについては、バランサー付きよりもダブルグリップが良く、バランサー付は投げた時に弾みでクラッチが戻る危険があります。しかし、ダブルグリップはルアー釣りオリジナルに設計されており短く、遠投の道糸を巻くには苦しい物で長いハンドルが望ましいのですが、メーカーにすればハンドルを長くする事はパワーを使う事になり重く丈夫な物しか設計しません。軽くバランスの良いロングハンドルは残念ながら私達だけの世界の話で、自作するしかありません。

 機会があれば「100Mオーバーの振れ合い!」是非ご参加ください。この集いは文章では伝わらない部分を伝えるべく行っています。投げる技術はもとより、仕掛け自体も空気抵抗を考慮するなど実際に理解するには必要なものと思います。

しかし、今年の予定は終了してしまいました。この集いは私個人で始めたものですが、現在はチームでの実行となっており今後の予定はチームでの会合にて来年に決定されます。


 2009年7月14日

初めまして。

 広島東部で釣りをしているものです。

 私はカゴ釣りをしていませんが、6500C SHについて質問させて下さい。

 新品で購入し、使い初めからリーリング時にチャリチャリとゆうような金属音しており、釣行2回で遠心ブレーキ部を確認したところ、ブレーキブロックが酷く削られ

 白い粉が大量に発生していました。

 対策等があればアドバイスを頂たく、よろしくお願い致します。

追記

 購入した6500C SHは09年モデルです。

 使用ルアーは20g前後のものを投げています。

 はじめまして遠投師です。

 ご質問について

 できれば写真を添付して頂くと、よかったのですが、、、、

 ん〜、まず遠心ブレーキの磨耗については、ブレーキブロックが接触してブレーキを掛けるハンドル側の部分がクロームメッキなのですが、これが剥がれてブレーキブロックの磨耗を起こす事例があります。

 リーリングでチャリチャリと金属音が出るのは、直接遠心ブレーキの磨耗とは関連せないかも?知れません?

投げる時には異音は無いのでしょうか?リーリングで出る音の場合スプールがフレームに擦る事が多くあります。スプールのヘリに磨り減ったキズは有りませんか?

後は、ベアリングがオイル切れで死んでいるか?ベアリングはシールド(中にゴミが入らないようにフタがある)されていますので異物の浸入は考えにくく有れば不良です。

スプールがフレームに擦る場合、スプールシャフトのぶれが主に多く考えられますが、SHは8キロのドラグに耐えるようにハンドル側でスプールシャフトのベアリング自体を抱えてますのでぶれにくくなっています。

いづれにしても購入間もないのであって、正規の使用であればクレームとして修理へ出した方が良いかと思います。

実はアブとは言え、当りハズレが有り、カップの凹みやベアリングの欠品、オイルの付け忘れなど有ったりしますので注意が必要です。

 ありがとうございます。

 自分のハンドル側の部分はクロームメッキされているようには、思えないので

 メーカーに問い合わせてみます。

 既にクリーニングをしてしまったので、削れカスは無いのですが写真を添付させていただきます。気付かれた点があれば、ご指摘いただければ幸いです。

 遠投師です。

写真を拝見しましたが、とくに原因と思われる所はありませんね。

気になったのは、スプールが黒になっていますね。初期販売からすると企画が変更になっているようです。

遠心ブレーキの磨耗は、熱によるもののようです。当る側がもっとなめらかであれば良い?のかな?

私は、ロケットより回転が悪いので、抵抗を少なくする為に2mmの塩ビパイプに変更してオイルを付けていますので、いまのところ磨耗はありません。

問題は、金属音のほうですね!

あまりお役に立てずすみません。メーカーに問い合わせて逆に何か分かった時は、今後の参考としてお手数ですがご一報頂ければ幸いです。

 御意見ありがとうございます。

 今日メーカーの方に電話をし、症状を伝えたところ。

 『短時間で粉が吹くほどの磨耗は異常ですね、交換対応しますよ。』

 とだけ言われ根本的な原因は、送られてきたものを見てみないと・・・

 と言うようなやり取りで終わりました。

 また何か新しい情報が出てきましたら、連絡させて頂きます。

 

 


 2009年7月7日

6月の三保の振れ合いではお世話になりありがとうございました。

その後、遠投師様のご指導内容を思い出しながら投げ練習をして無風の調子の良いときで90mぐらいは飛ばすことができるようになり実釣もできるようになりました。

しかし、問題が発生しました。

追い風の時に高い頻度で、浮きがカゴに付いて行かない

(浮きが横向きになって速度が乗らない)結果、カゴを失速させてしまいます。

追い風の時になぜ起こるのか原因が分からず悩んでいます。

(ちなみに、スピニングでは同じ仕掛けでもそのような現象はおきません)

、何か心当たりはありますでしょうか?

 タックルは

・リール:ABU 6500CS CROME(道糸6号)

・竿:シマノEV 4-520

・       仕掛:イレクタカゴ(錘15号)、自作浮き(錘0.8)、自作天秤

 こんにちは遠投師です。
浮きの失速について、実際に投げるところを見ないと確実なアドバイスはできませんか、おそらく構えてから瞬間的に竿を押し、ものすごいスピードで瞬間的加速をする仕掛けに対し、スビニングより両軸の方がまだスローなのでしょう。
浮きがカゴから離れる理由はいくつか考えられますが、写真を拝見したところ仕掛けには問題無いようです。

ご質問の場合は追い風もしくは強い横風の場合に、スタート直後の仕掛けの早さがスローな場合に起こります。(これは構えた時も浮きが風になびいていて浮きがカゴの飛ぶ方向になく、スローなスイングでは浮きが風になびいた状態から仕掛けの飛ぶ方向に修正出来ず結果浮きの羽に空気抵抗が生まれカゴから離れてしまいます。(ふと、すぐ近くに投げようとしてスタンスで仕掛けを静止させず乱暴に投げると浮きがふらついた状態になり同じ事が起こる時もあります。)
スピニグの場合上手く飛ぶのは自信を持って竿を振れているか?両軸に比べてやや仕掛けを投げるストロークが長い為に上手く飛ぶものだと想像します。
解決方法としては、常に瞬時に竿を押し、竿を極限まで曲げる事。例えば竿を押して90度の位置まで来た時にはまだ、仕掛けは後ろの静止させた位置でこれから竿のバネで跳ね上げられるように想像してください。(もちろん、スプールはこれまで以上に回転を起こし飛距離も伸びます。しかし、サミングの強さやタイミングの変化が伴います。)


 2009年6月10日

はじめまして!

昨年秋からカゴ釣りに興味を持ち今年3月にリール+竿を購入し

徐々にカゴの魅力にハマッテきています。

 そんななか「カゴとウキは自分で作らないと!」という釣り場で

アドバイスがあり・・・・当HPにたどり着きました。

 非常に分かりやすく説明がされてあり道具・材料を少しずつ買い揃えやっとカゴ改造までたどり着きました!

 ※教えて欲しいことがありましてメールさせていただきました!

ウキのサイズの件です。

既製品のウキを参考に「硬質ウレタン」の40ミリを購入したのですが

長さをどれぐらいにしたら良いかが分からず・・・・

御教授頂ければ幸いです。カゴは12号・15号です。

 

 はじめまして遠投師です。

ご質問について

 私達が主に浮きに使う材料は硬質ウレタンではなく「軟質ウレタン」です。釣具店にて購入できる素材には「硬質発泡」があり、こちらの事でしょうか?

硬質発泡と軟質ウレタンでは、素材の体積に含む空気の量が異なり浮力も異なります。よって、浮きを作成する長さと太さに違いが生まれます。

ちなみに、軟質ウレタンは硬質発泡より素材が含む空気の量が多く30mmの太さで長さが170mmを削って15号用の浮きが作成できます。

また同じ体積で比べた場合、軟質ウレタンは硬質発泡より軽く小さく浮力のある浮きが作れます。

 浮きの浮力について

浮きの浮力は、何処を?基準に作りますか?お風呂の中での浮力?ですか?

実は私もお風呂で浮力を見ますが、やや大きめに作り微妙に大きさや長さを変えて数本作ります。これは海水と真水との違いだけではなく、釣り場によって潮の速さや波の高さで浮き方が異なり、狙う魚によりカゴの形状やコマセの出方の違う物を使うので、これに浮きの浮力が連動していますので一つのカゴに一つの浮きの関係では無いと考えるからです。

 ベテランさんが多くの浮きを持つ意味には、浮力と飛行の状態、狙う物と波と潮の速さで様々な浮きが必要となるからです。(羽の色や夜釣用を入れると大変な数です!)想像を膨らませて色々な浮きを作り、「こ〜かな〜?あ〜かな〜?」と作り実際に使うのも楽しい釣りの一部です。


 2009年5月15日

はじめまして。

 いつもとても参考にさせていただいております。 

このたび、私も浮き作りに挑戦しようと思い、材料を購入しに伊豆のホームセンターに行ったのですが(自宅近く)、なかなか思うようなものが揃わずに困っております。

購入に行ったのはハンディホームセンターです。

以下の材料はどちらで購入したのでしょうか?

 ●ポリカーボネイト板(浮きの羽用)

●パイプ8mm・6mm・4mm(電器浮きの発光体ホルダー用)

 お忙しいところ、大変申し訳ございませんが、宜しければ教えていただけませんでしょうか?よろしくお願いいたします。

 遠投師です。

ご質問について

残念ながら私は川崎に住んでおえいますので、伊豆地区のホームセンターは詳しくわりません。

チームメンバーには小田原や清水地区のメンバーもいて、「ジャンボエンチョー?」とかでよさそうな物を探しているとか聞きます。

あとは、少し高い買い物になりますが釣具店にて購入するか?ですね、(以前の原油が値上がりした時の影響が残っています。)

ちなみに私は東急ハンズにて購入しています。(ABSパイプ8mm×1m¥210、ポリカーボネイト900mm×600mm¥1.580です。)


 2009年4月27日

遠投師さん こんにちは。

以前、稲取 静浦で100M振れ合いでお世話になりました。

かごスペ旧4−63を両軸デビューで購入後、長時間の疲労に耐えかね、以後

グレーダーに変えて釣行していました。

両軸師の話や某釣り具店主催の遠投大会結果を見て、遠投性と大型魚を掛けた後のポテンシャルで再度、かごスペ旧4−63と、最近手に入れたRX4−63をこれから始まる真鯛 青物シーズンで活用したい思います。

そこで、2本の竿を使用するに当たり、超遠投するには、

・カゴは何号(何g)・ウキの錘負荷・総重量何グラム がベストでしょうか。アドバイスをお願い致します。以前、静浦でかごスペ旧4−63で12号のカゴを使用していた際、私の伸びない飛距離を横で見ていた地元の親切な老人両軸師は、「12号ならこの竿(かごスぺ旧3−53)が軽くていい。

4−63やRX4-63を使用している人は20号位のカゴで遥かかなたに投げているからもっとカゴを重くすべきだよ」と教えてくれたのが思い出されます。

 遠投師です。

お久しぶりです。

いつも話す事ですが、地球上の重力と摩擦抵抗は万人に平等ですが、万人が同じ力を持つとは限りませんので飛距離も差が出てしまうのはしかたが無いと思います。

この両軸での遠投は、大物を狙う遠投としてスピニングよりも有利である為に普及活動を行っていて、例えば女性でも少しでも確実にスピニングよりも飛距離が伸びるのが魅力とも言えます。

しかし、100mを超える飛距離を望むのであれば地球上の重力と摩擦抵抗に対抗するそれなりのパワーが必要となります。またこれを競うのであれば言うまでもありませんね。

では、地球上の重力と摩擦抵抗に対抗する事を中心に考える事にしましょう。

仮に、弓矢を手にしたとします。矢を射るには、弓を持つ手をいっぱいに伸ばし、矢を弦に挟んで強く引き放ちます。この時の弓を持つ手はリールを持つ手となり矢を握る手が竿を押す手となります。(弓を持つ手は動いてはいけないリールで、矢を持つ手は竿の限界まで撓らせる手)

矢をどれだけ遠くへ飛ばせるかは?バネの強い弓を限界まで引けるパワーが有るか?です。

人夫々に、引ける弓があり、それはパワーで決まりますが男性が使う弓より柔らかい弓を女性が(女性の引ける弓)引けば飛距離に差は出ますがそれなりの飛距離は出せます。

問題なのは、自分のパワーに合った竿です。確かに4号6.3は飛距離が出ますが体を壊しては、、、、、(当チームにRX4号6.3にて鎖骨を骨折した者がおります。)

 

ご質問につて

 RX4号6.3の錘負荷は22号です。使うカゴには合計で17号の錘を使いカゴ全体で22号くらいにして使っています。(1号=4グラムの計算)

他の竿も同様は計算でカゴを作成して使用しています。

これは、竿のバネを限界まで引き出す為でコマセが入れば25号くらいになり竿の企画に外れてしまいますが、メーカーにも余力はあると考えています。

竿のバネの限界と飛距離の関係は、動力を持続できる重いカゴとそのカゴを投げる時の出来る強いバネの竿を撓らせる事の出来るパワーです。

様々竿のバネを見てきましたが、1年で折れずに残ったのは「がまかつ」の竿だけでした。

 最後に、両軸遠投は「釣」を目的にしていて「競技」ではないと思っています。人より遠くへ飛ばすのではなく、遠くで釣れた(他の方が、もしくは自分の経験で)そこへ飛ばして自分も魚を釣る事が目的であり、また未知なポイントを探す手段だと思います。

遠投の競争も、「普及」を願う私達には弊害ではありませんが、道を分かつ物と思います。

 遠投師

PS:おまけ、両軸遠投の競技 http://www.youtube.com/watch?v=dreoDJ3a6EE&feature=channel_page

 


 2009年4月9日

初めまして!

いつも参考にさせて頂いております。
質問があるのですが
1、自作浮きの発泡材仕上げについて
私は発泡材を火で炙って仕上げていたのですが、釣行時しばらく使っていると水圧によるひび割れ?のような亀裂が発泡材に発生してしまいます。
これを防ぐには発泡材にコーティングをすればよいのでしょうか?その場合どのようなコーティングをすればよいのでしょうか?
2、両軸リールのメンテナンスについて
私は釣行後、メインギアまわりをグリスアップ、レベルワインダーまわり、ベヤリング、Bプレートウォームギアまわり、ブロンズベアリングの穴とまわりに少々のオイルアップを行っておりますが、メンテナンス後、ハンドルを回すと空回りを起こしてしまいます。左右の調節ネジをキツくしめてもハンドルを強めにまわすと空回りしてしまいます。これは何故でしょうか?道糸を仕掛けにつなげれば空回りはしないのですが、、。これは問題ありますか?問題ある場合の対処法をお教え願います。
 3、遠心ブレーキ取付け向きについて
遠心ブレーキ取付け向きは影響するのでしょうか?現状、6個の突起部の面合わせ側をハンドル側に合わせいます。
 4、竿の腰について
私はシマノブルズアイ4-62を使用しておりますが、購入して半年後辺りから、竿が柔らかくなった、腰が抜けた感じがします。竿の錘負荷を越え、思い切り振り回していた事が原因と考えておりますが、竿のランクを上げれば回避できることでしょうか?例えば、がまかつカゴスペシャル2ならば腰が抜けにくいのでしょうか?
両軸カゴ釣りを始めてまだ間もない為、初心者の質問でありますがご回答頂けたらと思いメールさせて頂きました。
よろしくお願い致します。

 遠投師です。
ご質問について
まず1.の浮きの表面についてですが、水圧よりも水温や車内などの素材に与える温度の変化による膨張が原因かと思われます。ウレタン発泡は形を形成する体積に多くの空気(空気の泡が大きい)を含んでいるので、硬質発泡よりも軽いのです。柔軟性のあるウレタン素材だから可能になった構造ですが、気温や水圧による空気の膨張・伸縮が起こりひび割れ現象が出てしまいます。これは、表面に厚くエポキシを塗装してもひび割れは起きてしまい、年間を通して考えると空気を閉じ込めた時期(季節)の変化も影響していると考えています。エポキシ塗装を厚く素材の伸縮を抑えるくらいに塗ればある程度は抑えられますが、浮き自体が重くなり飛距離に影響が出てしまいます。
この件については、先頃「遠投師の部屋」へ「浮きのボディーを硬化させる!」として公開していますのでご覧ください。


2.については、遠心ブレーキのプレート(黒いプラスティック)にピニオンギアが噛みスプールを回転させるピンが二本埋め込まれていますが、このピンにピニオンギアが?み合っていないと思われます。おそらく黒いプラスティックにピニオンギアが噛まない理由(バリが出ている等)があります。ピニオンギアには、スプールが回転するとピンが噛みやすいように斜めにカットされていて、この為に仕掛けを付けるとスプールに回転するように負荷が掛かり空回りはなくなると思われます。一度、新品もしくは障害の出ないパーツと交換してみれば原因が見つかるかも知れません。


3.については、ノーマルの向きで一個の装着で私は使用しています。(遠心ブレーキは内側でロックできますが、投げると全部ロックが外れてしまうので他の5個は撤去)ブレーキの数については様々な意見がありますが、無くては困る存在で多くてはスプールの回転が急激に落ちてしまいます。錘だけで投げる競技では必要のないものですが、空気抵抗を受ける現在のカゴ釣の仕掛けでは投げた瞬間に起こる道糸の膨らみに対応できていません。この人の能力で対応出来ないサミングをカバーしてくれる大切な物です。

4.竿は磯竿に関すれば概ね腰が抜けるものと考えてよいと思います。高価な竿にしても長年使うと同じです。ただ、腰が抜けて折れる竿か?腰が抜けても折れずに使える竿か?はあいります。竿の錘負荷を超えての使用ではどの竿も長くは使えませんし、竿は同じ号数でもメーカーによって硬さが異なりますので体調に合わせた選択必要です。(カゴスペU4号6.3は錘負荷が18号です。18号のカゴを付けて竿を振った感じからブルズ・アイ4号6.2を比較すると、存在しないブルズ・アイの5号6.2を振った感じと思われます。)
遠投師


 2009年3月17日

こんばんは。先日は、色々とありがとうございました。

 最近は、人がいない時間に鶴見川の隅で練習をしています。

早く海で練習したいです。

 ウキの作成について教えてください。

振れ合いの会の時に、ウキのスポンジを固める液体の名前を教えていただいたのですが、忘れてしまいました。何と言う名前の液体だったでしょうか?

ハイフレックスという液体でも、同じ効果はでますでしょうか?

先日、削らせていただいたウキを使って、ウキ作りをしてみたいと思います。

よろしくお願いいたします。

 遠投師です。

こんばんは、練習!頑張ってますね!きっと努力は力となります!が、体を壊さぬよう、ゆっくり練習してください。

ご質問の液体は、コンクリートに塗装する前に塗る(下地処理塗料)プライマー(専門用語でシーラとも呼ばれます)です。ハイフレックスもプライマーの一種ですがこれはモルタル(左官屋さんが壁に塗るセメント)の接着を良くする液体です。ハイフレックスは水性ですが油性の方が乾燥が速く軽く作れます。

油性なのでかなり匂いがキツク室内では行えません。

加工は、ただ刷毛で塗っても良いのですが20回くらい繰り返し塗る事になり、硬くなる部分が薄く表面だけです。

私は、適当な缶かペットボトル(私はパーツクリーナーの缶)にプライマーを入れてこの中に浮きのを全部沈めます。

沈める事により水圧で収縮した浮きの中から空気が出て液体の中から取り出すとプライマーを吸い込みます。

これを一日乾燥させて硬く乾いたらペーパーで浮きの表面を削ります。この作業を7回ほど繰り返すと「硬化作業」は終了

後は、竿に使うエポキシ塗料で薄く仕上げの塗装をして完成です。

 


 2008年12月15日
はじめまして、主に伊豆半島などで両軸遠投しています。

 現在、シマノの、磯遠投EV・4−620を使用しており、100m近くの遠投をしていますが腰への負担が大きく、1釣行終わると、腰痛になってしまいます。

 錘は10号を使用していますが、がまかつのカゴスペシャルなどは胴調子と聞いていますので、磯遠投EVに比べ、軽く振りぬけるのではないかと思っていますが、選択肢として、3−540、3−620、4−540、6−620等ありますが、腰への負担を考えると、3−620か4−540あたりで、10号の錘を使うのが良いのではないかと思いますが、がまかつの竿を使った経験上いかがでしょうか?

 よろしくアドバイスお願いします。

 

 

遠投師です。

ご質問について

 私もヘ仕事で若い頃よりヘルニアを煩っていて、体調に気を付けながらの生活をしています。

今回のご質問は、腰痛の為に軽く投げても飛ばせる竿?のご相談と思われますが、理論的に軽く投げて飛ばせる竿は存在しません。

お持ちのパワーで、お持ちのEVの出せる飛距離を楽に出せる竿?でしたら見つかるかも知れませんが、残念ですが投げ方などを拝見していませんのでお勧めできる竿が分かりません。

アドバイスとして言えるのは、仕掛けは竿の撓るバネで飛ばしていますので竿を楽に撓らせる竿が良いと思います。長い竿が飛距離を出せるのは、竿の継ぎが増える事により元竿のバネが強くなるからです。

EVはとても硬い竿で、遠投にとては魅力ある竿ですが価格の上からも破損の恐れがあり私は購入していません。

しっかり竿を撓らせれば、どの両軸用の3号6.3、4号5.4でも100Mの飛距離は可能ですが、「折れる」危険はまだまだ付いて来ます。信頼を持てるのは、お考えのがまかつの竿でしょう。


 2008年11月27日

以前、遠投の度にcsロケットの異音が気になって質問させていただきました。

未だに耳障りな音がするのでベアリングを新品に交換しようと思いパーツリストで調べたところ純正品でも3000円するのでそれならばとZPI防錆sic-BB(1034−1034) を購入したのですが、購入したベアリングの内径が3ミリでサイズが合いませんでした(泣) 遠投師さんは純正のベアリングを使用していると聞きましたが、最近釣り場で6500CSロケットをフルチューンして超遠投しているカゴ釣り師を見かけますが、このリール、私的には魅力的なのですがフルチューンされたcsロケットをどうお考えでしょうか?

 

遠投師です。
追伸:ベアリングは規格品なので純正品でなくても入手が出来ます。外形10mm内径(穴)4mm厚み(ベアリングの厚み)4mmでステンレス製、シールド付き(中に異物の浸入を防ぐカバー)と注文すれば、東急ハンズでもベアリングの取り扱いのあるホームセンターにて注文購入が可能です。価格はおおよそ一個¥500前後だと思います。注意するのは、中に使われているオイルで一度綺麗にパーツクリーナーで洗い新たに柔らかいオイル(純正品かそれよりよりやや柔らかいもの)を入れ替える事をお勧めします。

フルチューンのリールとは?各駆動部分にベアリングを組み込んで使っているリールの事でしょうか?もし、その事でしたら今のところは必要は無いと考えます。

CSロケットは遠投競技用のCTロケットにレベルワインダーを追加したモデルです。このCSでさえクラッシュするほどスプールが回転してくれます。クラッシュは仕掛けが飛べず道糸を引き出せないので起こります。費用を掛けて、メンテナンスを困難にしてまで行う必要は今のところ無いと考えます。遠投として考えるべきは、仕掛けへの空気抵抗と出せるパワーでは??ないのでしょうか?

 遠投師


 2008年7月16日

いつもカゴ遠投の勉強のため、HPを拝見させて頂いています。

7月14日に更新された投げ練動画が見れないのですが、何がいけないのでしょうか?投げ練動画を開くとボタンはあるのですが、ダブルクリックしても動画が再生されません。

どのようにしたら見れますか?

お忙しいところ申し訳ありませんがよろしくお願します。
 

遠投師です。

 動画を見るためには、アップルのフリーソフトのクイックタイムプレイヤーをパソコンにインストールする必要があります。

http://www.apple.com/jp/quicktime/ こちらでダウンロードできます。

 



20.6.13
不躾な質問で失礼します。以前にも質問させて頂いたのですが、HPでF.Sハシモトさんが販売される最強の道糸を、遠投カゴ釣りで使おうと思っているのですが、

 1、 飛距離でいうと、この最強の道糸を使用した場合、6号と7号とでは、どのくらいの飛距離の差がでるのでしょうか?

 2、 フロートタイプ、サスペンドタイプ(沈むタイプ?)のどちらがカゴ釣りに向いているのですか?

 3、 遠投師先生は、この最強の道糸を使っていると思われますが、何回ぐらい同じ道糸を釣行に使用できるものなのでしょうか?

 4、 HPで「滑りがよく投げた時にガイドを抜ける抵抗が無くなりリールからの道糸の膨らみも軽減され、制度も良く太さが均等なのでとても強く感じます。」と記されているのですが、ピンきりで一概には言えないと思いますが、通常の市販されている道糸と比べて大きく飛距離も変わるものなのでしょうか?

恐れ入りますが、分かる範囲で教えてください。


 こんばんは遠投師です。

まず、今回7号の糸の販売については他の釣り人より多数の要請があり作成されたようです。私は石鯛を狙いますので18号くらいの物を頼んだ事がありますが、コストが掛かりすぎるようです。今回の7号の糸も遠征や離島での釣りに使う予定です。

 ご質問について
1、 飛距離でいうと、この最強の道糸を使用した場合、6号と7号とでは、どのくらいの飛距離の差がでるのでしょうか?

6号と7号では糸の太さが違い、細い6号の方が7号と比べてスプールの回転数に対し押し出される糸の長さが変わってきます。
この押し出される糸の違いは、スプールから糸が出ると糸巻きの口径が小さくなって行き、6号と7号とでは同じ回転数で違い、これは投げる釣り人のパワーにも左右されます。
また、メカニカルブレーキの調整しだいで6号の設定で7号を使うとクラッシュは起こりにくくなり逆に仕掛けの飛ぶ速度にスプールの回転が追いつかなくなったりします。
遠投を望むのであれば、6号を使い、80m前後の飛距離でクラッシュの心配をしないで使うのであれば7号が良いのでは?


2、 フロートタイプ、サスペンドタイプ(沈むタイプ?)のどちらがカゴ釣りに向いているのですか?

カゴ釣についての糸のタイプはフカセ釣りのように深く考えなくてもよいと思いますが、遠投をすると糸吹けが出ますので他の釣り人の迷惑にならないように潮の速さや釣りをする棚の深さで選ぶと良いと思います。
糸の確認しやすいのはイエローのフロートタイプで、風などによる海面表層の流れに乗りやすすく青物など比較的に棚が浅く、混雑した釣り場瀬で頻?に仕掛けの投げ直しを行う釣に良いと思います。
棚が深く潮が底と表層と違う場合はサスペンドタイプが良いと思います。
いずれにしても、カゴから出たコマセと針が同調するように考えて釣りをされる事が大切です。


3、 遠投師さんは、この最強の道糸を使っていると思われますが、何回ぐらい同じ道糸を釣行に使用できるものなのでしょうか?

これまでの糸と比べるとかなり交換は減りました。
カゴ釣では遊動仕掛けなのでシモリ玉と浮きが行き来する部分は、糸の表面が削られ給水が激しくなり極端に強度が落ちます。
この糸は表面のコーティングの持ちが良くかなり使えます。約6から7回くらいの釣行は平気です。その後糸を裏返しすれば倍は行けます。
その他交換の目安は糸が削れて白くなったりします。
また、天秤から竿一本の所でコイル状になっていたらそこから下は切り捨てましょう。このコイル状の部分は、仕掛けを竿先まで巻き上げて投げる時のリールから上の部分です。スプールスタートの時に極端に伸縮をしていて糸が伸びていて強度が落ちています。

4、 HPで「滑りがよく投げた時にガイドを抜ける抵抗が無くなりリールからの道糸の膨らみも軽減され、制度も良く太さが均等なのでとても強く感じます。」と記されているのですが、ピンきりで一概には言えないと思いますが、通常の市販されている道糸と比べて大きく飛距離も変わるものなのでしょうか?

サミングはスプールにブレーキを掛ける事です。滑りが良くサミングが軽減される事は仕掛けの飛べる力を無駄にしないですむ事に繋がります。
この違いはこの糸を使い始めて分かった事ですが、ガイドの滑りが悪い事は、仕掛けが飛ぶ事に抵抗を与えていて尚且つスプールから押し出される糸にも抵抗を与えています。

糸の太さが均等なのは糸の強さの問題で飛距離とは別の話です。
糸の号数は、糸の断面積の数値に比例して設定されています。糸が切れるのは、伸びて断面積が小さくなり切れます。価格の安い糸は断面積が均等で無い場合が多く○ではなくつぶれたりしていると強度は落ちます。糸を結ぶと弱くなるのは伸びる力に加えて締め付ける力が加わるからです。
この糸の違いは、浮き止めを移動すると良く分かります。移動して浮き止めがすぐ切れたり逆に道糸が焼けたりしてザラザラなるのは糸自体が均等でない証拠です。(最強の糸も摩擦では浮き止めは切れますが濡らして移動すれば焼けたりはしません。)

 遠投師


遠投師 殿初めてメールさせていただきます。 20.5.22

HPでは、貴重な情報ありがとうございます。
これからカゴ釣りを始める初心者ですが、道具に関し、下記の点について、御意見賜れれば幸いです。

 1.竿について
両軸専用設計ということもあり、シマノ 遠投EV 4-620RP を
考えています。(体を鍛える必要がありますが。。。)
しかし、グレーダーのように特に高価でもなく、かといって安価でもないので、中途半端なのではという気もします。初めて
カゴ釣りを行う竿として適当か、遠投師殿のご意見を賜りたいと思います。

 2.リールについて
古いモデルというところが気になっていますが、改良もされて いるので、アブガルシア 6500CS ROKETを考えています。
現時点においても遠投カゴつり用のリールとしてベストな選択とお考えでしょうか。
また、現在購入可能な6500CS ROKETには、グリーン、クロム、ノーマルの三種類あり、ハンドル形状が違うだけと考えられますが、どれがベストとお考えでしょうか。
外観上の色の好みで選んで問題ないのでしょうか。もしくは、遠投・カゴ釣りの場合、この三種類において優劣は あるのでしょうか。
(6500CSより他に初心者用として適切なリールがあればご教示ください)

  3.道糸について
お勧めのものをご教示いただければ幸いです。>
以上、お手数おかけいたしますが、よろしくお願いします。

 はじまして遠投師です。

ご質問について
 まづ、遠投を行ううえで地球上の重力や空気抵抗は皆さん平等に起きる現象で、より遠くへ仕掛けを飛ばすには、パワーとそのパワーを仕掛けに伝える丈夫で強固なバネを持つ竿が必要です。続いてそのパワーを貰いリールは高回転を発生しますが、仕掛けが空気抵抗を限りなく受けない仕様でなくては、せっかくのパワーも仕掛けが失速し、リールの回転で押し出される道糸の速度と合わずクラッシュしてしまいます。
この竿、パワー、リール、仕掛けが複雑な関係を理解しないと100mオーバーの遠投は叶いません。

1.竿について
 シマノ遠投EV 4-620RP をお考えとのことですが私としては、がまかつのカゴスペシャルUをお勧めします。
現在では「カゴ釣両軸遠投用」として販売される竿は数本ありますが、価格の違いは丈夫さの違いにも繋がります。
遠投を叶えるには強いパワーが必要になり、これに数年を通して持ち堪える竿は現在がまかつのカゴスペシャルUだと思います。
確かにシマノ遠投EV は硬く強いバネを持っている竿ですが、私が使えば必ず早期に折れてしまうと思います。
折れれば修理をしなくてはいけませんが、約¥20.000の竿に対し修理費用が約¥10.000(折れる場所にもよりますが)くらいは掛かります。
一度折れた竿は、また折れる可能性があるので強いパワーを掛けられず死んでしまいます。(竿は、使用すると徐々に硬さが変化し徐々に柔らかくなって行きます。バランス良く柔らかくなった竿に対し、修理で新品の部分が入ると竿のバランスが崩れ入れ替えた上が折れる事がある。)
がまかつの竿は確かに高額ですが、私のパワーに耐え10年間も折れずに健在している竿を私は所有していますしカゴスペシャルUも購入しました。
費用的な問題もありますが、「お勧め?」ときかれれば、カゴスペシャルUです。(高価な竿なので、不慮のトラブルの為に別途保険に加入しています。)
 ちなみに、シマノ遠投EV とブルズ・アイは購入していません。ダイワのグレイダー(二代目)は購入しましたが、1年を待たずに元上が折れパーツ交換後すぐに穂先から3番目が折れました。先の5月連休には2番が折れてしまい、今は修理もしてもらえず自宅待機です。

2.リールについて
 6500CS ROKETであれば問題無いと思います。
これから始められるのであればクロームが良いかと思います。
クロームは歴代の中でもあまり回転が上がらずクラッシュが少ないリールです。(それでもパワーがあれば100mは超えて飛びます。これがCSの良い所です。クロームは真鍮のメッキで多少重さがありますが、塩分による腐食も抑えられます。私は2台所有)
グリーンは高回転に強く初代を思わせるほど手強いリールです。
先にも書きましたが、6500CS ROKETであば問題なく他社のリールではクロームの下になりる場合がありまた、高価になる場合があります。
皆さんは、高回転を望みそれがより遠くへ飛ぶと考えてしまいますが、それより先に仕掛けの空気抵抗の問題が大きな壁となっています。
私は、遠心ブレーキを1個にする以外はノーマルでリールは使っています。他にベアリングなどのチューニングはしていません。それでもリールの回転は仕掛けの飛ぶ速度よりも早く回転しています。(私でもクラッシュはします。)

3.道糸について
 道糸は太さによって飛距離が微妙に変化します。これはスプールの回転と関係していて、太い糸と細い糸とでは同じスプールの回転で押し出される長さが変わるのと、道糸もスプールに巻かれている錘の役目をしていて細い糸は太い糸よりもスプールに残る重さがるので高回転が持続します。
とは行っても、クラッシュや投げる時の強度を考えると最低6号です。私はHPの「発見素材」に公開している糸の6号しか使いませんが6号の糸ではクラッシュの時に切れて仕掛け損失に繋がるので7号で練習されると良いと思います。(7号よりも6号が確実に飛距離は伸びます。)
仕掛け損失に繋がるので、できれば糸は高価な物を選択してください。

 遠投!頑張ってください!  遠投師


 19年12月15日はじめまして。竿について質問させてください。
 このたび夫がかご遠投釣りにはまってしまい、一緒に興味を持ってしまいました。
はじめは、釣り雑誌など参考にしながら選んだスピニングリールと竿でなんとなく釣 りをするという行為を楽しんでいたのですが、何とか形になってきたころ、夫がよく 行く熱海の地元の方に教えていただいた『カゴスペ4-63』と『ABUのロケット』を購
 入してただいま両軸リール特訓中です。それをただ眺めているのもつまらないので、私も自分用の遠投釣りセットを揃え、一 緒に投げたいと思い、同じリールを購入しました。 が。。。竿をどうしていいか悩んでおります。。。カゴスペはどうやら硬めで持ち重り??するとのこと。。。夫もまだまだクラッシュ ばかりで使いこなせてません。 当初お揃いで3-53か4-53でと思っていたのですが、お値段もけっこうしますし、合わなかったからといってそうそう買い換えることはできそうもありません。
金額的にもシマノの遠投EVにしようかなと思っているのですが、身長155センチ、 あまり体力には自身ありません。。。な私にも使えそうな両軸用の竿がありましたら
お教えください。
ちなみに、小さい子供たちがいるので釣りに行っても釣りにだけ没頭しているという 状況はあまりありません。夫がするのでとなりで一緒にやっているといった感じで、 そんな極める!!というところまではできそうもありません。

 はじめまして遠投師です。
竿選びについてのご質問ですね!
お勧めはグレーダーの3号5.3m-Bです。
シマノのEV3号5.2mでも良いのですが、価格の違いは丈夫さの違いにも繋がります。できれば、がまかつの竿が良いのですがグレーダーでも十分使いえます。竿は本来、魚とのやり取りで元竿と道糸の角度を90度以下に曲げると折れる危険が出てきます。(魚を網を使わず抜き揚げると折れた!とは、これが原因)両軸の投げ方の場合この90度より狭くなる場合があり、できれば低価格の竿はお勧めできません。(シマノEVは約2000、何処か折れると約10000の修理費用が発生します。グレイダーやがまかつでは¥15000から¥25000程度、私はレジャー保険に入っていますので¥3000で修理が可能です。保険代:年間¥7000掛捨て!)
何故?3号か?、両軸の遠投に限らず釣りの遠投は竿の持つバネで仕掛けを投げさせています。もちろんバネの力が強い竿が遠くへ飛ばせる可能性はありますが、竿を撓らせてバネを引き出すので、竿が撓らないとただの「棒」にしかならず飛びません。
奥様が持てるパワーを発揮でき、遠投の可能性を引き出せるのは3号の竿です。(現在、釣り友に奥様3名ほどがおられますが3号で楽しく遠投されています。)
周りの会話は、男性の立場から見た話になりがちです。確かに女性でも4号6.3mで15号のカゴを使い竿を撓らせれば飛びますが、それまでには体が壊れるかも知れません??
「スタンス」と「ホーム」で90度の竿のふり幅で竿が撓る事が最優先です!
ちなみに、3号6.3mで100m、3号5.3mで80mの遠投は可能です。
遠投頑張ってください!

 遠投師さん、おはようございます^^
とても丁寧なご回答ありがとうございます。とても参考になりました!!
ちょっと高いし使いこなせるか不安ですが、夫とおそろいでカゴスペ3−53にしようと思います。
4号と3号もどうしようか迷っていたので、思い切って質問してよかったです。レジャー保険なんてものもあるんですね。よく調べて我が家も入ろうと検討中です。
日に日に寒さが増してきて、カゴ遠投に盛り上がり始めた私たちにはちょっと寂しい季節になりそうですが、今のうちに遠投の練習をつんでおきます。
(日々HPの投げ方やリールの使い方のあたりなどを熟読してます^^)
 遠投師さんもお体に気をつけてお過ごしください。


 19年12月14日

始めまして、湘南で両軸リールを始めて2回目のカゴ釣り初心者です。

ど遠投する地元釣り師さんに憧れ、アブのリールを購入したものの、投げ竿で弓

角を投げると、120m飛ばせるのにカゴとなると安い磯竿・スピニングリールより

飛ばなく、何をどうして良いか分からず、検索で「両軸リール遠投カゴ釣り」でた

どり着きました。

過去の質問などすべて拝見させて頂きましたが、分からないことがあります。遠

投師さんにとっては愚問かと思いますが、いくつか質問させてください。

@     現在、シマノブルズアイ4-620RP・6500CTロケット・ステンカゴ12号で遠投は可能でしょうか?

A     地元釣り師さんにアドバイスを頂き、「仕掛けが軽すぎるから、カゴをもう少

し小さくして、ステンカゴに鉛を付けて80g(21.3号)にした方が良い」と言わ

れましたが、「錘負荷が10-15号なんですよ」とお伝えしたところ、「大丈夫、シ

マノは硬いから折れないよ」との事でした。

やはり20号ぐらい重さがないと遠投は難しいのでしょうか?

B     バックラッシュを恐れずに、メカニカルブレーキを緩めようと思いますが、どこまで緩めれば良いのでしょうか?

また、遠心ブレーキのブロックを1個にした後ダイヤルが0〜9までありますが1でよろしいのでしょうか?

C     サミングとは着水の手前の20〜30mだけでなく、リリース直後も必要でしょう

か?それとも「道糸が膨らみ始めたな」と感じたらブレーキを親指でかけるものでしょうか?

D     地元遠投師さんはほとんどカゴスペですが、他の竿より遠投に優れているのでしょうか?

長々と申し訳ありませんでしたが、私にとっては大変深刻な問題のです。

湘南・西湘方面で「100Mオーバーの振れ合い!」の予定はありませんでしょう

か?もし開催予定があれば仕事を休んででも参加させて頂きたいと思いますので、その時はよろしくお願致します。それまでにはレベルの高い質問が出来るように練習に励みます。

 

 遠投師です。

ご質問について

弓角だと120mの遠投が可能との事、仕掛けに強い動力を与えるパワーをお持ちですね!

しかし、カゴ釣りの仕掛けは空気抵抗が大きくスピニングよりも両軸の方が有利です。地球上には皆さんに平等に重力と摩擦抵抗は起こります。大切なのは、この環境では45度に仕掛けを上げる事が最優先で、あとは機械である両軸リールの特性を理解する事から初めてみてください。

@     現在、シマノブルズアイ4-620RP・6500CTロケット・ステンカゴ12号で遠投は可能でしょうか?

大丈夫です。100mは飛ばせます。(実際には、カゴが市販品?自作?でかなり違います。竿の錘付加に合わせた「カゴの総重量」を使うようにしてください。)

A    地元釣り師さんにアドバイスを頂き、「仕掛けが軽すぎるから、、、、

@を参考にしてください。

B     バックラッシュを恐れずに、メカニカルブレーキを緩めようと思いますが、、、、、

これは間違いです。バックラッシュは起こさないようにサミングで制御します。

メカニカルブレーキは、スプールの回転に抵抗を与えて調整できるものです。「調整」とは、一定の回転を繰り返し行う事が出来てその回転から調整を行うので、まずは一定の回転を作り出せる事が必要になります。

調整用の文字盤の位置についても、文字盤自体が回転し目印の意味でしかありません。リール自体が既に調整してあるのではありません。

技術的に一定の回転を作り出せて、使う仕掛けを取り付けて試し投げを繰り返しながらメカニカルブレーキを調整して仕掛けの受ける空気抵抗を上手くサミングでカバー出来るポジションを見つけたら、今のメカニカルブレーキの位置に文字盤を回転させて「0」を合わせます。もし、向い風が吹いて来たらメカニカルブレーキを締めて使い風が収まれば元に戻す。使うカゴの重さや太さを変更した時も竿の反発や空気抵抗が変化するので、予めメカニカルブレーキを調整して使いクラッシュを避けるようにします。仕掛けを初めに戻せば「0」でよいのです。(午後になり「0」にしても、何かおかしい時は疲れにより一定の回転が出来なかったりホームが崩れている事もあるようです??)

HP内で紹介されている「スタンス」と「ホーム」は仕掛けを45度に上げ、一定の力をリールに与え一定の回転を作り出せる投げ方です。

C     サミングとは着水の手前の20〜30mだけでなく、リリース直後も、、、、

仕掛けは道糸を通してスプールと繋がっています。サミングはリアルタイムに仕掛けの飛ぶ速度に合わせる必要があります。

クラッシュはスプール回転をスタートさせた直後が一番発生率が高く、常にスプールの回転は仕掛けの飛ぶ速度より多く道糸を送り出します。

通常はメカニカルブレーキで仕掛けの飛ぶ速度に調整し、スタート直後はサミングで凌ぎます。仕掛けの飛行途中に風なのど障害でサミングする場合もありメカニカルブレーキが緩すぎるとクラッシュに繋がります。

D     地元遠投師さんはほとんどカゴスペですが、、、、

竿の価格の違いは、強さや軽さにあると思います。がまかつの竿はどちらかと言うと丈夫な物を優先させて作られています。

竿は折れると修理代が掛かります。例えば、シマノのEVは約¥20000ですが何処かが折れると約¥10000の修理代が発生します。がまかつの竿だと¥10000から¥20000くらいは掛かりますがEVよりも折れる確立はかなり低いと思います。(私は別途保険に加入していますので、修理は¥3000です。保険費は年間¥7.000)

 遠投頑張ってください!


 19年12月7日

はじめまして、いつもHPを拝見させて頂き勉強させて頂き大変有り難う御座います。

早速質問なんですが

以前から両軸には関心があったのですが、先日、息子(16歳)と静浦で太刀魚狙いの時、隣の方が『がまかつ』で超遠投してGETしたのを見て、親子で嵌ってしまい両軸竿、リールの購入を検討しています。

リールは遠投師さんのお薦めのABU6500CSクロームロケットにしようと思っていますが、竿はがまかつ、グレーダーは値段が高いのでSHIMANO 磯 遠投 EV 5−52でも、ある程度練習すれば100m超も可能なのでしょうか?やはりグレーダー 5−57位にした方が、安物買いの銭失いにならないのでしょうか?どうかアドバイスをお願い致します。

 遠投師です。

竿選びへのご質問ですね?

ご想像のとおりです。同じ姿形の物で価格が違うのには理由があるはずです。まして使う用途・運動をさせる物であれば注意が必要なのでは?

竿の場合、高価だと丈夫なのは間違いないと思います。EVは約¥20.000、がまかつは約¥70.000、グレイダーは約¥50.000、それぞれがもし何処か一本折れるとします。修理はパーツの交換になりEVは約¥10.000、がまかつは約¥20.000、グレイダーは約¥15.000、となります。本体の価格にあった修理代のようにも思えますがEVは買い換えた方がよくなります。

道は二つです。丈夫で折れずらい竿を買うか?折れたら新たに買い換えるか?(竿は使うと徐々に張りが無くなり全体が微妙に柔らかくなります。この状態で一部だけ新品のパーツに変えると変えたパーツが硬く他の部分に負担を掛けてしまい、他の場所が折れる事があります。)

現在では、オークションや中古専門店など流通もありますので、高価な竿の購入や下取りなどの選択も出来ます。私は折れずらい竿をお勧めします。

 早速の的確なご連絡大変有り難う御座います。

やはり高価な物は、それなりに価値が有るんですね。

会社のレジャー保険に入ったので修理の場合は、自己負担は1,000円で済むので安心しています。

 

そこで再度質問で大変恐縮ですが、遠投師様はEVで遠投した事は有りますか?(叉、使用している人をご存知ですか?)有ったとしたら、100m近く遠投は可能だったのでしょうか?

 

遠投師です。

EVの竿については、硬さから言って100Mの遠投は可能だと思います。(私は二度くらい投げた事はありますが怖いと感じました。)

しかし、折れる危険があるので私の周りにも使っている方はいません。

だた、大切に傷を付けない様に扱えばスピニングの投げ方では折れる危険は少ないと思います。両軸で100Mを投げるのであればお勧めしかねます。

ちなみにグレーダーですが、初代は見逃して、二代目を購入しましたが、1年で元から二番目が折れました。なんとか保障期間内で修理し、手元に戻り試し投げの二投で今度は三番が折れました。現在は私も入っている保険で修理し無理をさせずに使っています


 19年12月5日

どうもこんばんは。高校生です。

今日は少し質問があり、メールしました。

 僕は、今年の4月にリニューアルした 6500 cs rocket chrome を使っているのですが、リニューアルしたモデルは遠心力ブレーキが6個も付いているのです。やっぱり6個付けていると飛距離は落ちますか??

 飛ばせば釣れるわけではないって事はわかっているのですが、せっかく両軸リールを買ったので、遠投をしてみたいです・・^^;

 p.s

8月の100mオーバーの振れ合いに一緒に参加した友達(覚えてますでしょうか?)

が遠投師さんに憧れて両軸リールと両軸遠投竿を買いました!!((笑)

確か竿はshimanoのブルズアイ?って竿でした!!

2人で仲良くバックラッシュを解きながら練習しています((笑)

 遠投師です。

まず、遠心ブレーキですが、私達の遠投の様に高回転の理論ではリールは作成されていないものと思います。

競技に使うようなら遠心ブレーキは少なくなるはずで、実際に競技では改造して使っています。

今回の変更は多くの一般ユーザーを視野に入れた変更と考えます。

新型の遠心ブレーキは、中心に押し込むとロックされる仕組みで6個のうち好みの数のすが選択できますが、試しに投げてみたら全部ロックが外れてしまいました。よって私は5個を取り外しています。

遠心ブレーキが増えた理由のもう一つにスプールが重くなっているようです。

ブレーキを外す数は自分自身で体験しながら調整してください。

クラッシュするか?しないか?は技術、自分が持てる力で投げた仕掛けが飛びたいように飛ばせるか?を考えてみましょう!(遠心ブレーキが利きすぎて仕掛けが飛べない。もしくは、遠心ブレーキが利かなくてサミングが強くなりスプール回転を落とし過ぎて逆に仕掛けが飛ばない。)私はグリーンのロケットを持っていますが、これがまたクロームよりスプールが重く回転が危険なくらい持続します。

 現在のポイントでは飛ばせば釣れる訳でもありませんが、飛ばすと釣れるポイントがあれば、飛ばせないと釣れない場合もあります!準備は必要だと思いますよ!

お友達もとうとう引きずり込んでしまいましたね!ブルズ・アイも100mは飛ばせる竿ですよ!二人とも頑張ってください!


 19年12月5日

どうもこんばんは。高校生です。

今日は少し質問があり、メールしました。

 僕は、今年の4月にリニューアルした 6500 cs rocket chrome を使っているのですが、リニューアルしたモデルは遠心力ブレーキが6個も付いているのです。やっぱり6個付けていると飛距離は落ちますか??

 飛ばせば釣れるわけではないって事はわかっているのですが、せっかく両軸リールを買ったので、遠投をしてみたいです・・^^;

 p.s

8月の100mオーバーの振れ合いに一緒に参加した友達(覚えてますでしょうか?)

が遠投師さんに憧れて両軸リールと両軸遠投竿を買いました!!((笑)

確か竿はshimanoのブルズアイ?って竿でした!!

2人で仲良くバックラッシュを解きながら練習しています((笑)

 遠投師です。

まず、遠心ブレーキですが、私達の遠投の様に高回転の理論ではリールは作成されていないものと思います。

競技に使うようなら遠心ブレーキは少なくなるはずで、実際に競技では改造して使っています。

今回の変更は多くの一般ユーザーを視野に入れた変更と考えます。

新型の遠心ブレーキは、中心に押し込むとロックされる仕組みで6個のうち好みの数のすが選択できますが、試しに投げてみたら全部ロックが外れてしまいました。よって私は5個を取り外しています。

遠心ブレーキが増えた理由のもう一つにスプールが重くなっているようです。

ブレーキを外す数は自分自身で体験しながら調整してください。

クラッシュするか?しないか?は技術、自分が持てる力で投げた仕掛けが飛びたいように飛ばせるか?を考えてみましょう!(遠心ブレーキが利きすぎて仕掛けが飛べない。もしくは、遠心ブレーキが利かなくてサミングが強くなりスプール回転を落とし過ぎて逆に仕掛けが飛ばない。)私はグリーンのロケットを持っていますが、これがまたクロームよりスプールが重く回転が危険なくらい持続します。

 現在のポイントでは飛ばせば釣れる訳でもありませんが、飛ばすと釣れるポイントがあれば、飛ばせないと釣れない場合もあります!準備は必要だと思いますよ!

お友達もとうとう引きずり込んでしまいましたね!ブルズ・アイも100mは飛ばせる竿ですよ!二人とも頑張ってください!


 19年10月29日

はじめまして。いつもHPをみて勉強させていただいております。

リールについて教えていただきたいのですが、リールの購入について大変悩んでいます。当然ながらABUの6500CS ROCKETシリーズまでは決定しているのですが、これから購入するとなると、今年07’モデルが多く、調べてみると遠心力ブレーキが6個に変更になったりスプールの形状もV型になったり、他にも変更箇所があるみたいで、遠心力ブレーキを一個のみをフリーにして、残りをロックすればいいのかもしれませんが、6個ついたブレーキ本体の構造的をみてもスプールの回転に影響があるように思えます。以前のモデルも探せば見つかる可能性があるみたいなのですが、自分としては今年モデルの実用情報がないのもあり、以前のモデルのほうがいいような勝手な判断をしています。あと、クロームの重さは気にならないものでしょうか。以前のモデルと今年のモデルとまたそのなかでも6500CS ROCET、または6500CS ROCET クロームで良いと思われるものを詳しく教えてほしいのですがよろしくお願いします。                

 遠投師です。

リールについてお悩みのようですね。お勧めは、06年のクロームです。

クロームは多少重くはありますが、その分塩分による腐食が(左右のカバーだけ)抑えられます。

歴代の6500CSロケットよりは回転落ちますが100Mの遠投は可能です。(逆にクラッシュしずらいので楽かも知れません。私も2台持っています。)

07年のリールは主にスプールと遠心ブレーキ、ピニオンギアの変更が成されています。スプールの変更(重くなった)の為に遠心ブレーキも6個に変更されたと推測します。この内グリーンのロケットを持っていますが、スプールが他のリールとは違いかなり重くなっているようです。とても回転が上がり、初代のロケットみたいです。回転が上がる事は飛距離も出せる意味に繋がりますが、それなりのサミングテクニックが必要です。

遠心ブレーキの数については現在テスト中で1個の状態でもブレや振動、回転のムラなどは感じていません。

アブのリールは、同じ口径のリールのパーツは共用出来るように設計されていて、外装のイメージチェンジはよく行われます。

07年までのロケットは、初代ロケット(ベアリングが2個で遠心ブレーキの心棒が針の様に丸く細い、スプールはノーマル、ハンドルの逆転防止をスティール製の板でギアの駆動に対し行っている。)

二代目ロケット・初代クローム(ベアリングが3個内増えた1個はハンドルの逆転防止のベアリングでハンドルの根元に入っている。遠心ブレーキが変更になり心棒が太くなった。)

プロ・ロケット・二代目クローム(外装が変更になり色も増えた。スプールの芯にPEラインが滑らない様に溝が付いた。後はも二代目と同じ)

です。07年以降のシリーズでも新たに機種が出される時に、スプールや遠心ブレーキが混ざって出ている物も存在します。(直輸入品に多い)

 


 19年10月22日

 以前、リールの件で質問させていただきました。その説は大変お世話になりました。HP再開ありがとうございます。

色々と参考にさせて頂いていたのでとても嬉しく思います。

突然ですが、遠投師さんに何点か教えていただきたいことがあります。

先日の「100Mオーバーの振れ合い!」の会の写真を見ていましたら、クーラーに竿立てが取り付けてあったものを見つけました。おそらく遠投師さんのものではないかと・・・

私もクーラーに竿立てを取り付けたいのですが、どのようにしたらいいのか全く分かりません。何かいいアイデアがあったらぜひ教えてください。

クーラーはリョービのXXR・26Lをもっています。

 もう一点質問させてください。

グレーダーの竿を購入するか迷っているのですが、周りの人からは先経が細くて折れやすいとよく言われるのですが、そのあたりはどうなのでしょうか?

丈夫さにはやはり欠けてしまうのでしょうか?

 よろしくお願いいたします。

 遠投師です。

竿掛けは皆さん苦労して自作されています。私の物を写真で送りますので参考にしてください。

クーラーへの金具の取付けは、内部まで貫通していません。(外側にネジで固定)

現在、アロンアルファーでナイロンと金属に着く二液性の(一液は下地処理剤)物があり、これを使っています。

ネジもステンレス製で極太の短いネジで固定しています。

クーラーにもよりますが、なるべく凹んだりねじれが架かる場所は接着剤の薄利に繋がるので避けて取り付けを考えてください。

 

竿については、グレイダーも良い竿です。穂先が折れるのは使い方を丁寧に扱えば折れることはありません。(今年、大島で4キロのメジマグロと1mオーバーのシイラを私は上げています。4号6.3m)

軽くて使い勝手の良い竿です。遠投もそこそこ飛びます。大物や超遠投を望むのであればカゴスペ2Uがお勧めです。


すいません!!教えてください。 19.6.12

南伊豆在住で石廊崎近辺の磯でカゴ釣りをしています。
今、がまかつさんのカゴスペ、3-53と、4-53(両軸、Abu6500CSrocket)を使用していますが、ほとんど磯で使用しているため、なかなか竿をふれず、3号だと飛距離が出ません(柔らかく)。
4号だと硬くて、飛距離は出ますが重いのと、魚とのやりとりがつまらないく使いたくないのが、本心です。新しい竿を検討していますが、アドバイスをお願いします。
ネットでイロイロ調べていますが、ダイワさん  グレーダー4-57、剛弓3.5-53   がまかつさんカゴスペU3-58 (すべて両軸)が妥当ではないかと自分では思っているのですが、安い買い物ではなくものすごく悩んでいます。
ちなみに、カゴは10号の物をほとんど使っています(振りきりが良いため)。NFTのパワーループ4-53を振ったらこの竿が欲しいと思いました。理由は、軽いのと、先調子で当たりが楽しめる。いい竿だと思いました。
購入するに当たりアドバイスお願いします。
ご質問について
難しい問題ですね!
まず、カゴ釣りは元々青物などの大物釣りから始まり現在では多種多様に用いられています。
現在のカゴ釣りの矛盾なところに4号や5号の竿で1.5号や2.5号などのハリスを用いる点です。
狙う魚に合わせたハリスの選択なのですが、竿の号数は使う糸の太さが号数と表記されるのが始まりで今では4号から10号前後のハリスを使えますし、それなりに固い竿です。
釣りは、狙う魚と大きさを基準に針やハリスを選び、それに対応できる竿を選ぶのが基本です。しかし現在のカゴ釣りは飛距離を優先する為にチグハグなタックルとなっています。
竿の選択については、私はグレイダーの4号ー57をお勧めします。NFTのパワーループも良い竿ですが、販売も終了していますしパーツも無い物と思われます。竿にトラブルが起これば修理が出来ません。また、竿の設計が両軸用ではありませんのでお勧めできません。(私は過去に2本投げ折れしました。)
遠投力と安心では、カゴスペ2をお勧めします。私も使っていますがとても良い竿です。(4号ー58も良い)
磯場では、後ろの状況によりとても投げにくい場合があります。3号の竿では、仕掛けをぶら下げただけで竿が撓ってしまい上ハリスが気になり手く投げることができません。レジャーシートなどを後ろに敷いてなるべく竿を下げられるようにする事も必要です。
 遠投師


防波堤のアジ釣りに夢中になっています。 19.2.22

このHPを発見し、アブ5600CSロケットを購入し練習していますが、周りに教えをいただける人もおらず、バックラッシュの嵐でなかなか思うようになりません。
どうも、リールの説明書から、遠心ブレーキと、メカニカルブレーキを混同して使用しているのでしょうか。
私は、リールのハンドル側の調節つまみをまず調節し、カゴ、おもり一式が静止状況でわずかに降りていく程度に調節し、それから、リールの左側をきつく閉めてから一回り半戻して(遠心ブレーキのつもりで)使用していました。

間違っているでしょうか?お教えいただければ幸いです。
ご質問について
リールに付属する説明書は、ルアー用の説明で他のサイズのリールにも同じ内容の説明が付属していますので100mの飛距離を出せる設定の説明ではありません。
説明書のとおりに設定した場合、仕掛けが重過ぎてしまいスプールに強い負荷が掛かった調整になり飛距離は出ません。
 
調整は、クラッチを切った状態で道糸を軽くチョンと引っ張っても空回りしない状態で、左右の調整ネジで道糸が均等に巻き取れるようにセットします。(初歩段階の設定)
当然この状態で投げてもクラッシュが起こります。
遠投を叶えるには、仕掛けが100m先へ飛ぶ速度で道糸を送り出すサミング(スプール回転のブレーキ調整)技術が必要になります。
仕掛けが仮に100m先に飛ぶ理論は、竿で強い動力を受けた仕掛けがリールのスプールを回転させ(スプールはこの時には100m以上道糸が出せるほど回転し仕掛けが飛べる距離とは誤差が出ます。)仕掛けの飛ぶ速度(仕掛けが引っ張る道糸の速度)にスプール回転を合わせる「サミング」をします。
 
クラッシュが起こるのは先に書いたようにスプール回転と、仕掛けが飛べる距離に誤差が出る為で、この誤差は仕掛けの違いや仕掛けが受ける空気抵抗・風などや、投げるときの力によるスプール回転でも違ってきます。
 
両軸遠投の技術はこれらのとても解釈をしずらい理屈で構成されていて、経験を元に修正を繰り返さないと理解しにくいものです。
 
私がお伝えする「ホーム」と「スタンス」はバラつきのある力をまず、一定の力でリールを回転させて仕掛けを45度に上げられる投げ方となっています。
人が機械的に同じ力で繰り返し投げる事でスプール回転を一定にしてサミングの練習をしてみてください。
 
サミングの訓練は、サミングする(ブレーキを掛ける)親指を訓練する事です。
たいていの方は、投げる時に(スタート時)親指がスプールの道糸から離れてしまいます。これをスタートさせても指は道糸の側にいるように訓練します。
指が離れると、投げた後に起こる仕掛けの速度とリールの回転の誤差により、仕掛けが引っ張れない道糸はスプールの中で膨らんできます。膨らみが大きくなると道糸同士が絡んでしまいクラッシュします。
訓練をした指はスプールからの道糸の膨らみを素早く感知し、すぐに仕掛けの飛ぶ速度へブレーキを掛けます。
 
指の簡単な訓練方法は、仕掛けを付けた竿を立てて(投げずに)、竿の上から仕掛けを下へ落とします。
「仕掛けを竿先まで巻き上げ」−「訓練する指でスプールを押さえ」−「クラッチを切って仕掛けを落下スタート」−「落下・着水でスプールトップ」を繰り返します。
この時に、スタートさせた指は離れず道糸にかすかに触れたまま仕掛けを落とします。
道糸に触れているのでブレーキが掛かってしまいますが、触れる強さを限りなく小さくして素早く仕掛けを落とせるように指を訓練します。
スプール調整をフリー状態でも素早く落とせるようになれば、実際に軽く投げ始めましょう!
 遠投!がんばってくださ!
 遠投師


こんにちは、このHPを見てから興味をもち両軸遠投を始めました。 19.1.24 沼津地区

カゴ、ウキ等を作成したりしリールのメンテも参考にさせていただいています。今回、2点の質問をさせて下さい。

1.遠投仕掛けの紹介で、「クッションゴムについているスナップを外して、天秤に通しハンダをつけてゴム管をかぶせる」とありますが、

理由はクッションゴムを外れにくくするとか、ハリスの絡み防止等でしょうか?また、ベテランの人からクッションゴムに付いているヨリ モドシ等は、アロンで固定してハリスを回転出来なくした方が、ハリスの絡みが少なくなると言われましたがどうでしょうか?

2.両軸リールの回転を良くするために、遠心ブレーキのブロックを1個にするとありますが、ブロックを減らさずにリールの両側にあるブレーキ調整キャップを緩めて回転を良くする方法と意味が違うのでしょうか?以前、2個とも外してクラッシュしまくりで多少不安があります。

ベテランの人は、せっかく2個付いているのを外さないで、調整キャップで調整すべきだと言う人のいますが。

以上、よろしく御願い致します。

ご質問について

1.について

スナップを外すのは強度アップと、板状のスナップはそのまま天秤に付けると斜めになり、投げる速度が速くなると天秤自体がカゴを中心に回転する事が有り飛行中にハリスが道糸に巻き付きます。(スナップを外しても天秤の曲がり具合では回転します。)

クッションゴムに付いているヨリモドシは、アロンで固定しない方が良いと思います。

餌取の少ない時に針に餌が残ったまま仕掛けを巻き上げると、付け餌の受ける水の抵抗で回転してしまいハリスがよれてしまいます。

有ったからといって綺麗にヨリは取れず残りますが無い物よりは有った方が良いと思います。

2.について

確かに2個あるものを使う事はクラッシュ防ぐ意味ではその為の部品ですので正解だと思います。

しかし、竿が折れるくらいのスピードで竿を振れるようになると、仕掛けの飛びたい様に道糸を送り出すには2個のブレーキだと抵抗が大きすぎて仕掛けにブレーキを掛けてしまいます。

これは調整ネジで解決できない問題です。

ブレーキが掛かるとクラッシュはしませんが飛距離も落ちますのでサミングの技術でカバーして飛距離は伸ばします。(大切なのは、スタート直後のサミングの強さで飛距離は決まり、45度の角度で何処まで高く打ち上げられるか?仕掛けが高く上がれば降下距離も伸ばせます。高く上がれない仕掛けは降下距離も短くなります。ブレーキ無しだと初速のサミングが強くなりすぎて仕掛けの飛ぶ速度でスプールを回転させられません。)

私的にはブレーキ1個が扱いやすいセッティングです。

逆に「リールの回転が良い方が飛ぶ!」と考え、あれこれリールをチューンされたりしますが、現在のノーマルのロケットでも十分以上に回転します。

リールについて様々な意見が多くの方から出てきますね、これは皆さん同じ道具を使っていても使う人が変れば(投げ方や力)機械であるリールは違った動きをし、夫々感じ方も異なってしまうからだと思います。

リールの回転抵抗を無くすと遠くへ飛ぶのでは無く、仕掛けに強い動力が無いから遠くへは飛ばないもので、仕掛けに強い動力があるからリールの回転抵抗を無くして行くのです。

地球上の重力や物体(仕掛け)に対する空気抵抗は皆さん同じ条件です。又、リールや竿も機械的な運動を与えれば同じ動きや働きをします。

他の方の意見も参考にして良い物は自分の物にすべきですが、大切なのは人が機械的な動きを行う事で自分の尺度が生まれ、これにより違いが見え、良いもの悪い物の区別(自分い合う物・合わない物など)ができます。

機械的な動きが出来れば、仕掛けの形状や竿の良さ悪さ、リールのメンテ状態なども分かりまさす。

 遠投師


初めまして。 19.1.22

自分は熱海で良く遠投でカゴやっているんですけど

今度カルカッタ400カゴバージョン使うよていなんですけど

カルカッタ飛ぶのか心配でまだ買う気にならないのです。。

カルカッタの情報あればおしえてください。。

ご質問について

残念ですがカルカッタの情報はありません。(私的に興味が出ていません。)

カタログを見る限りではさほど問題はないようです。

ダイワさんよりベアリングも少なくよけいな抵抗も受けないと思います。(ダイワさんのリールは回転に抵抗が起きてクラッシュはしませんが飛距離に伸びが出ません。)

遠心ブレーキの構造に抵抗ありますね!クラッシュを恐れているようです。これではダイワさんと同じく抵抗が生まれて飛距離が出せません。

私はロケットでブレーキは1個です。

ダイワさんもシマノさんもクラッシュを意識したリールになっているようです。

両軸遠投では、仕掛けの飛ぶ速度にスプール回転を合わせて仕掛けに抵抗を与えず仕掛けの飛びたい様に飛ばせる技術が必要です。

又、地球上の重力の中で物体を遠くへ飛ばすには、物体を45度の角度で強い動力を与える必要があります。

現在の仕掛けでは空気抵抗が飛距離アップを妨げていて、6500CSロケットでもスプールの回転が勝っています。だからクラッシュになるのです。

私が6500CSロケット以外にリールを使わないのは、その能力に余裕があるからです。 

遠投師


はじめまして、このホームページを参考に両軸によるカゴ釣りをはじめたものです。 19.1.8

はじめは、クラッシュのしどうしで何度道糸を捨てたことでしょう。最近はクラッシュを解くコツもつかめて、一日竿を振ることが出来るようになり、釣るということ以外の楽しみもまた、得ることが出来ました。ありがとうございます。このホームページのおかげです。

ところで、2点ほど質問をさせてください。

1点目は、リールシートの逆付けの方法です。

グレーダーを使用していますが、竿を持ち、投げるときにリールシートのねじ部分(?)

に左手が触ってしまい何回か投げているうちに緩んでしまいます。

その都度、閉めなおしていますが、穂先の側にねじ部分があればこういった問題が解決するのではないかと考えています。

遠投師さんの行っている位置をずらす為という意味ではありませんが、

このような理由でリールシートの逆付けをと考えるのは、遠投師さんは、いかがお考えでしょうか。

もし、可能であれば、今後逆付けの方法をホームページ上で公開していただけると参考になるのですが。


2点目は、浮きのバランスについてです。

自分で浮きを作成してみて思ったのですが、人差し指で浮きの重心がどこになるのか探りながら、

接着をしていきますが、遠投のための重心はどこにおいたらよいとお考えなのか教えていただけると助かります。

まだお会いしたことは、ありませんが機会があれば、いつかお会いできることを楽しみにしています。

どうぞ宜しくお願いします。

はじめまして遠投師です。

クラッシュを恐れず投げられる事は、遠投にとって余す力を出せるとても大切な事です。

機械的な運動より予測できるあらゆるタイミングを体で覚えれば必ず飛距離は伸びますよ!

ご質問について

リールシートの位置変更及び竿本体の改造については、加工が繊細かつ困難であり又

各メーカーさんの保障対象外になる為に公開は出来ません。

破損その他への責任において明確に出来ない事情に付きご了承ください。


浮のバランスについては、基本的には真中のバランスですが軽く作る事です。

浮自体が道糸に引かれて(抵抗を受けて)飛びますので多少羽側に重さが来ても飛びます。

私は、浮は道糸の摩擦抵抗により引かれると考えています。

従って個人個人の投げる強さ(道糸の張りによる浮に与える摩擦の強さ)が違えば浮の重さやバランスも変化します。

それに同調して浮き自体の形状(細い物や太い物、先端が尖った物など)も関係してきますので個人合った浮が有ります。

残念ですが私から「このバランスは飛ぶ」とご紹介出来る物はありません。

ご自分にあった浮を思考し作り出すのも楽しい一時と私は思います。

頑張ってください。

 遠投師


明けましておめでとうございます。 19.1.3 九州地区

昨年は色々と質問に答えて頂き、ありがとうございます
今年もご指導よろしくお願い致しますm(_ _)m

前回電気浮きの作成やコマセの量について質問させて頂きました。
浮きはとりあえず遠投用ケミホタルの保護カバーやボールペンの胴軸を羽の芯にして

その中にケミホタルやLEDを入れ絶縁キャップをかぶせる形で落ち着いています。

コマセについては量がどう、ではなくアドバイス通り手返しを意識してやっていま
す。
おかげで釣果も上がり、感謝しています。

このたび釣具店の年末年始の売出しに乗じてがまかつのカゴスペシャルU 4号−6.3mスピニングタイプではありますが購入し、15号の浮きとカゴのみで試し投げを1時間ほどやってみましたが5.3mとは大違いの重さと反発の強さに驚きました(まず竿自体の重さが違いますね)

投げる時も一般的なスピニングのリールの足を掴む形ではなく、リールシートの上あたりを掴まないと重すぎるというかバランスが悪い感じです。ここにきてやっと「手と肘を繋ぐ骨の芯で竿を押す」の重要性が分かった気がします。

竿を振る、ようにすると逆に重たいだけでカゴも飛んでくれません。なんだか別世界に足を踏み入れた気分です。
実釣ではまだ一度しか使っていませんが、12号のカゴでなんとか90mは飛ぶようになりました。

さて、その試し投げの際浮きの羽が破損してしまったのです。

実釣では何度か羽の破損はあったのですが、決まって風の吹いている時、今回の試し投げもそうでした。

そこで質問なのですが、風が強くなった時の対策としては具体的にどのようにしたらよいでしょうか?

仕掛けを投げる時にカゴが揺れないよう気をつけてはいるつもりですが・・・

糸オモリ等で浮きのバランスを変えた方がよいのか風に影響されにくい浮きの形状があるのか遠投用の棒浮きに取り替える事も考えております。

ちなみに私の浮きの羽は硬質塩ビの0.5mm 大きさは縦5cm 横4cm本体から5cmほど離して取り付けています。

年明けでお忙しいとは思いますが、アドバイスよろしくお願い致します。


こちらこそ今年も宜しくお願いします。
電気浮や釣果も調子が良いようですね!

今回の質問の浮の羽の破損ですが、破損の場所は何処でしょうか?

1.心棒から羽が割れずに綺麗に羽が外れる。
2.心棒から羽が割れて外れる。

1.の場合、接着があまい可能性があります。部材の油分(手の油など)を綺麗に拭取ってみてください。

2.の場合羽の振動による破損です。振動が起きる原因は羽がきちんと方向的に付いていないか、浮の飛行速度が上がった為と思われます。

1.2.この二つの原因は違う事のようですが少し繋がっています。

風の強い時に破損したのは、仕掛けを投げる速度が上がった為です。

仕掛けを投げるスタンスをとって、横風が強いとカゴを静止させても浮きは羽が付いていますのでどうしても横もしくは斜めになった状態からスタートしてしまいます。

浮は横風の中でいきなり竿が振られる方向へ方向転換しなくてはいけません。この時に羽は震えてしまいます。

結果、接着があまいと綺麗に剥がれてしまい、付き方があまいと割れてしまいます。

一つに羽の素材を塩ビからポリカーボネイトへ交換されると素材自体の破損は少なくなりますが、100mの遠投を架けるとポリカーボネイトを使っても割れてしまう事があります。

これは、ねばり強いポリカーボネイトの素材を上回る振動が掛かる為です。

私は接着剤のエポキシが硬く羽の振動を吸収出来ないと考え、現在は変成シリコンポリマーとエポキシを組合せた接着剤を使っています。
接着剤が硬化しても柔軟性があり羽の振動を吸収してくれるので現在破損は起きていません。(接着剤は「発見素材」に記載されています。http://entousi.web.fc2.com/aidhia-0.htm)

羽の破損については、物にぶつけて強い衝撃を与えるか風を切る時の振動によるもと考えています。

浮のバランス・錘とは考えにくく、一つ考えられるのは浮自体が重く作成されていて着水時に水中へ沈んだ時に受ける抵抗でしょう。

 遠投師


こんにちははじめまして私は徳島在住です。 18.9.7


竿選びについてお聞きしたく質問しました。

Q&Aを一通り目をとおしたのですが私の聞きたいことが無かったように思いましたのでよろしくお願いします。

私は徳島では4号竿に12〜15号の徳島独特の底撒きカゴを使ってイサキ釣りをよくしてますが。

6、3メートルの竿がハリスが長く取れるのでがまかつの3号63を買おうと思っていますががまかつにはかごスペシャル3−63と真鯛スペシャル3−63がありますが自重は真鯛スペシャルの方がかるく適合ハリスも3〜8号(カゴSPは3〜10号)となっております。

釣具屋には真鯛スペシャルの3−63は有るのですがかごスペシャルは置いてないので比べられ
ません。

とりあえず真鯛SP3−63を持ったのですが軽いのにはびっくりしましたそれと少しですがやわらかく感じたのですがカゴSP3-63はこの真鯛SPより固いのでしょうか?

私の場合体力がなく今使ってるのはシマノの内ガイド4号が精一杯です、以前号数を上げれば距離が出ると思い込みシマノの5号53を買ったのですが固い調子に振りきれなく飛距離も4号と同じで鉛が重たい分体力を奪われるだけですのですぐに手放しました。ちなみにわたしの飛距離は80メートルぐらいです。

そんな訳でがまかつの3号ならちょうど良いと思いお聞きしました。それとがまかつの竿はかなり固そうなので同じ号数の場合ダイワやシマノに比べかなり固い調子になってるような気がしますがいかがでしょうか?もしかしてがまかつの3−63とダイワの4−63が同じパワーだったりして??、それと私みたいな体力のないタイプでも3−63に12号の鉛をつけて飛ばせば80メートルは飛ぶのでしょうか?

ハリスの長い利点の反面飛距離が極端に落ちても困るのも悩みの1つです。そんな訳でがまかつの3号63を購入予定ですがカゴSPか真鯛SPのどちらを買ったらいいのかかなり迷っていますのでご参考までにご意見をお聞かせいただければと思いますのでよろしくお願いし
ます。

ちなみに私はカゴ釣歴20年というのとメインターゲットは30〜45センチのイサキもしくは40〜50センチのスマ鰹で大きな青物は狙いません。

追伸。。。大事な事を忘れてました私のリールはスピニングです。
はじめまして遠投師です。

竿選びでのご質問ですね!
竿選びは、個人の体力に応じて選ぶ必要があると思います。

私なりのカゴスペと真鯛の違いはお話できますが、それは私の体力から判断したお話になります。

まずはじめに、お話しておきたい事は遠投は地球上の重力に対し逆らって行う物で自然と強い力で強いバネの竿を使い、できるだけ仕掛けの動力が持続するように重い仕掛けが遠くへ飛びます。

この事は、殆どの方がご理解いただけているのですが、どうしても軽い竿で楽に遠投(個人によって希望の距離が異なりますが)を叶えたいと思われるようですが、現在の磯竿では物理的に無理があります。(個人によって軽いと思う感覚も異なります。)

竿での遠投は、竿のバネを使って投げています。竿が撓り、撓ったバネで仕掛けを投げるので、「遠投が出来る!」と人に進められ体力が無い方が撓らせられない固い竿を振ってもただの棒を振っているようになり飛距離は出ません。

地球上の重力に対抗するには腕力だけではなく、竿のバネを借りて遠投が出来ます。(ちなみ、両軸リールでは3号5.3mでも80mは楽に出せ、100mも夢ではありません。)
ご自分の体力で撓らせられる竿を、選ばれる事をお勧めします。

遠投性から言えばカゴスペだと思いますが全体に先が太く持ち重りがします。(自重460gトップ径2.8mm)、何分お持ちの体力が分かないのではっきりとお返事できません。

現在のがまかつさんの竿は遠投よりも魚を掛けてからのネバリを重視してあるように思います。(今期11月あたりにカゴスペUが販売されるようです。これにも注目です。)

メーカーさん別の竿比べについて、竿の号数は竿が使えるハリスの太さを指しています。(大昔から引き継がれた表記で現在は、太さや強さのイメージのようにも思えますが、、、)号数の違いは最大の大物が掛かった時に差が出ます。

ご希望のお返事が出来たか分かりませんが今後も宜しくお願いします。

 遠投師


はじめまして。 18.8.24

私はスピニングを使っていますが、いつもHPを参考にさしてもらってます。

くだらない疑問ですが、私はDAIWA磯風の5号(錘負荷12〜20号・遠投カゴ対応)、カゴ15号を使っていますが

カゴの重さが110gで錘20号が75gで35gもオーバーしてしまってますが、大丈夫なのでしょうか?

それと竿はやはりカーボン含有率は99%がよいのでしょうか?

6月4日(日)第十一回 静浦V のページをみて竿があれほどしなっている

のに驚きました。

宜しくお願いします
はじめまして遠投師です。

竿についてのご質問ですね!

お使いの竿の使用負荷は少し重いと私は思います。

5号の竿ですから竿のバネを出すには110gくらいの重さがないと飛距離が出せないのも分かりますが、竿が折れる可能性が後に出てきます。

カーボンの含有量の質問もありますが、初めに何故?同じ5号でも価格の違う竿が有るのでしょう?少しこの部分をご説明します。

価格の違いは、生産国の違いやカイド・塗装など様々な要素で低価格の物と高価な物と分かれているだけではありません。

カーボンの竿は、竿の形にカーボンのフェルトを巻き付けて圧縮して作成されます。

フェルトを形に巻き付ける時にフェルトが重なる部分が出来、背骨みたいに硬い部分が出来てしまいます。
この部分で竿の曲がる方向、つまりガイドの向きが変るのです。

高価な竿にはガイドを揃え易いように「ガイドライン」があります。これは「背骨」を意識した物でスピニング用と両軸用では異なります。

カーボン自体も素材自他に違いが有ります。作成時に何十トンもの圧力を掛けますが

カーボンはこの圧縮トン数で違う物に変化します。(磯竿はだいたい60トン前後、鮎竿は90トン前後)

また、カーボン以外の素材の違いもグラスやケブラーや金属素材と様々です。カーボン以外の不純が少ないと軽く硬くなりますが折れやすく

不純物(グラスのように柔軟性の物)が入ると柔らかく柔軟で折れにくい竿が出来ますが重くなります。


まだまだ竿の価格については書き足りない部分もありますが、現在釣り竿は軽く強くがユーザーを引きつけます。

しかし、私達が行っている遠投とは地球上の重力に対し逆らった力を発生させないといけなせん。

望む物は自然と高価な竿に目が行くのは、そこに必要性を私は感じるからです。

けして、低価格の竿が行けないとは私は思いません。

価格の差がある意味をご理解頂きたいのと、メーカーさんも「自信のある物とやや不安の物」が実際に存在するのです。

ちなみに、「5号の竿」の5号の意味をご存知ですか?

これは、竿の使えるハリスの太さを意味しています。

号数の表記自体は古くカーボンハリスが無く、ナイロンハリス時代から引き継がれた表記です。

現在はカーボンハリスの出現により竿の硬さも変化しているようですが、これも価格の違う竿の存在に「謎?」を与えています。(針の号数も同等です。)

休日を楽しく釣りが出来るように竿を大切にしてください。

 遠投師


 質問させて頂きます。 18.7.17

現在、6500CSProRocketをしようしていますが、遠心ブレーキは付けておいたほうが良いのでしょうか?

ご質問について

遠心ブレーキについては色々ご意見もありますが、私はカゴ釣りについては付けておいた方がいいと思います。

カゴ釣りの場合、仕掛けへの空気抵抗が大きく仕掛けの失速時に遠心ブレーキは役に立ちます。

ブレーキが無いと回転が持続し過ぎてサミングを強くしてしまい結果、飛距離を伸ばせません。

遠心ブレーキの抵抗はサミングより軽く、一定に行われますのでスプール調整しだいではとても軽やかに仕掛けが飛びます。(仕掛けの飛ぶ速度への調整が機械的可能です。)

一方遠心ブレーキが無いと、サミング技術だけで仕掛けの飛ぶ速度に合わせなければいけないので、とても難しいと思います。(飛行する仕掛けに対し横風などで突然に仕掛けの速度が変るとサミングだけでは対応できません。)

遠心ブレーキを付けて投げる事に慣れ、飛ぶ速度が感覚的に分かれば軽く指を浮かせて仕掛けの飛びたい様に道糸を出せます。突然の横風などが吹いても軽く浮かせた指が道糸の膨らみを感知して膨れてきた糸に触れて回転を少し落とせばクラッシュは防げます。

(これは、CSロケット使用での事で他のリールとは異なります。私は1個は付けています。)

 遠投師


リールのメンテナンスについて教えてください。 18.7.17

釣りの後に道糸を濡れタオルで拭きながら他のリールに巻き直し、巻き治したリールをそのまま次回使用すると100%

ひどくクラッシュしてしまいます。大体40mくらいでクラッシュします。5〜6回は道糸を廃棄しました。どうも道糸に変なクセがつくのではと思います。

今日も2台の巻きなおしたリールをそれぞれ5回ほど投げてすべてクラッシュしてしまいました。

昨日は新しく巻いたリールで1日、1度もクラッシュがありませんでした。なにか心当たりがあれば教えて下さい。よろしくお願い致します。

ご質問について

今までに、このご質問はありません。

おそらく、道糸を巻き取ったリールから道糸をレベルワインダー(道糸をスプールに平行に巻き取るのに左右に動くバー)

から抜けていて、仕掛けをセットした時点でスプールに巻かれている糸の出て行く配列とレベルワインダーの動きが合わず

投げた時に速度が上がった時にこれが抵抗となりクラッシュへ繋がるのでは?(新規に巻かれた糸も同じ状況では?ですが、、、)

私も気にせずこれをやりますが、初め乾いた道糸でサミングでの指と道糸の火傷を防ぐ為に1投目は軽く30mからはじめ

投げたら道糸を沢山引き出して水に濡らします。これを数回繰り返し100m程の糸を濡らすようにしています。

これでレベルワインダーのズレも解消されます。

クラッシュの原因は道糸の古い新しいでは無いと思います。

 遠投師


遠投師さん 質問です! 18.7.12

5.3メーターの竿と6.3メーターの竿では飛距離にどのくらいさがでますか?

理論的には何メートル??

遠投師さんの経験ではどのくらいちがいますか??

ご質問ついて

少し考え方をかえましょう!

HPにも6.3Mの竿が飛びます!と書いてはいますが、これは私が感じた事で私と同じように竿を使うことが出来れば同じ考えになると思います。

まず、大切なのは物体を地球上で遠くへ飛ばすには、物体に強い動力を与える必要があります。(これは力です。)

竿は、バネが強いものが物体を遠くへ飛ばせる可能性が有り、スピニングの使用ではバネの強い竿を我武者羅に振っても、45度の角度で仕掛けを上げられればある程度飛距離間は出ます。

両軸リールは、このスピニングの使用時よりも道糸が出て行くの抵抗が少ないのでスピニングよりも飛距離が出ます(カゴ釣りの場合)。

ご質問の5.3Mの竿と6.3Mの竿とでの飛距離の違いは、その竿を使う方のパワーにより異なります。

一つ言えるのは、同じ号数の5.3Mの竿と6.3Mの竿では元竿が増えてる6.3Mの竿が強くなり、パワーしだいでは飛距離を出せる可能性が5.3Mの竿より有ります。

 遠投師


ご指摘ありがとうございました。 18.6.15 神奈川地区

昨日再度練習へ行き、スタンス、フォームの再確認をしてきました。
仰るとおり、パワー不足を補おうと、「押す」と言う動作が、「振る」になっていた
ようで、まさに感覚で投げている状態でした。

正面を向いて、「押す」動作をすれば、前かがみになることはありませんでした。

肘、手首の位置が気になったのも、「振る」という動作から、変な想像を巡らして
いたようです。
「手はしっかり手の平に竿が乗っている」
「手と肘を繋ぐ骨の芯で竿を押す」
「手から肘の骨の角度が垂直に当たり、芯で押さなくてはいけない」
非常にわかりやすい表現で、すぐに自分の間違いに気づけました。
あらぬ方向に向かう前に直せたと思います。
ありがとうございました。

良かったですね!慣れたら奥様とご一緒にバージョンアップ編へお進み下さい。
 遠投師


こんにちは。 18.6.9 神奈川地区

じつは、静浦の振れ合い後、投げ方について疑問がでてしまいました。

前々回の千葉の時、腕だけでなく、肩から振るとの助言を頂き、

その後、振り方に問題ないと言われ、あとはパワーのみ!と勝手に思っていたのですが、今回の写真を見て、水曜に投練へ行き、

写真と自分の動作に疑問を持った次第です。


一つ目は、肩の動きにともなう上半身の動きについてなのですが、

肩から動作しようとすると、肩だけでなく、腰から曲がり、

上半身が体の中心から左側へ前のめりにぎみになっていました。
(大げさに言えば一本背負い風です)

表現が難しいのですが、腰のヒネリ+肩からの動作による結果としてフォローとなり前かがみになっているのではなく、

前に投げようとする意識の強さから腰から(つまりは頭から)前のめりになっていると感じられました。

動作として間違ってはいないのでしょうか。

それとも頭は動かさない形に矯正すべきでしょうか。

癖にならないうちに直したいと思っています。


二つ目は手首の位置なのです。

竿を動かし始め、胸と二の腕が一直線となった時、右肩より上の位置(左肩、右肩、ひじが直線)に肘がある事が写真でわかりました。

つまり脇の角度が90度+αだということだと思います。また、その時の肘も90度+αで良いと思っています。

それに対し、肘から手首までの角度が水平方向から45度なのか、手首の位置がもっと上(45度以上)なのかで悩んでいます。

よく野球などでの、ボールを投げる動作では、手首よりも肘が前にきますが、そこまではならずともその要領で振るとすると

手首が肘に対し垂直方向へ近づくと思ったからです。

ただ、練習でいきなりやってみたらクラッシュしました。
これも間違った方向なのか、練習で克服すべきなのかで迷っています。
ご助言いただけますでしょうか。

ある程度なげられるようになったなどと、気を抜いていましたが、まだまだでした。

いつも長々とすみません。よろしくお願いします。
肩の動きに伴う腰の動きについて

前のめりのなる原因として、おっしゃるように強く竿を押す意識が体を前に出していると思われます。

おそらくこれは、「スタンス」と「ホーム」を基本とした体を軸に肩が回転する事にパワーが足りず、頭が前に出ることで補っているのでしょう?

これはバージョンアップ編の影響もあるかもしれません。(「スバージョンアップ編はタンス」と「ホーム」より楽に竿が撓るから)

バージョンアップ編は、例えば正確な「スタンス」と「ホーム」で90mの遠投が100mの遠投が叶う投げ方です。

基本の「スタンス」と「ホーム」をバージョンアップさせる投げ方です。

自己流で慣れた遠投(ばくぜんと感覚で投げる方)へ近づいているようにも思われます。

今一度、基本での遠投の飛距離を踏まえたバージョンアップをお考え下さい。


手首の位置について

肘や手首の位置はあまり気にしない方がよいと思います。

竿のバネに負けず強く90度まで竿を押す事を考えてください。

私が皆さんの投げるのを拝見して思うのは、竿を押す手の向きが違います。

手が竿を押しているのですが親指と人差し指の間に居ます。

私の手はしっかり手の平に竿が乗っています。

手の平乗っていると言うか手と肘を繋ぐ骨の芯で竿を押しています。

例えば、一メートルの棒でドラム缶を動かす場合、横から棒で叩いてもあまり動きません。

棒の芯で体重を掛けて突いた方がドラム缶は動きます。

つまり竿に正確に力を与えるには、手から肘の骨の角度が垂直に当たり、芯で押さなくてはいけません。(この事が竿を押すとの表現の由来です。)

なかなか難しい表現でしたが練習してみてください。

 遠投師


いつもお世話になっております。  18.4.12 神奈川地区

今回はウキについて教えてください。

最近、飛行中にウキとカゴがどんどん離れて水着前のウキとカゴの間隔が5・6mぐらいと長いのが気になっています。

作成時には中心に重心になるよう作っているつもりなのですが...。

HPの質問を調べていたら「カゴにくっ付いて飛ばしたければ重心を前に着ければ、初め離れていても近づきます。」

との事なのでバランス用管付き錘の辺りに何かオモリになる物を付けるか

又、他になにか作ったウキが生かせるいい方法がありましたら教えてください。

HPで紹介されているウキには何か針金のような物が巻きついているように見えるのですがなにか巻かれてますか?

ご質問について

浮についてですが、私が錘の変わりに巻いているのは糸錘です。

浮とカゴとの離れ具合は、投げる人の仕掛けのスピード、カゴの口径、浮の形、風の状況で変化します。

これには浮のバランス、口径・形状で対応するしかありません。

私は、これらを考えてカゴの口径と風に合わせて浮を選びます。

浮の作成もこれを予測し形状やバランスを変化させて作成します。

錘を糸錘にしたのは、作成した浮のバランスを後で変更できるからです。


私がHPにてご説明している「浮は真ん中でバランスが取れる物」とは

市販の浮の中で飛行に耐える物と区別する意味があり、入門者へのアドバイスとしています。

はじめから、このようなお話しを書いてもご理解頂くのも説明するのも困難です。

今回のように上達された方にご質問され、私から直接ご説明した方がご理解が早いと考えています。


遠投師


おはようございます。 18.2.18

ご指導の程、ありがとうございます!‘‘習うより〜慣れろ‘‘ですね。竿とリールを購入後(竿はグレイダ4号57Bにしようかと思います。リールはアブです) 練習してみます。近隣に芝生畑がありますので!

以前、堤防に行き遠投(両軸リールにて)をしている釣り人の話を聞いた際 この竿は、砲丸投げの様な感じで投げると聞きました。

そうなんでしょうか?それと、スタンス等の位置も教えて頂けないでしょうか!

お忙しいところ申し訳ございませんが、宜しくお願いします。
遠投師です。

スタンス等は、動作に対して人夫々思うことや感じることが異なり、伝える言葉も違ってくると思います。

私も「未知なるポイントを狙うスペシャリスト!」と題して投げ方の説明を文章で公開していますが、なかなか私の思うように伝わらないようです。

現在では文章を補う形で「100Mオーバーの振れ合い!」と言う講習会を無償で行っています。ご都合が合えばご参加ください。

遠投師

PS:実際に仕掛けを付けての練習は水に向かって行ってください。道糸が濡れないとサミングで指を火傷します。

仕掛けを投げて道糸が濡れる事により再度投げるスプールから水しぶきが出て指を火傷から守ります。

 教えてください。 18.2.17

こんにちは、ホームページを拝見しました。私は、このたび両軸リールにて遠投釣りをはじめました。

竿選びからご指導くださいませんでしょうか?

竿はダイワのグレーダー遠投4号57B(5.7m)、リールはアブの6500CLを購入しようかと思っています。

100m以上の遠投の技を身につけたいと思っています。

ご指導のほどよろしくお願いいたします。

はじめまして遠投師です。

両軸遠投はとてもすばらしく釣りのフィールドを広げてくれる釣法です。

両軸リールはスピニングとは違い糸ヨレもなく、慣れれば70から80mは飛ばせるようになると思います。

ただ、100mの遠投となるとパワーは必要になります。

100mオーバーへ繋がる道具はご紹介できますが、いきなり始められたばかりでは現在販売されている竿では重く困難です。

まずはリールに慣れる事が大切です。

入門用としてご検討中の道具には問題はありません。100mオーバーへ繋がるかはご自身の体力とリールを使いこなすテクニックです。

テクニックが何か?が見えてくれば自然と道具選びもご理解頂けると思います。

そっけないご返事になりましたが、現在の道具は高価なものばかりで私から気軽にお勧めできないと考えています。

投げ方として両軸リールは、スピニングとはまるで違うものと考えてゆっくり練習してください。

遠投師


お世話いなります。 18.1.30 千葉地区

先日は大変親切なアドバイスを受けて感謝しております。

おかけで投げる際の利き手の位置が確認できました。

今回は甘えて2点質問させて頂きます。

1)リールを持つ手は最初胸の位置にもって次に顔を後ろに向いて竿を後ろに、左手にあるリールを軸に回転させるとありましたが、具体的にリールの位置は胸のどの辺にあるのでしょうか?まず高さ(首の辺、心臓の辺?胃?へそ)と胸からの具体的な距離(離れ具合)、右ききの場合胸の中心から右側?左側に何cmほどのところでしょうか?また構えから投げ始め、とめるまで同じ位置を保ち続けるのが理想でしょうか?私はスピニングを長くやっていたせいで左手はひじを伸ばし、できるだけ顔の正面の位置まであげてからすばやく左横腹に付けるようなフォームを目指していました。両軸ははじめのフォームで左ひじは曲げておくのでしょうか?

2)右手は投げ始めリールの上にある竿の継ぎ目のやや下を持って(ラインもいっしょに)とありましたが、ラインを離すタイミングと離す方法はどうなるのでしょうか?はじめはキッチリ握り離すときは竿を卵を握る形で親指と人差し指の間の部分を竿から離すようにしてそこの空間にラインを通すようにするのでしょうか?それとも投げる瞬間、親指を離してしまい、人差し指、中指で竿を押さえ親指を離したところからラインを通すようにするのでしょうか?

ラインに手が当たりそうです。また今フォームの練習をしていますが、45度で

とめても(実際は90度付近から力は抜いても)どうしても竿(スピニング用の5号53)の先端部の2〜3mは大きく(30−40cm)揺れてしまいます。やはりフォームが悪いせいでしょうか?

しつこく質問して申し訳ありません。前回ご丁寧に回答いただき、また甘えて質問しました。よろしくお願い致します。

 ご質問について

リールの位置は、リールを軸に竿を回転させられる位置です。従って、私は右胸の前10pほど話した位置からスタートします。(私は右利きですから心臓の前です。)

竿を止めるまで?かのご質問には、機械的に動くのですから、リールは動きこません。(スピニングとはまるで違う発想の投げ方とご理解ください。初めは皆さん窮屈だと思われますが、この投げ方をマスターすれば、スピニングの投げ方も竿のを撓らせる理論から少し変わった感じに変わります。)

投げる時の利き手は竿と道糸をしっかり握っています(私は)。しっかり握らなくても竿をしっかり押さればかまいません。利き手を放すタイミングは、以前書きましたが、竿の調子や個人の体力とで違ってきます。現在私に見えない部分にはご返答は出来ません。

90度までの竿の振りで竿が揺れるのは、仕掛けを付けてでしょか?素振りの時でしょうか?それにより返答が異なります。また、スピニング用の竿をお使いのようですが、竿の種類によりガイドが重く竿がよけいに揺れる場合もあります。

 これらのご質問については、機械的な運動が基本となりこれが可能となれば自然とタイミングも見えてきます。文章でご説明するのにも限界がありますので私は「100Mオーバーの振れ合い!」を無償で開いています。

 遠投師


初めてお便りします。  18.1.28 千葉地区

以前からこのホームペイジを拝見させていただき仕掛けを参考にして作っています。

ところで私は外房総で夜アジをカゴ釣りで釣り初めて10年程度たちます。

仕掛けはスピニングリール ライン PE 3号仕掛けは参考にさせていただいたもので重り負荷は8号竿はダイワ3−53か4−53距離は70−85mです。

ただ夜アジは回りの人より1mでも距離がでると釣果に多大の差が出ます。このため釣り師はいかにより飛ばすか工夫します。

ここの両軸の仕掛けは非常に興味があり、今ABUを購入し練習している最中です(竿は4−53)

1ヶ月程度の練習ですのでまだ60−70mしか飛ばず、かつクラッシュの連続でとても夜のアジ釣りにはいけそうにありません。

ホームペイジのスタンスとフォームをみても利き腕(私は右)の手にリールを持つか(今、私はそうしています)どうかがわかりません。

同じ釣りをしている人にいわれたことがあるのですが、両軸はスピニングと違いリールを持つ手が逆で左に持つという話を聞いたことがあります。

どちらの手に持つのでしょうか?

また左手にリールを持った場合右手の位置をラインと握った右手の関係(ラインを持つ?ラインは持たず竿を持つのみ)

また握る竿の位置はどの辺になるのでしょうか?

よろしくお願いします。

はじめまして遠投師です。

やはり文章では、なかなか難しいようですね?

ご質問について

 右利きの場合、リールは左手で持ちます。利き腕は強く竿をしならせる方が効果が出ます。

投げる時の利き手は、竿と道糸を一緒に持ちます。右手は竿を押し、竿の角度が90度に来たら押すのを止めます。
(竿が撓り仕掛けを持ち上げ、竿が手から離れる感じまで待ちます。)

竿が手から離れる時に押していた手の平を返して竿を45度の角度に支えに行きます。
(リールが動かず、真直ぐに体が立っていれば手の平を返して伸ばせば45度の角度になります。)

竿が手から離れる感じまで待つ感覚を得るには、竿の振り幅である90度の間でいかに早く竿を押せるかが勝負で

それにより竿の持てるバネを引き出す事になり仕掛けに強い動力が伝わります。

これについては、竿の硬さや個人の体力にも変わってきますので体力の増強を図るか、個人に合ったバランスの良い竿を選ぶ必要があります。

 スプールのスタートタイミングに少しご説明しますが、スタートは竿が45度になり、カゴが反転し、竿、道、カゴが真直ぐになったときです。

この時には手の平が返りに行く時と重なり道糸で手を掏る事はありません。(多少タイミングがズレたり竿の調子が違うのと交換した場合には当たる時もあります。)

 クラッシュを防ぐには、機械的な動作で作り出されるスプールの一定回転と仕掛けが引き出す糸を感覚で覚える事が必要です。

飛距離アップもリールを動かさない機械的な動作が必要で、素振りの練習で訓練し

お友達等に素振りの時にリールが動かないように手で支えてもらい竿を振ると、体が後ろへ押し戻されます。

これはリールを固定する事で竿のバネが体を押し下げたのです。

通常気づかない事ですが、それだけ本来は竿のバネが強く、柔らかい体が竿のバネを逃がすと共に仕掛けへの動力が死んでいます。

この練習をすれば、現在の飛距離から考えておそらく100Mは飛ぶと思います。

 遠投!頑張ってください!

 遠投師

PS:私も白間津や太海へはたまに行きます。とても良い釣り場が有り、ご要望が有れば千葉地区でも「100Mオーバーの振れ合い!」を開催考えたいと思います。


ありがとうございました。 18.1.23 神奈川地区

昨日、網代にて私共2人、ご指導して頂きありがとうございました。

遠投師さんの貴重な釣りの時間を割いてまで親切に教えて頂き申し訳なく思いました。

今までHPでの遠投に対する考え、記述等を読ませて貰い

またいろんな方の質問に対する回答や指導を見て自分ではある程度理解していたつもりですが

実際やって直接指導してもらい身体の使い方、ポイントなど気をつける点がはっきり分かり

やはり自己流なんだと新たに認識しました。

今日は特に左腕が筋肉痛になっています。これは今まで楽に投げて、飛ばすパワーを逃がしていたのかと痛感する痛さですね。

これからはすぐには修得出来ないでしょうけど方向性が見えてきたので、竿の強いしなりを逃さない投げ方、サミング、体力作りを目指して頑張っていきます。

また釣り場にてお会いする機会もあると思いますが、これからも宜しくお願い致します。

釣りに来てお土産に筋肉痛を持たせてしまい、すみません。

今後は、リールの固定に伴い竿のバネが仕掛けに強い動力を与えリールの回転が上がってきます。

初期のサミングに注意してください。

リールの固定が確実に出来、竿の押しが90度で止まり、仕掛けが45度に上がるようになればこれが基本の機械的な体の動きです。

周りの環境に惑わされず力が一定に機械的な動きが出来ればリールは単調な回転数を繰り返します。

これにより初期サミングのタイミング・強さの予知が可能となり

初期サミングの強さしだいでは仕掛けの飛ぶ速度に瞬時に合わせる事が出来るようになりクラッシュも格段に無くなります。

まずは、機械的な形・動きが基本です。「スタンス」「ホーム」はこの形を記憶する事で

もしクラッシュしても自分で原因が発見でき修正も可能となります。

 頑張ってください!

 遠投師


 静岡地区 18.1.18

遠投師さんのホームページを何度も楽しみながら読ませていただき、昨年までは、ロケット以外の両軸で、5.2mの竿を使いパーマを解きながら

たいして遠投もできずに両軸遠投(近投かな?)やっていました。

まだまだ、超未熟です。しかし、ものづくりが好きで、遠投師さんのホームページを読みながら、カゴを改良して12号の負荷のカゴを作ったり

これにあった浮きを作ったりしながら楽しんでいます(釣りよりもこちらに専念しているのかも……)。

新しい年になり、いよいよ道具も皆さんの仲間入りをと思い、アブの6500CSロケットを購入しました。しかし、竿で悩んでいます。

遠投師さんのホームページを読ませていただくと、男性は3号の6.3mから始めた方がよいとあります。

そこで、質問なのですが、今まで改良した12号のカゴを使いたいのですが、「がまかつ」の「がま磯カゴスペシャル3号6.3m錘負荷(5〜15)」と

ダイワの「グレーダー4号5.7m錘負荷(10〜15)」ではどちらがよいと思われますか。

グレダーの3号6.3mですと、錘負荷(5〜12)ですので、せっかくのカゴが使えないと思いますし

同じくグレーダーの4号6.3mを使いこなすには、早急ではないかと考えています。アドバイスをお願いします。

      PS:2月の第9回に参加してみたいと思っているのですが……。

竿選びですね!

HPの文面に書いてある意味は、カゴの重さから判断した竿ではなく、あくまでも個人差による体力が分からないのであのような文章になっています。

実際はご本人が使ってみないと分からないものだと思います。

ですが、柔らかい竿から買い揃えれば強い竿が欲しくなっても後に使う事も個人売買もできます。

(結局、皆さん自分自身でパワーを付けて4号竿になってしまいますよ!)

頂いた文章から考えますと12号のカゴをご使用のようですね?12号を使われているのならパワーはすぐ付きますよ!

遠投への魅力と強い意志が御ありでしたら4号6.3Mをお勧めします。

2月にお会いできるのでしたら私のグレーダー4号6.3を使ってみますか?(12号で100M近くは飛びます。)それから考えてもよいのでは?

 遠投師


 質問させて下さい。  18.1.16

ダイワグレーダー、がまRX、がまカゴスペは質問のページで何度が名前が出てますが、がまRZはどうなのでしょう。

今購入を考えているのが、カゴスペ4−53かRZ4−53です。

カゴスペを使っている人を横で見ると先が曲がらずに全体が均等に曲がっているのが分かります。

RZを使っている人を見たことがないので、どうなのでしょうか。 

 RZも軽く使いやすい竿ですよ!カゴスペも人によっては好んで使われています。

私の考えですが、遠投をする上では仕掛けに強い動力を与えられる竿が飛距離を出せると考えていて、これと両軸リールに合った投げかた(竿を振るのは90度)をくわれると、張りのある硬い竿になってしまいます。

この条件で遠投をするにはかなりのパワーと練習が必要で100Mオーバーが可能となります。

竿の曲がり方は竿の硬さや調子と考えてよく、反発力の強い物が私は好きです。

腰の柔らかい竿は、楽に70から80Mを狙うのには良いと思います。

現在、私はダイワの新グレイダー4号6.3Mを使っていて多少柔らかさを感じますが軽くシャープに竿を振れて100Mの飛距離は出ています。

 遠投師


18.1.16 神奈川地区

最近、バックフラッシュは、ほとんど起きなきなりましたが、方向が定まりません。
。竿は、真っ直ぐにに振っているつもりですが、どうしても、左側に飛んでしまいます。
力が入っているか、スタートするタイミングが悪いと思いますが?
注意すべき点がありましたら、お教え願います。


投げた仕掛けが左に飛ぶのは、おそらく仕掛けを後ろに構えてから顔が前を向くとき竿が右側に動かしてしまい、結果仕掛けが左に飛ぶのでは?
これは、顔と肩と一緒に後ろを向く事は以外に出来るのですが、首だけを回転させて顔を前に向けると肩も一緒に動いてしまうからです。
普段は使わない動作ですので気づきずらく体も慣れていませんので、首筋を痛めないように訓練してください。

遠投師


実は質問があるのですが 17.12.18 神奈川地区

前回のメールでカゴのふらつきについて、カゴの形状より「スタートタイミングのズレ」を指摘していただいたのですが、
ズレとは、カゴが静止していない、または投げの直前に右腕を動かして(無意識に勢いをつけようとしてしまい静止していたカゴが動いてしまう)
カゴがふらついている状態で投げてしまった時という認識でよいのでしょうか。
それとも右腕の押し上げ始めと左腕の引き付け動作、腰の回転の各動作の
ズレなのでしょうか。それとも更に別のもの?
私としては前者だと思うのですがいかがでしょうか。
アドバイスをいただけますでしょうか。よろしくお願いします。

カゴのふらつきについては、様々な原因があるように思います。お書きになったことも考えられますがカゴ自体のバランスや(他のカゴを投げるとふらつかない?)仕掛けをスタートさせた時の穂先の角度とカゴの角度が合っていない、スタートさせた時の道糸の伸縮がふらつくカゴではズレてしまう、カゴの心棒(天秤との繋ぎの管や錘の上など)が曲がっていて道糸の伸縮の時にどうしても真直ぐに飛び出せないなど様々です。
一つ言えるのは、スタートは、竿が45度で道糸も穂先からリールまでが真直ぐ45度でカゴも45度に来たときにスタートさせないと道糸の伸縮を殺せません。
ご質問への答えにはなりませんでしたが、実際に拝見しないことには確実なお答えは出来ません。ご自分で色々と試してみてください。
 遠投師


 遠投師さんへ 17.12.16 東京地区

またまた質問がありましてメールしました。
以前から遠投師さんはもっと強い竿を熱望していましたが、例えば競技などで使用されている投げ竿なんかは転用出来ないものなのでしょうか?
遠投競技の世界大会では未だに両軸が主流であると聞き及んでおりますが、国産の強力な投げ竿を両軸仕様(シートとガイド)にしたらかなり飛ぶのでしょうか。
自分でやってみればいいのですが、その前に遠投師さんの意見を聞きたくて質問させてもらいます。宜しくお願いします。 

そうですね!
きっと飛距離は伸びてスッキリすると思います。
私たちが作る仕掛けも、釣行会でキス競技用のタックルで約170Mは飛びましたから、強い動力を仕掛けへ与えれば飛距離は確実に伸びるでしょう。また、その驚異的な飛距離に対するスプール回転を制御する技術も訓練と開発が必要になると思います。

このご質問については求める物のの違いで考えや釣りの方向性が変わるので詳しくは申し上げられませんが、私が望む物は競技ではなく楽しく釣りが出きる環境での遠投です。競技用のタックルは「競う」もので競った結果、楽しいものになるか?リベンジ?になるかと自分自身と戦う?環境にあるかと思います。現在の両軸遠投も似たような環境にあるのは事実ですが、私は魚を釣る為の遠投ですから、あくまでも「磯竿」としての遠投竿の腰の強い竿が欲しいので、できれば未知なるポイントで大物が釣れる夢を見ています。これはあくまでも私個人の考えで、皆さんも釣りを行う上では自由な選択ができ、リールのドラグ、道糸、ハリス、クッションゴムなどの仕掛けなどの強度も飛躍的に進歩していますので一本の竿から多くの魚を釣る選択も増えています。発想により研究し、「試す」事は大切です。私の考えるものとは少し違いますが、その先にあるものに対し私も興味もあります。もしかしたらその中から私も力を得ることが出来るかもしれませんね?自由でよいのでは?

 遠投師


いつも質問にお答え下さってありがとうございます。 17.12.15 東京地区

また遠投師さんに質問があるのですが良かったら聞いて下さい。下田の振れ合いから3回の釣行、週2回近くの湖で遠投練習しているのですがどうしても上手に投げても70メール位しか飛行距離が出ません。仕掛けや浮きも抵抗を無くし軽い物を使用してるのですが…。クラッシュもなく、ライナー気味でもなく、スプール調整もユルユルの常態です。やはりキャストの速さなんでしょうか?腕力を鍛えるべきなのでしょうか?

ご質問について

仕掛けには問題がなさそうですねー、頂いたメールからですとリールに問題が在るかも知れませんが、リールと共に実際に投げるところを見てみないと判断できません。
物理的に強い動力を仕掛けに与えたほうが飛びます。スピニングで50から60m飛ばせる方でしたらもう少し80mは、飛ぶと思います。
私がお勧めする投げ方で、両軸を始められた多くに方に見受けられるのがリールはおとなしくなりクラッシュが少なくなる一方投げ方が窮屈な上に竿のバネを今まで以上に感じる為上手くスピニング時代同様の力が出せないことです。おそらくパワーには少し余力があるものの持っている力が上手く仕掛けへ伝わらない可能性もあります。
この点を克復すればバージョンアップ編への移行が可能となりなりますが、その前にこれまで体験したことの無い高速のスプール回転とサミング技術の壁もあります。
あくまでも、竿を振るスピードを早くする感覚では無く、竿を押し竿のバネを引き出す感覚で練習してください。

 遠投師


17.12.13

当方竿は5,3です、がガイド(15個)ぐらいで、良いですか、又取り付ける,間拡は何センチ位ですか、よろしくお願いします。

ご質問について

ガイドの数と位置ご質問ですが、ガイドの数は竿の調子で変わりますし、使う用途ではガイドが多いと抵抗が生まれるので最小限の数にします。基本的には販売されているガイドの数と位置で使用に耐えると思います。
ご質問の文面が少ないので分かりませんが「両軸用の竿への改造」と解釈してお話します。HPにて下記のページにも記載がありますがhttp://www.entousi.com/entousi-tyouhati17.htm
両軸で投げる時にガイドの位置と数で、道糸の緩み(竿が曲がった時のガイドとガイドとの間隔の伸び縮みで)が出てしまい仕掛けに長い垂らしを作ってしまいます。これを少なくする為に私は両軸用としてガイドを増やしています。古くより両軸竿としてある石鯛竿やモロコ竿はパワー優先で作られており継ぎの数も違いますのでガイドの数も多少異なります。
 遠投師


はじめまして、楽しくhp拝見させてもらっています。 17.12.12

なるほどと思うことばかりで勉強になっています。
そこで単純な質問で恐縮なのですが宜しくお願いします。
浮きについてです.
棒浮き(棒状の発泡スチロールに羽を埋め込み根元を尖らせカンを付けたもの(バランスはとってあります))と遠投師さんが紹介しているような形の浮き(胴体に心棒を通し心棒に羽をつけバランス取りしたもの)とではどちらの浮きが飛距離がでるのでしょうか?

ご質問について

浮きの形状については、70から80Mであればさほど変わりはないと思います。
遠投カゴつりの昔は硬質発泡の棒浮きに羽を付けたものが主流でした。当時は使用しているカゴの重さが6号から重くても12号まででしたので十分使用に耐えていましたが、車の中に入れておくと熱で曲がってしまい使えなくなってしまいした。
長さも40センチから50センチと現在の物よりも長く磯など後ろに竿を下げるスペースの無い所では扱いにくいものでした。
現在の浮きは、硬質発泡より浮力の強い軟質ウレタン発泡を使うことで浮きを短く出来て、現在のように15号のカゴを使うには硬質発泡の棒浮きは長くなりすぎて使いづらいと思います。浮き自体の重量も仕掛け全体で考えれば、規定の錘付加の配分をカゴに移行できますので飛距離アップに繋がりますので軟質発泡の浮きを選択しています。

 遠投師


聞きたいことがあってメールさせていただきます。 17.12.10

実はリールのことなんですが、自分の単純ミスによりアブ6500CT(CSと違います・・・・レベルワインダーなしのものです・・・・)ロケットクロームを買ってしまいました・・(オークションにて)
 そこで聞きたいこととゆうのは、このリールで遠投する場合、どうゆうことに気をつければいいでしょうか?
実際の話、このリールは遠投師さんのいわれる遠投には向いていないと思っていますが・・・・いかがなものでしょうか? 
それともうひとつ聞きたいことがあるのですが、同じくアブのリールで7000CS(これはレベルワインダー付)PRO ROCKET とゆうリールがあるようですが、このリールは遠投師さんのいわれる遠投に向いていると思われますか?
よろしくお願いします。

CTロケットは遠投ができます!と言うより遠投競技用に作られたリールです。CSの方が後から実釣用にレベルワインダー付でリリースされたリールです。
アブで言う「ロケット」とはその意味から遠投用として小さいサイズのリールには古くかあら有り、6500番が販売になって飛躍的にカゴ釣り遠投の飛距離が伸びました。
扱いについては道糸を巻き取る時にリールを持つ手の親指でレベルワインダー代わりをしなくてはいけません。構造的に回転のロスをなくす為にレベルワインダーが無いのですからしかたがありません。
石鯛釣りや大物釣りをされる方は慣れていますが始めての方は少し練習が必要です。道糸が片巻きなったり真ん中で団子になると投げて回転中のスプールから送り出す道糸の速さが変わるのでクラッシュに繋がる可能性があります。
ちなみに石鯛や大物釣りのリールにレベルワインダーが無いのは、魚の強い引きにレベルワインダーを左右に動かす爪が折れてしまい団子巻きになって道糸がフレームにぶつかり巻けなくなるのを防ぐ意味があります。

私が6500CSロケット以外をお勧めしないのは、仕掛けを投げていて6500CSロケットはクラッシュするほど回転が上がり道糸を押し出していますが仕掛けが空気抵抗を受けて飛べずにいるからです。CTロケットも7000CSロケットも構造的に魅力はありますが、思考をするのは空気抵抗の少ない仕掛けと仕掛けに強い動力を与えられる強いバネを持つ竿だと考えているからです。

遠投師


初めまして。 17.11.28

突然ですが竿のことで聞きたいことがありメールしました。自分はこれから両軸で遠投をしようと考えていて竿を何にしようか悩んでいます。
遠投師さんに過去によせられた数多くの質問の中で竿についてのお話、回答なども読ませていただきました。そこでなんですが、遠投師さんにとってだとがまかつ社からでている「カゴスペシャル4−63」は腰が柔らかいと思われますか?遠投師さんの考えている遠投向きなんでしょうか?それとダイワ社から出た両軸(ベイト)専用竿はいかがだと思われますか?それと、今現在発売されている竿の中で、遠投師さんにとって、「(両軸使用に)この竿はいい!!」と思っている竿があればぜひ教えてください。何分、高い買い物なので遠投師さんの考えを参考にさせていただければ幸いです。長々となりましたが、よろしくお願いします。

はじめまして遠投師です。

竿についてのご質問ですね。
私のとって「この竿はいい!!」と思える竿はまだありません。これから各メーカーさんから作成される事を楽しみにしています。
少しご質問から離れるかも知れませんが、釣りで遠投と言えば、遠くに投げて釣りをする事と、競技のように競い合って飛距離を出すと二つに分かれると思います。
本来レジャーである釣りは前者の方が健全ですが、難しい両軸を覚えて少し釣れない時間が来ると後者の優越感の虫がつい出てきて、無駄な遠投もしている方もおられます。しかし、これも両軸を苦労して覚えて持てた技術ですから私は微笑ましくも思えます。もちろん両軸での大遠投はパワーがなくては叶えられませんが、スピニングで50から60Mの飛距離を出せる方なら両軸では80から90Mの遠投が可能です。少しパワーを付ければ100Mも夢ではありません。
現在販売されている遠投に使える竿は種類がありません。また、人によって(個人の持たれるパワーに)使える竿と重く硬い物は使いこなせ竿もあります。(知人で胸骨を骨折した方もいます。この方はパワーを付けて現在は使いこなしています。)

ご質問の内容は、私が遠投できる竿と思うもの?の、ようですが残念ながら存在しません。過去に書いた物については、私個人の考えであり、皆さんにあてはまるとは限りません。かごスペシャルで100Mの遠投をされる方もおられますし、3号6.3Mや4号5.4Mで100Mを投げる方もいます。
一つはっきりしていることは、遠投にはパワーが必要です。投げた仕掛けの動力が持続するように重い仕掛けも有利となりますし、空気抵抗も考えればより飛距離を伸ばせます。
 遠投師

PS:現在、ニューグレイダー4号6.3Mを良く使っています。軽く張りもそこそこあって楽に釣りができます。(リールシートは下げ使っています。)


 又質問がありましてメールさせてもらいました。 東京地区17.11.24

最近はちょくちょく夜練習と実釣をおこない、鍛錬しております。家では自転車のチューブを使用して遠投師筋を鍛えております。
その甲斐あってか心なしか竿がより根元から曲がってくれるようになったような気がします。(あくまで気がするだけですが)
しかしながら、ここ最近よく仕掛けを飛ばしてしまうことが多くなりました。
以前は糸が切れずバックラッシュするだけでしたが、最近はいきなりバチーンと全ての仕掛けが飛んでいきます。
リールを見ると激しいバックラではなく、大変軽く、直ぐ直せる程度の糸がらみなのです。
今までそんな事にならなかったため、心中穏やかではありません。
練習の甲斐あってかサミングも強めにやっているつもりですし、遠投師さんの指導通り、ブレーキは比較的強めにしています。
なにか抜け出せるヒントがないかと思い、メールしました。
自分としてはラインの張りがありすぎることが、問題なのではないか?と考えていますが、良くわかりません。一応、バリバスから出しているカゴ遠投用の6号(200bで\2,000-也)を購入してやってみようと思っています。

やりすぎです!努力が実りましたね!
竿が元まで曲がる感覚をつかめれば、自分自身の感覚的には問題ありません。
後は、パーツ的に空域抵抗や自然環境への配慮を考えましょう!
竿にもよりますが、パワー的には問題は無くなったように思われます。
リールを高回転にするパワーがあり、サミングのテクニックも向上しています。(ひどくないクラッシュで終われるのであれば、自信を持ってよし!)
今回のご質問で悪いものは、仕掛けが受ける空気抵抗です。
おそらく、錘だけで投げれば調整のキャップが外れるほど緩めないといけないのでは?
自分が投げる場所、環境に合った仕掛けと、少しだけ自分にチャレンジした調整を探してください!

遠投師


突然ですが、リール(ベイト)のことでお聞きしたいことがありましてメールしました。 17.11.28

ダイワから今年の10月頃にカゴバージョンのベイトリールが発売されたようです。
そのことでなんですが、このリールはカゴ釣りの遠投にはたしてむいているんでしょうか?
よろしくおねがいします。

PS.最近このサイトを知り、おけげさまでいままで以上にカゴ釣りが楽しくなってきました。
ありがとうございます。

ご質問について

私が今回発売になったダイワのリールを実際に使って見たことがないのではっきりした事はいえませんが、カゴ釣りには使えると思います。
ただ、「遠投」となると、どこからが遠投でどこからが遠投と言わないかが問題です。
おそらく100Mは飛ぶとは思いますが、私は今もアブを使っています。
アブのロケットとダイワのミリオネアとでは遠心ブレーキの数とベアリングの数が違います。これは回転系に影響が大きく、一見ベアリングが多いほうが回転が良いように思われますがメンテナンスしだいではかえって抵抗を作る結果となることもありますしメンテナンスも大変です。遠心ブレーキが数多いことはブレーキが効き回転を押さえてしまいます。(以前、アブのリールでベアリング8個入りの物で検証済み)
それほど飛距離を望まなく、クラッシュも少なくカゴ釣りをするのであれば良いリールだと思われます。
それ以上の遠投を望むのであれば、リールの特性に合った機械的な投げ方で仕掛けの飛ぶ速度で道糸を送り出すスプール回転を体で覚える必要があります。
実際これは、人がリールを使う技術の部分が多く、機械的に制御できる部分を少なくしていく事だと思います。
 遠投師


遠投師さんに仕掛けの事で質問がありますのでご回答宜しくお願いします。 東京地区 17.11.9

@遠投浮きの事ですが市販品の浮きの羽は風が当たると回る仕組みになっていますが遠投師さんの浮きは何故固定式なのでしょうか?海の上で浮いている時や飛行距離など関係あるのでしょうか?他のかたの手作り浮きを見ると浮き本体から数センチ離れて羽を付けているのですがメリットなどあるのでしょうか?お忙しいと思いますがご回答宜しくお願いします。
ご質問について
羽の固定式については
1.作成で軽く出来る事(市販と比べて)
2.羽が回転すると飛行中に道糸の側をたなびくハリスを拾い絡む危険がある事
3.回転させるには軸と羽とに余裕が必要で飛行時の方向性に問題が起きる可能性がある事
4.仕掛けの着水時にかなりの衝撃が浮きにも発生し羽の破損の危険がある事(軽さを意識して自作した場合)
羽が回転する事はとても良い考えだと思います。しかし、私は固定式の浮きも道糸とヨリ戻しで繋いでいますので、何ならかの条件で回転しなくてはいけない時は回っています。(飛行中に回ればハリスを拾い浮きを点検すると羽が割れている事に気づき、海面でも強い風が吹く回転しています。)
まだまだ良い考えの物が有るかも知れませんが、現在私は固定式を使っています。
 羽が本体から離れている
現在の飛距離では飛行にはあまり影響はないように思います。
浮きは本体で水に浮かし、羽で確認しています。羽を高くすればウネリなどが来ても沈まないで見えます。(錘との関係も重要)
ただ、あまり羽を高くすると重心が上になりウネリが下がった時に浮きが寝てしまいます。(これを防ぐには下足を長くする)
後は、羽が破損した時に修理が楽になるも利点です。
 浮きについては、まだはっきりと解明できない部分もありますが、私の思う事をお伝えします。
 遠投師


ウキ&カゴの販売について 17.11.7

知り合いの釣具店さんが、あくまで釣り人として両軸を教えて欲しいとのことで投げ方から仕掛けまで色々と教えて上げました。
ウキの作り方を教え自分で作成し始めたら販売し始めました。
作り方、デザインが違うのであまり気にしなかったのですが、イレクターカゴも販売したいので作り方を教えて欲しいと言われたので断りました。
あくまで釣り仲間として教え合うのは必要だと思いますが、販売を目的にするので有れば自分で考えるべきだと思います。
HPでの情報を元に作成し販売している方もいるかも知れませんが遠投師さんはどのように考えてますか。
釣りは難しいですね!
自作の道具販売については、私は×です。
「振れ合い!」や私のHPよりお金儲けに走っている方もおられるようですが、私は趣味の世界で安く楽しく釣りを楽しむ為に詳細な説明をしています。
物作りも楽しい釣りのひと時であり、これを使い、改良を考え良いものは皆さんで使い楽しい輪を広げて釣具メーカーさんまでも動かしたいと私は考えています。(メーカーが動くとすればお金儲けですが)
私の周りの「物」は全てが誰かが考え出した物でこれを利用してか、工夫してまた、用途の変換で違った使い方をして釣具としています。
私の話す中にも、他で見たものや聞いた物もあります。「あれは、俺が考えたんだ!」なんて事をよく聞きますし、「他人に口外した」と恨まれる事もあるようです。
釣り具は隠して使う事は出来ませんし、これまで沢山のアイディアが出てきてはいますが、いずれ誰かが考え出すかも知れませんし人が人を釣りと言う遊びで「恨む」事はおかしい事です。
その方も見えていない物がおありなのかも知れません。
休日の楽しい一日の中で、釣り人として頂いた情報は個人の利益にするものでは無く、これを自分の楽しい釣りとし、良い物は伝え笑顔の釣り人を増やす事だと私は思います。
以前、私も知人に頼まれてハンドルを作成していましたが現在は行っていません。

「ENTOUSI.COM」は営利を目的とせず、楽しい釣りを広げ釣り人の輪が釣具メーカさんを良い方へ動いて頂ける事を願うサイトです。

 遠投師


返信ありがとうございます。 17.9.28

リールのメンテナンスについてまた質問です。
私の購入したアブにはグリスが付属してなかったのですが、分解メンテでは使用するのはオイルだけですか?
後、分解メンテは釣行後、毎回必要ですか?外側のメンテ
毎回やって、何回かに一回分解メンテでは駄目ですか?

 

ご質問について

分解メンテナンスはオイルだけです。メインギヤ回りはグリースですが他の高回転を起こす所は全てオイルです。
海水が中まで入り込み乾くと潮の結晶とプランクトンなどが不純物としてオイルに混ざるので
高回転を持続させ部品の磨耗を防ぐには毎回のメンテナンスが必要です。

遠投師


 初めまして。 17.9.26

初心者ですが、両軸遠投を始めようと思い参考にさせてもらってます。
疑問に思ってる事があるのでお聞きします。まず籠についてなんですが、市販の遠投籠の多くは仕掛けが棚に到着すると、一気にコマセを放出するタイプが多いと思うのですが、このタイプの籠は一気にコマセが出て行くので、仕掛け到着後の竿を煽るという動作はいらないのでしょうか?
また、コマセが一気に出るタイプと竿を煽ってコマセを出すタイプでは、どちらがいいですか?
もう一点。6500CSロケットクロームのメンテナンスについてですが、釣行後、洗浄する場合自分は初心者なんで、遠投師さんの様に分解するのはまだ怖くて出来ません。
分解しない洗浄の場合どうやって洗浄すればよいですか?水が入ってはいけない場所などが説明書を読んでも良く解らなくて。
リールの上から一気に水道水を流すと内部に水が入りそうで怖いです。年に一度はメーカーで(将来は自分で)オーバーホールしてもらおうと思ってます。
以上ですが、よろしくお願いします。

はじめまして遠投師です。

 

 ご質問について

使い分けるカゴのタイプは狙う魚の習性や、餌取の有無、潮の速さでカゴから出るコマセと付け餌の関係が変わります。

また、カゴが棚まで落ちてコマセの出し方も人夫々に上記の変化で変えています。コマセに使う餌もオキアミとアミエビとではカゴからの出方が変わります。これは、フカセ釣りで言うと集魚剤みたいな物で、釣り人が狙う魚対して攻めるアイテムです。釣り人夫々の経験と考え方で変化します。釣り場で悩む事があれば、その場で釣れている方を研究し真似て行くのが近道です。そして、何故?釣れるのか?を考え自分の知識としていけばよいと思います。(遠投も一つのアイテムです。)

リールについては残念ながら現在は分解するしかありません。よりよいリールが開発されたら分解メンテナンスから私も解放されるのですが、、、アブのリールの殆どが淡水用ですし私達が行っている遠投を考えた作りにはなっていません。リール自体は淡水で錆びない様に出来ていますが防水ではありませんので簡単に中まで水が入ってきます。海水では塩やプランクトンなどの不純物がリールの中まで入ってしまい乾くと回転の妨げになります。
常に高回転を望むには分解メンテナンスは必要です。
リールの分解は、順序良く行えば大丈夫ですよ!頑張ってください!

 遠投師


 おせわになります。 17.9.24

ダイワからミリオネアのカゴバージョンが出るらしく興味をそそられています。そこで遠投師さんに質問なのですが
abuと比べてダイワの両軸リールの遠投性能は現状どのくらい差があるのでしょうか。
金額的にはミリオネアがabu6500の二台分といったところのようですがその金額差に性能は比例しているのでしょうか。
性能によっては購入も検討しております。
わかる範囲で結構ですので、ご指導願います。

ご質問について
現在のダイワのミリオネアは(遠投バージョンCV-X)ベアリングが多く良いように思われますが、私はアブが飛ぶと思います。
実際投げた事もありますが高回転時の抵抗が大きく飛距離が出ません。今回出たCV-ZもベアリングがCV-Xの倍の8個入っています。
アブにもSWと言うベアリングが多く入ったリールを持っていましたが、これも抵抗を感じていました。
シマノさんもコンクエストに遠投カゴバージョンが出ると噂ですが、実際使ってみないと分かりません。
どこのメーカーさんもきちんとしたデーターが取れていないのでは?
私達が行う本来の遠投カゴ釣りでは、ルアーの世界とは違った想像もつかない程の速さで仕掛けを飛ばしています。
遠投を叶えるには仕掛けの飛ぶ早さで道糸を繰り出す技術(サミング)が必要です。
確かに高回転になると抵抗が生まれた方がクラッシュは起きませんが仕掛けが飛べなくなります。
両軸遠投は難しくはありますが、現在のアブにはまだ高回転に余裕が有り、強固な竿の出現か、仕掛けへの空気抵抗の考慮を思案している私には価格の上でもアブを選びます。
 遠投師


はじめまして。 横浜地区 17.9.23

現在カゴ釣りにはまってます。今はスピニングを利用していますが遠投師さまに刺激を受け両軸リールの購入を検討しています。
そこで教えていただきたいのですが、ABUの6500CS ROCKETとCSPRO ROCKETではどう違うのでしょうか?
まだ両軸初心者ではCS ROCKETの方が良いのでしょうか?何分に
も初心者ですのでよろしくご教授ねがいます。
はじめまして遠投師です。
ご質問についてABUの6500CS ROCKETとCSPRO ROCKETについては、6500CS ROCKETが古い方でPRO ROCKETが新しい方になります。性能は古い方が良いような気がします。が、双方とも100Mオーバーは出来ます。
 遠投師


  はじめまして  静岡地区 17.8.18

数年前より両軸リールによる遠投カゴ釣りにはまっております。なにせ独学のスタートですのでバックラッシュとの戦いに明け暮れておりましたが、最近インターネットでこのHPを発見し、参考にさせて頂いております。おかげさまで、少しだけ進化したように感じます。リールはABU6500CSROCKET Crと6500cロケットのファーストモデル(こちらはあまり使ってないです)です。遠心ブレーキに関して、お聞きしたいのですがある釣り道具屋さんに聞いたのですが遠くに飛ばしたいのなら遠心ブレーキのブロックを1個にするか0にしないと飛ばないよ!といわれました。実際やってみるとバックラッシュしまくりでどうも上手くいきません。
この釣り道具屋さん以外にもこのように考えている人が何人かいましたが遠投師さんの遠心ブレーキに対する考えかたをお聞かせください。

 はじめまして遠投師です。

 ご質問について
遠心ブレーキは私も一つにしています。確かに二つあるとスフール回転に抵抗を感じます。ブレーキを0にしての遠投も可能だとは思いますが、この場合サミングでスプールに触れる時間が長くなり私の場合のカゴ釣りでは扱いにくいと考えています。
石鯛釣りなど錘付加が大きく仕掛け自体の空気抵抗が少ない場合はよいかもしれません。
両軸リールでは、仕掛けの飛ぶ速度に合わせたスプール回転が理想であり、仕掛けに強い動力を与える事と仕掛けが限りなく空気抵抗を抑えた形状が好ましいと私は考えます。

スタート直後は仕掛けが飛ぶ速度と合わずリールは勝手に高回転を始めます。これを制御するのがサミングです。
スタート直後のサミングで直感的に仕掛けの飛ぶ速度に押さえ、かすかにスプールより道糸が膨れながらも出て行く(つまり仕掛けの飛ぶ速度に合ったスプール回転)事が望ましく、ここに遠心ブレーキ一つの軽い抵抗の効果使います。
私の投げ方で遠心ブレーキを全て外すと「かすかな膨らみ」では無く道糸が大きく膨らみますので、遠心ブレーキの代わりに絶えず指でサミングし結果、飛距離を落としてしまいます。

サミングや遠心ブレーキを必要とすることは、リールにはまだまだ回転に余裕が有り、「仕掛けへいかに強い動力を与えるか?」「仕掛けの空気抵抗をいかに無くすか?」が今後の課題であり、個人個人の体力の増強と仕掛けの改良、仕掛けにより強い動力を与えられる専用竿の開発が待たれます。

投げ方も人夫々あります。考え方も違ってしまう場合も多いようですが「直感的」なタイミングや動作は、人が機械であるリールや同じ力で撓らせれば同じ動きをする竿を扱う上でこれらを「制御」する事から生み出されます。リールや竿を「制御」するには人がキャストする力と動きを正確に繰り返し、その中でのクラッシュのタイミング、道糸の膨らみが周期的に感じられ「制御」へ繋がると思います。確かに、スプールを緩くすれば抵抗が無くなり回転は上がり遠くへ飛ぶ気がしますが機械であるリールを制御できなくては意味を持ちません。私がHPにて公開している「スタンス」「ホーム」はこの「制御」への入り口です。また、「リールのメンテナンス」はこれを確実にする意味で「スタンス」「ホーム」同様に大切な部分です。長い文章になってしまいましたがご理解頂けたでしょうか?遠投!頑張ってください。

 遠投師


 こんにちは。 東京地区 17.7.12

初めてメールさせていただきます。今年から両軸リールでのかご釣りを始めました。
サミングについてアドバイス戴きたくメール致しました。
私はサミングを行う時に、スプールの中央に親指を置くのでは無く、スプールの端に親指を持っていく癖があります。
道糸に触れるか触れないかでは無く、回転しているスプール自体に触れるか触れないか位で回転を少し制御し
その間に道糸のふくらみを無くそうとしています。そしてふくらみが無くなる寸前で親指を離し
次のふくらみに備えているのですが、このやり方は遠投という面ではマイナスになってしまうのでしょうか?
それとも根本的にサミングとして間違ったやり方なのでしょうか?

この癖は、10年程前にバス釣りに凝っている時期があり(約3年程)
その時期にABUよか一回り程小型の両軸で釣行していた為、その時の癖です。
バス釣りの場合はカゴの遠投の様な飛距離は求めなかった為、このサミングで済んでいた様な気もします。
遠投師さんのサイトと静浦の釣具屋さんのアドバイスを参考に釣行しております。
カゴもサイトを拝見して不器用な手に気合を入れて改造致しました(笑)
飛距離はまだ70〜80メートルだと思いますが毎回の釣行がとても楽しいです。
長々と失礼致しました。お忙しい中恐縮ですが是非、アドバイス戴きたいと思います。

はじめまして遠投師です。

ご質問について

 根本的な間違いではありません。私は「サミング」とは「制御」と考えています。
この場合スプールの回転を意味しますが、スプールの端でも道糸でも指で触れて制御しているので同じです。
ただ、実際に目で見て行わず指先だけでの制御となり人夫々の感覚の部分が多くまたバス釣の様に近い飛距離ではクラッシュを防ぐために比較的にスプール回転を押さえた調整をされがちです。

 サミングは道糸の膨らむ指先の感覚、スプールから出る音などをたよりに、キャストの正確な機械的運動により
感覚的にサミングのタイミングと強さの余地を行います。
カゴ釣でのサミングはバス釣とは違い5倍から10倍近くの道糸をリールから出さなければいけません。
理想としては、仕掛けの飛ぶ速度でスプールを回転させる事ですが、スタートタイミングや道糸の伸び仕掛けが受ける空気抵抗や重力・加速などがサミングを複雑にしています。
より複雑な「制御」を必要とすればより「正確」な余地と指先での感覚が必要となり、道糸の膨らみを感知する事を私はお勧めします。
研ぎ澄まされた感覚と余地を行う為には、より正確な機械的運動とが基本となると思います。

「スプール調整が緩い方が飛ぶ!」とよく耳にしますし当たり前のようにも思えますが、自分自身が機械であるリールを「制御」できて初めてスプール調整の意味が理解できます。

コントローラー付のモーターを例にすれば、モーターの回転が一定であるからコントローラーで簡単に好きな速度に制御出来ますが回転がバラバラであれば制御は難しくなります。

スプール回転とラップして考えると、この場合回転をバラバラにしているのは仕掛けの飛ぶ速度で、サミングを楽にするにはモーターの回転に初めから抵抗を与えておいて(スプール調整を閉めて)サミングします。

しかし、これでは飛距離が出ません。ではどうするのか?バラバラな回転の周期を覚え、スプール調整を緩めてこの周期のタイミングに合わせてサミングを行うのです。バラバラな周期を正確に計測するにはモーターの回転を生み出す竿を振るキャストが基本となり、スプール回転のスタートが周期の計測のスタート地点です。

 大変難しいお話になってしまいましたがご理解頂けたでしょうか?お体を大事に遠投!頑張ってください。

 遠投師


はじめまして、遠投師さんこんにちは 湘南地区 17.7.12

いつもROMさせてもらい、いろいろな方の質問や答えを参考にしています。
自分はグレーダー4−57、ABU6500CSロケットで今年から両軸を始めた初心者です。

最初はバックラッシュのオンパレードで1日中リールとにらっめっこの日もありましたが毎週投げてはビデオでフォーム確認したり上手な人のを見、遠投師さんのHPを何度も読み返したおかげか、今ではバックラッシュはほぼ100%しなくなりました。
たまに力が入るのか糸が膨らみ変な音もし危ないと思うこともサミングで回避出来るようになりました。

そこで質問なんですが糸を離すタイミングは45度とおっしゃってますが自分は少し早いのか上に上がってしまうようです。
飛距離も5〜60m位だと思います。遠投師さんはHPの中で竿の2番目が上に来た時と書いてありますが
見て投げる訳にはいかないと思うのですが。心の中で言葉をかけてタイミングを計るとか何かいい方法はないでしょうか?
たまにいいタイミングでスタートさせるとリールの音が途中で変わりカゴが延びて飛ぶようなのですが
自分の中でタイミングの取り方がはっきりしていないのでなかなかコンスタントに出来ません。
宜しくお願いします。

はじめまして遠投師です。

ご質問について
 かなり感覚的にも自立されているようですね!
リールの音でサミングに行けることは大切で力強く竿も押せるのでは?
ホームがきちんと固まっているのでしたら、少し変化を加えてはいかがでしょうか?
HPはあくまでも基本です。仕掛けが上に上がるのでしたら少し竿を止めるポジション前に出してタイミングを遅らせては?
またしばらく不調になるかも知れませんが飛距離アップに繋がります。
 感覚の世界ではありますが、あくまでも仕掛けを上げる角度は45度です。
しかし、スプールのスタートのタイミングは竿、道糸、反転して来たカゴが一直線になった時です。このタイミングを45度にすればよいのです。(仕掛けが延びて快調の時状態)
投げるホームが機械的に動ければ調整も可能だと思います。

 遠投!頑張ってください!
 遠投師


ついにグレーダー4−57、6500CSロケットクローム揃いました。 東京地区 17.6.26

早速近所の河原で素振り練習しました。練習中4つの疑問がわきましたのでアドバイスをお願いします。

@ リールを軸に投げるとフィニシュでへそ前あたりに位置して窮屈な感じ(竿のトップがお腹に当たる)がしますがよいのでしょうか?ついつい左脇の下にリール、竿のトップを逃がしてしまいました。

A スピニングと違い竿上のラインが手のひら側(利き腕)にきますが構えて投げるまで、竿とラインといっしょに握ってしまてよいのでしょうか?竿だけ握るとラインが不自然な感じがします。

B スプールのラインを押さえている親指を離すタイミングは90度か竿を止める角度と同時の45度の時か?

C 「90度地点で力をゆるめる」と遠投師の部屋のなかにありますがなかなか感覚がつかめませんでした。力を抜くと右手を竿から離しぎみになり竿を45度でピッタと止めるのが困難です。ある程度右手を最後までしっかり握っていた方が竿の揺れも少なく、ピッタと止めれる感じがしました。

※休めのスタンスから90度肩をひねり、縦に竿を振るというのはかなり窮屈ですね・・・・・

 以上よろしくお願いします。

いよいよ練習が始まりましたね!

ご質問について

@、「竿のトップがお腹に当たる」とは竿尻の事でしょうか?リールを軸に竿を振りますが、上半身は腰のバネを使う為に90度近く回転します。HPの文章だけでは構えた時のリールの位置を、その位置から動かさないようにと思われてしまいますが、リールは胸近くで構えた状態で上半身が回転するのに付いて回ります。竿を振った後は、リールは胸近くに位置し、竿尻は左脇に入るのが正解です。

A、ラインは竿と一緒に握ってかまいません。90度で竿を押す事を止めた手は、開き竿が倒れるの防ぐ為に手を返して竿を支えに行きます。
リールが動かず、手を返して支える手が伸びた状態が仕掛けをスタートさせる角度の45度となります。(スタートタイミングは実際には、竿の固さや、竿を押す力で竿の撓り方が変わってしまい、スタートさせるタイミングを時間で感じた場合は、柔らかい竿では仕掛けが45度まで上がって来るのにしばらく待つ感じでスタートさせます。)

B、問いAに近い答えになりますが、動作が繋がっているからです。
スタートのタイミングは竿が45度になった時と思っていてください。正確には、竿の撓りで持ち上げられ仕掛けが反転し、竿、道糸、カゴが一直線になった時です。このタイミングを外すと道糸の収縮によりカゴが踊ってしまったり45度の角度が取れなくなります。(大切なのは90度以上竿を振らない事とリールが動かない事が繋がって竿が45度で静止でき、竿の固さに応じた仕掛けの反転速度が感じられスタートのタイミングに繋がります。)

C、これも問いABでお話しました事と繋がっています。
竿を押すスピードはかなり速く、竿が折れるくらいに押し、90度でヤメます。
素振りの練習では、穂先が揺れてしまいますが、実際に仕掛けを付けた練習では道糸が通っていますので揺れません。
竿を45度でピタリと止めるのではなく、竿が45度で止まるように90度で押す事をヤメるのです。

大変窮屈な投げ方ではありますが、「基本」として練習してください。この投げ方を理論的に分かるようになれば
ご自分に合った投げ方も見えてくると思いますし、100Mの遠投も叶うと思います。
飛距離出す為には、竿のパワーとそのパワーをリールの特性に合った形で仕掛けに動力を伝える事です。ある意味「投げやすい」事は竿のパワーが逃げていて体が楽であり、超遠投を叶えるには体にも負担が掛かります。
体が動かず飛距離を出す事は、周りから見て「軽く投げても飛ぶ!」と見えてしまいます。
機械的に体が動かない事が竿を撓らせ仕掛けに強い動力を与え、遠投を可能にします。
この理論で投げられれば、軽く投げても70Mは出てしまいます。道糸にヨリが無くパワフルに巻取りが出来る快適な釣りと、未知なるポイントと飛距離を追う豪快な釣り、道具をサイヅアップして遠征して大物との格闘など夢は広がって行きます。
練習頑張ってください!

 遠投師


稲取港ではお世話になりました。 東京地区 17.6.20

仕掛けではないのですがよろしいでしょうか
私が投げる時はリールのスタート直後はスプールの回転が速くなり過ぎのような感じがするので
何時も瞬間的にスプールに親指が一瞬触れてしまいます。
スプールにブレーキを掛ける様にしていれば別ですが私はかなりゆるゆるに調整しています。
スタート直後の場合は道糸のふくらみがどうのこうのと
考える(親指で察知する)暇がありません。皆さんはどのように対応しておられるのでしょうか
是非遠投師さんの考えも教わりたく御願い致します
遠投時のリールのスタート直後は延びた道糸が縮まる事で余計に道糸を引っ張ろうとして回転があがるのでしょうか。

どうぞ宜しくお願いいたします。
稲取ではお疲れ様でした。

 ご質問について
投げた瞬間に指で何度かサミングをしなくてはいけないのは、良い兆候です。
竿の振りが速くなりスプールがよく回転し、飛距離を伸ばせます。
クラッシュはこの投げた時の瞬間の道糸の膨らみを感知できず起こしてしまうのが殆んどで、稲取で申し上げた様にスタートさせた指が直ぐにスプールの直ぐ側にいないと、サミングに行けません。(癖にしてください。)
では何故これでいいのか?飛距離が伸ばせるのか?
HPにもご紹介していますが、「仕掛けの飛びように飛ばせる!
」竿のバネにより動力を与えられた仕掛けは、何も抵抗がなければかなりの飛距離を出します。しかし、重力、道糸、空気抵抗など様々な抵抗を受けています。この中で抵抗を少しでも抵抗を無くす事が出来るのが両軸リールによる道糸の抵抗です。スピニングでは仕掛けが道糸を引っ張り続けなくてはいけませんが、両軸リールは道糸を押し出してくれます。但し、竿の振る速さによりリールの回転と仕掛けの飛ぶ早さには誤差が出てしまい、スプールから道糸が膨らんで来るのです。
大切なのは仕掛けの飛ぶ速度に瞬時に合わせるサミングテクニックです。
常にリール側が仕掛けの速度より−であれば道糸の膨らみは出ません。
しかし、仕掛けに抵抗を与えてしまいます。
いかに僅かな時間のサミングで仕掛けの速度に合わせるかが飛距離アップの鍵となり、この部分が上達への個人差が有り、瞬間の出来事の中のお話なので私から「ここをこうすればよい!」と断言できかねる部分ですが、人が機械的な動きが出来れば、サミングの強さや触るタイミングも周期的に予測が可能となり、感覚での話の中にも見えて来るものが出てくると私は思います。(絶えずスプール回転を−側にしようとする遠心ブレーキはとても大切な役目をします。)

 注意点を一つ、スプール調整は「ゆるゆる」との事ですが、多少閉めてもロケットは回転が持続し飛びます。(最近は多少ロケットにも回らない物もあるようですが?クロームは緩くても大丈夫のようです。)
私は、かなり閉めて使っています。(クラッチを切って軽く道糸を「チョン!」と引っ張ってスプールが一回転するくらいです。リールはクローム)
誰もが、スプール調整を緩くすれば抵抗が無くなるから飛距離が伸びる!と考えます。けして否定はしませんが、瞬間に起こる道糸の膨らみに対する対応とサミングの技術が伴わない限りクラッシュは避けられません。(サミング技術については、仕掛けの空気抵抗によりかなり変わって来ます。)
それと、カゴの重さにも注意が必要です。人が機械的に動けてもカゴの重さが変わると竿から引き出されるパワーが変わってしまいスプール回転も変わってしまいます。(練習していたカゴにコマセを詰めると重くなり、練習より竿が撓りスプールが回転が速くなると共に竿の起き上がりが遅くなりスタートタイミングも少し遅くなる。)
 練習頑張ってください!
 遠投師


 こんにちは 東京地区 17.6.20

ついに両軸 アブ6500CSロケットクローム購入しました。
カッコいいです。(うわさ通り重いです)竿もグレーダー 4−57(両軸用)を注文し、納品待ちです。
初めてアブを手にしましたが調整パーツがたくさんあるのにはビックリしました。説明書を読みましたが分かったような分からないような・・・・
(これは体で会得するものでしょう)初心者が何か調整で気を付けることがありましたらご教授下さい。
バックラッシュについてですが、クラッシュ発生した後の復旧作業は初心者でも簡単に出来るのでしょうか?せっかく遠出したのに1日丸つぶれと言うようなことはないでしょうか。
最後に、左手と右手の竿を持つ間隔は肩幅くらいでよいのですか?
初遠投を楽しみにしています。出来ればクラッシュなしを望みます。
甘いかな〜?

もう少しで両軸デビューですね!

ご質問について
リールに付属したパーツは直ぐに使うものではないので大事に保管しておいてください。
調整の注意点としては、糸を巻くときに下の方から平行に巻ける様に両サイドのネジで調整してください。
ボビンからリールに巻き取る時は、糸にヨリが来ないようにボビンを回転させながら巻いてください。
糸には少しテンションを掛けて巻き取り、ただレベルワインダーにまかせて巻くと、片寄り巻きになるので
調整しながらくテンションを掛けている指で片寄る反対方向へ引っ張りながら巻きます。

クラッシュは人にもよりますが、復旧にはかなり時間が掛かります。
ひどい時はスプールの中で何箇所も切れていたり、クラッシュ直後に道糸が切れて仕掛けが飛んで行ってしまいます。(飛んで行った仕掛け回収するには、仕掛けに浮き止めを3ヒロくらいに付けておくと浮きが立ち、回収器が役立ちます。)

クラッシュを解く技術も覚えなくてはいけませんが、練習を始めたばかりの頃は一投、一投クラッシュになる時があり、一日リールに向かいクラッシュを解いている時間が長くなりますので、あきらめて道糸を切って巻きなおした方が早い場合もあります。
(上手く投げれるようになるまでには数千mの道糸を消費します。)現在私は、道糸は6号を使用していますが、初歩の練習あれば7号か8号がクラッシュしても6号の道糸よりかは切れにくくなります。

初めに投げる時は、道糸が海水で濡れていないので、サミングすると指と道糸が摩擦で火傷します。指は痛くなるし、道糸は切れやすくなりますので、軽くなげる事を繰り返し徐々に距離を出して道糸を濡らします。(海水がサミング時の摩擦を抑える冷却水)もしくは初めからリールに海水をかける。

竿を持つ間隔は、バーベルを抱えた状態から、リールを胸に近づけた状態です。(リールを持つ手はバーベルを持つ手とは逆向きになります。)

初遠投!頑張ってください!クラッシュは避けがたいものです。両軸遠投を断念される方の殆んどはクラッシュが原因です。
きちんとした知識と技術があればクラッシュは防げます。
 遠投師


一つ質問させて下さい。横浜地区 17.6.14

ホームについてです、遠投師さんの解説によると「リールが竿を振る軸である」とのこと
竿を押し出す前後のホームについてです(リールの位置⇒左手)前は体を90度回転させるため左肩のやや前方に
遠投後は左脇の位置?で問題ありませんか?
8月に向け少しでもスピードアップを図る為にイメージ等のトレーニングを実施して行きたい
と思っています。
ご質問について
ホームについては、皆さんからもよくご質問が出るところです。
形的には、バーベルを胸に抱えた感じからリールを左胸に近づけた形が基本です。(左胸からリールまでは15cmくらい、右手も同じ幅移動する)
基本がマスター出来れば、徐々に左手を前に出してもトラブルは起こりにくくなります。
基本が理解できずに左手を前に出し、引き下げる投げ方を行うと仕掛けを上げるタイミングやスプールのスタートタイミングなどがきちんと予知できないままで、「気負い」や「競争心」が起こるとトラブルになります。
人によって様々は「ホーム」が有りますが、基本を踏まえて飛距離アップへの発想を展開しないとトラブルがつきまといます。
「スタンス」「ホーム」は基本への入り口です。発想の展開により左手が前に出る事は、けしていけない事ではありませんので「ほぼ」が付いたのです。
実際にお会いできる8月には真実が明らかになります。
 遠投師


いつも楽しくHPを拝見させていただいております。17.6.12

先日静浦の大防波堤に豆鰺の釣れ具合を偵察に行った時にカゴ遠投の練習をされている方いました。
その方がいうにはカゴ遠投の飛距離のみを競争する競技会があって、相当な距離をとばしている方がいるようです。
もちろんリールのレベルワインダー等ははずしてしまって行っているようです。
そう言った競技会の有無と、記録についてもし御存知なら教えてください。
 因みに実釣なら120m〜130mが限界かなと思うのですが。120mでウキが
立つとかなりウキが見にくくて目視が大変ですよね。
「競技会」については別の話かもしれませんが、私が清水地区の方から聞いた事あります。
清水地区ではキスの遠投を含めた競技会で両軸遠投が存在し、飛距離は150mだそうです。
竿はキス竿らしく、投げか方もキス釣りと同じでリールはアブ、リールには改造がされていて
サミング用のレバーが装備され指でサミングは行わず投げた直後からスプールを見つめレバーによるサミングを行うとか?
錘とか道糸等の詳細は不明です。
実際のカゴ釣りでは、おっしゃるように130mが限界かも知れませんね?錘だけ投げてもそれほど飛距離が出ませんから、仕掛けへの空気抵抗を考慮する工夫を忘れず、動力が持続する重い仕掛け投げられる竿の出現に期待したいと思います。
 遠投師


さっそくお返事を頂いておりましたが、出発した後でした。(^^ゞ 東京地区 17.6.12

天気は小雨が時々降るような状況でしたが、皆で楽しめ、時間の都合&60mの遠さにビビリ
僕は1回しか計測をしなかったのですが、ほんの少し向かい風であったとはいえ、63mでした・・・。(泣)
やはり現状では最高のコンディションでも70m行けばイイほうですね。
自分で悪いところはいくつか分かっているのですが、現段階ではそれをどうしても克服出来ません。
何より体力作りが必要とも実感しております。
静浦で釣りをするには今の飛距離で何も問題はありませんが、いつも一緒にいる人達とどうしても同じような飛距離で、
色んな所で釣りをしたいため、また1から出直すつもりでおります!
振れ合い、とても楽しみです。(*^o^*)
楽しい一日でよかったですね!
63mですか!まだお逢いできていないので何とも言えませんが大丈夫です!
スピニングで投げられるパワーを両軸に伝えられれば80mから90mは飛びます。
問題は仕掛けに動力をどうして伝えるか?スピニングとの違い?です。
スピニングではあまり考えなかった自分の動きを、頭で考えて瞬時に手足に伝わる事を訓練します。(初回では形をお教えします。疑問が出てくればそこが訓練場所です。)
これらを自分の物にして100mの世界へ!
 8月が楽しみですね!
 遠投師


 「ENTOUSI釣行会!」だけに参加!

両日とも、仕事で行けませんが、日曜日の夜釣りなら行けそうです。
場所にもよりますが参加したいとおもいます。
当日の仕事の様子によっても分かりませんが・・・
見たいものは、投げ方、ウキ、カゴ、リールです。
自分なりに、やってますが板見、静浦で、見かけた方が
自分達より20mは飛んでるのを見て、何が違うかわからずに、悩んでます。

板見港が立ち入り禁止になるみたいですが、何とかなりませんかね?
原因はバーべキュウ、キャンプの連中のゴミらしいんですが、なんとも決定してしまったそうです。
県の土地なので、自治会が、単独での禁止は出来ないはずですが? 

日曜日の夜には私も帰路につきますが、お時間が分かればお待ちします。
私に、20mの飛距離アップの」お手伝いが出来るかは分かりませんが、お話だけでもよろしいですか?

板見港は以前から夏になると立ち入り禁止の表示とバーベキュー禁止は煩く言っていました。本当に入れないのでしょうか?原因は釣り人でしょうか?
どちらにしても残念です。何処の場所でも同じですが、他県から遊びに来る方も地元の方への配慮も考えてほしいものです。
誰もが日曜日で自由な時間ですが、自分だけの世界での行動は避けて頂き、地元の方々へのモラルある行動をお願いしたいものです。一人の行動で大勢の方が迷惑を受けてしまいます。
「立ち入り禁止」が良いか?悪いか?と考えると、地元の方から見れば自分の庭先で騒いだりゴミが捨ててあれれば当然の行為でしょう。
これを県の土地であるからと申し出ても地元の方のお気持ちは変わらないのでは?
かえってこじれれば地元の方が強いと思います。地元の方の中にも釣りを楽しんでおられる方もいます。
本当に立ち入り禁止であれば難しい問題ですが、時が経ち地元の方と楽しく釣りができる季節が来る事を祈ります。
 遠投師


早速のご返事ありがとうございます。 房総地区 17.6.2

また、説明不足で申し訳ございません。

昨年の暮れに遠投師さんのHPに出会いカゴ釣りをはじめました。
それまでは石鯛を5年ほどやっておりましたが、子供もでき(2人)経済性や、釣果(お土産)等を考慮し
遠投EV4−63、グレーダー4−63、6500ロケット、ミリオネア300を購入いたしました。
冬の間ヤマシタのカゴを15号にし、発泡ウキを製作して、近所の江戸川で練習いたしました(もちろん道糸は6号)。
4月に入り実釣にいきましたが、やはり春の房総では、夕方からの半夜釣りで、アジ狙いがよさそうなので
よるにガイド竿をしようしましたが、やはり使いずらく、エンブレム4−53を購入しました(遠投EV以外はすべてヤフオク)。
これに、ミリオネア300(わたしはロケットよりもこのリールが安定して投げられるので)をつけて使用していますが
75mぐらいの飛距離です(4−63だと100mいくのですが)。
確かに夜なので遠投の必要性は少ないのですが、魚は根についていると聞きます。
誰も攻めていない根を今後探してみたいと思っています。ちなみに、エンブレム5−53も落札しましたが
4−53と大差ありませんし、アジの口を考えると・・・。
4号竿を使用する前石鯛竿(S者ハイパーループアドバンスM-53)や、スピニング用5号竿(ハイパーループ大島5−53)
で試しましたが、同じ感じでした。竿の長さがポイントでしょうか。それともエンブレムもリールシートの位置はスピニングの位置
なので、両軸で投げる場合かなり振り幅が短くなるのも原因でしょうか。
ご意見をお聞かせください。

 そうですか石鯛師さんだったんですね!房総は遠投石鯛のメッカですよね。
70m以上遠投できないと入れない石鯛クラブがあったとか昔に聞いた事があります。
房総の遠投石鯛師さんは、サミングの時にスプールの縁に指で触れてサミングされるんですよね!
ですからスプールの縁がピカピカに光って一人前だとか?
私も昔は黒鼻や守谷、白浜あたりに釣行へいきました。最近は昨年に白間津に行っただけです。

 ご質問について
 竿の号数と飛距離については昨日もお伝えしましたが、3号6.3mで100mの遠投は可能です。
竿の長さも多少関係しますが、バランスの良い空気抵抗の少ない仕掛けですと12号重さのカゴで100mは飛びます。
けして4号5号の竿でなと飛距離が出せない訳ではありません。(3号だとアジ釣りも楽しいですよ)

 私は竿のエンブレムは持っていませんが4−53と5−53とでは違いがあまりハッキリしないのは
おそらく投げたカゴの錘が同じだったのでは?

通常、4号の竿で15号のカゴだとすれば竿の錘負荷の限界です。
5号では20号が限界ですから、20号のカゴを投げてみれば竿の違いが分かったのでは?
竿のパワーを引き出すには竿を撓らせる必要があります。
5号の竿で軽い仕掛けで投げても竿が撓りきれずに2番3番あたりのバネと遠心力でしか仕掛けを投げれません。

 リールシートの位置も飛距離に影響します。
スピニングの竿の場合は、利腕でリールを持ち、反対の手で竿尻を持って
投げる時にリールを押して竿を撓らせる設計になっています。
一方、両軸の場合は利腕がリールシートのはるか上を持って竿を押して撓らせます。
この事から考えるとスピニング用の竿を両軸で投げると竿の設計より弱い部分を押していて
結果使える竿のバネは4番から上となります。
スピニングの場合は竿尻を基点にリールシートを押してしますのでほぼ竿全体のバネを使えています。
(「定義2」として記載 http://www.entousi.com/teigi.htm)
これが6.3mの竿になると元竿が下に一本増えるのでかなり強いバネを使える事になります。(仕掛けに掛かる遠心力も増える)

 石鯛釣りでも、メーカーによりますがMではなくHであれば18号の道糸で40号の錘ですと100mの遠投が可能です。(Mでも80m前後は飛びます。)
注意して見ると石鯛の竿にもリールシートの位置の違いが有ります。

また、ご使用のリールも飛距離に影響しているようです。
両軸リールの場合は、仕掛けの飛ぶ速度より、スプールの回転(道糸を送り出す速さ)が−(マイナス)
であるとクラッシュは起こりません。
ですが、−であることは、竿を振って仕掛けに伝わった飛ぼうとしている動力に抵抗を与えている事になります。

理想のスプール回転は仕掛けの飛ぶ速度に合わせて道糸を押し出していく事で、わずかに
(道糸がスプール一輪か二輪が膨らみながらも仕掛けが道糸を引き出す状態)膨らみを指で感じながらも強く押さえず
抵抗を与えつつサミングする事です。
スタート直後には必ず仕掛けの速度とスプール回転は合っていません。
スプールの方が早く回転していています。
これを素早く仕掛けの飛ぶ速度に合わせるサミングテクニックが必要となり
これは私が思う「スタンス」「ホーム」を人が機械的に動く事で初速のサミングの強さ
タイミングが周期的に予測が可能となります。

 頑張ってください!

 遠投師


遠投師さんこんにちわ。 房総地区 17.6.1

初めてメールいたします。

私は房総でカゴ釣りをしていますが、夜釣りがほとんどです(オオアジねらい)。
夜なのでインナーガイド竿をつかってます。
現在D社のエンブレム4−53を使っていますが、もっと遠投製の高い竿をご存知で
しょうか。ご存知でしたらご教授ください。
はじめまして遠投師です。

せっかくメールを頂いたのですが、私も全ての竿を使って投げた事がないのでご質問にはお答えできかねます。
お使いのリールはどちらでしょうか?(両軸?スピニング?)
基本的にはどちらのリールでも、竿に仕掛けを投げる反発力強ければ飛ぶと思います。
 感覚の話になりますが、「飛ばしやすい竿」と「飛ぶ竿」は、はたしてどちらが飛ぶのでしょうか??
もちろん「飛ぶ竿」と、お答えになると思います。では「飛ぶ竿」とは誰が決めたのでしょうか?

竿はメーカーさんがテスターさんなどから来るデーターや機械によるテストなどを繰り返し作成されます。つまり重い物体(仕掛け)を竿のバネで投げて遠く飛ばし、飛距離が一番飛んだ竿なのでしょう。ですが、竿を振る人によってはその竿も「固く投げにくい竿」となる事もあります。
その為に竿は号数でいくつもの種類に分けられ、釣り人に合わせて選択できるようになっていて、迷いも生まれます。

 竿は遠心力を利用できる長いのと、仕掛けに強い動力を与えるバネが強い方が飛びます。
しかし、その竿を使えるだけのパワーが必要になり、間違えればケガにも繋がります。
両軸遠投では、3号6.3mで100mは飛びます。4号でも5号でも飛びます。
これは私が投げた私の「言い分」でしかありません。
 
 私のお伝えしたい事が伝わったでしょうか?
お探しの竿は、いろんな竿を実際に手にして試して見ないと分からないかもしれませんね!強い竿を購入し、自分を変えると言う手もりますが、、、、。
 遠投師

 PS:私がご指導申し上げる投げ方では、初心者の方でもしばらく練習をすれば3号6.3mの竿で60mから70mの飛距離を出せるようになります。それから体力をアップさせて100mオーバーへ挑戦!となっております。
 


遠投師殿こんばんは! 17.5.31

質問があります。
HP内、6月5日に開催される「ENTOUSI釣行会」参加資格に、「100Mオーバーの振れ合い!」にご参加された経験の有る方とします。

とありますが、これは今回の「100Mオーバーの振れ合い!」に初めて参加する私では、ダメでしょうか?

6月5日は仕事が入っており、当初参加はできませんでしたが、
4日の夜釣りも可能だと言うことなので「せめて夜釣りだけでも」と、ぞんじますので、仮に「参加できると仮定して」、更に質問なのですが

1.私は、両軸での夜釣りの経験はありません。昼間はカゴの着水を目視して、スプールにブレーキをかけています。
夜釣りの場合、何を基準にブレーキをかけてパーマを防止するのでしょうか?

2,船でのイサキ釣りの経験はありますが、陸からのカゴ釣りによる経験はありません。
もちろんチャラン棒やピトンもありませんので、堤防からの釣りになりますが、

 (1)ハリスは何号を使いますか?

 (2)ハリは何バリの何号を用意すればいいでしょうか?

 (3)タナはカゴより何ヒロ取ればいいですか?

以上、宜しくお願い致します。

 参加資格は「100Mオーバーの振れ合い!」にご参加された経験の有る方とします。と書いてありますので、参加は可能です。

 ご質問について

1.私は、両軸での夜釣りの経験はありません。
昼間はカゴの着水を目視して、スプールにブレーキをかけています。 夜釣りの場合、何を基準にブレーキをかけて パーマを防止するのでしょうか?」


夜釣りでのスプールストップは、浮きが海面に落ちる前にブレーキを掛けます。よくあるのですが、夜は浮きの灯りしか見えないので灯りが着水してからブレーキを掛けると先にカゴ飛んでいますので遅いのです。
できれば、昼間に夜用の浮きを着けて投げてみて、カゴと浮きとの離れ具合を確認しておきます。タイミング的にはわずかな時間ですがご承知のように大変な事になります。

2,船でのイサキ釣りの経験はありますが、 陸からのカゴ釣りによる経験はありません。もちろんチャラン棒やピトンもありませんので、堤防からの釣りになりますが、
(1)ハリスは何号を使いますか?
(2)ハリは何バリの何号を用意すればいいでしょうか?
(3)タナはカゴより何ヒロ取ればいいですか?


初めは基本的にハリスも針も棚もメジナ釣りとあまり変わらないと考えていてください。
海の中の生き物は水温魚は0.5度動くと口を使わなくなります。時に突然、狂ったように釣れたりします。仕掛けはその日の環境に応じて変化させるのがベストです。
私は、ハリスは2号から4号、長さは矢引きから3ヒロ(ハリスの太さでクッションゴムも交換)、針はメジナの6号から8号、棚は底から6ヒロくらいです。(水温で変化する。状況がよければ浅い棚)これも昼と夜とでは違い、夜は太めで食います。

場所でかなり仕掛けの太さが変わります。潮を読み、他人のコマセの流れも視野に入れてポイントを探し、自分の仕掛けの針をいかに自分のコマセに同調させるかが鍵です。
針はできるだけ軽い物を使う方が良く、遠投力もポイントを攻める武器となります。

船釣りではポイントの上を通過しながら仕掛けをしゃくり上げてイサキに追わせて釣ります。30Mの水深でも6Mくらいまでは浮いてきます。

カゴ釣りではしゃくる事が出来ませんから、誘いを掛けて、棚を探って釣ります。浮きが船の役割をしますので、船頭さんの仕事は大変です!

 遠投師


はじめまして 17.5.31

静岡県で2年ほど前から遠投かご釣りをしている者です。
このページを見つけてからはいろいろ参考にさせていただいております。
今、磯遠投EVをつかっているのですが竿の限界が最近わかってきました。そこでがま磯RX 4-63を購入しようと思ったのですが
現在は売っていませんでした。オークションでこれから探そうと思っています。
そこで教えてくださいRXという竿は両軸用とかはないんでしょうか?また、リールシートやガイドの個数を増やして使っておられるんでしょうか?
 私の周りでも遠投かご釣りに結構はまってきてまして皆、のこのHPを大変参考にして日々楽しんでおります。
これからもこの釣りを世に広めるべくがんばってください。かげながら応援しています。
はじめまして遠投師です。

ご質問について

RX-4-63はスピニング仕様の遠投用のみ存在していました。リールシートの位置は高く、道糸の抵抗を少なくする設計でガイドも大口径ガイドで数が少なくなっています。
 私はリールシートは一つしか付けていませんが(笑い!)新品のうちに自作でシートを下げ全ガイドの交換をしています。(ガイド数16個)ガイド代が¥8.500は掛かってでしょうか竿代と含めると¥70.000を軽くオーバーしています。

 確かにRX-4-63はとても良い竿です。元々青物のメーターオーバーをターゲットに設計された竿ですから剛竿で重く離島遠征用で、とても普通では使えませんしメーカーさんもそんなに量産はしていないと思います。
錘負荷は22号ですから竿本来のパワーを引き出すために私は17号の錘を付けたカゴを使用します。

 私のHPをご覧になり、RX-4-63を探しておられる方もいますが、実際に探し使って胸骨を骨折された方もいますし、一日振るのは大変だから使わない方もおられます。

現在この竿はメーカーさんサイドからは違った意味で有名になり?いままでにない高値になってきていると思われます。
まだパーツの在庫はあるようですが、いずれ廃盤です。価値観の問題ではありますが、中古で高価な物よりも、、、、、
 
 現在メーカーさんは私達、両軸遠投師の方を向いています。更なるメーカーさんの開発を促進する為にも両軸専用竿のご使用をお勧めすると共に使えない竿は使えない!と言いましょう!
今はまだ、流行を求めコストパフォーマンスの竿もあればブランドを傘に販売しているようにも思えます。(一部、一生懸命のメーカーもあります。)私達は、メーカーさんから見れば「お客様!」ですから、私達が求める竿を作って頂けると私は信じています。

 頂いたメールからでは、体力に自信がある方かは分からないまま先の文面を並べましたが、失礼があればお詫びいたします。

 遠投師

PS:もしお会い出来る機会があれば、多少腰が弱ってはいますが私のRX-4-63で投げてみますか?


早速のご回答ありがとうございました。 大阪地区 17.5.31

また一つ疑問が解決しました。糸ぎれの原因は、言われている“火傷”かと思われます。切れるのはいつも同じく20Mくらいのところです。それに“熱”という点で糸に良くない事をしてました。スプールに潮が飛ぶのを抑える為に回収時に、タオルで糸を押し当ててました。これは網代の常連さんのやってるのを見て真似たのですが良くはなさそうですね。“糸を冷やす”事を心掛けます。ありがとうございました。
疑問がかいけつしてよかったですね!
 遠投師


はじめまして。 17.5.31

初めて、かごを改良しようと思っているのですが、ステンレス棒の堅さを、どれくらいのものにしたらよいかわかりません。
当然、手で簡単に曲がるような、針金のように巻いて売っているものではなく、棒として売っているものでなくてはだめですよね。
また、購入はホームセンターで可能でしょうか。お忙しいところ恐縮ですが、よろしくお願いいたします。
PS:遠投師様のwebページを読ませていただき、同軸デビューを考えているこのごろです。

はじめまして遠投師です。

ご質問について

 カゴの心棒は強い方がよいのですが、70から80mくらいは1.6mmで十分です。
100m付近を狙うと1.8mmから2.0mmはないと曲がってしまいます。
これはカゴが水に入ると進入角度よりも水の抵抗で入水角度が浅くなってしまう為、カゴ本体から飛び出た錘が曲がろうとして心棒を曲げてしまいます。

 購入は有名チェーン釣具店(上州屋、キャスティング等、長さ50cmで3から5本入りで¥470前後)に置いてあります。ホームセンターにもありますが、釣具店が安いですよ!

 デビュー頑張ってください!

 遠投師


こんにちは。大阪地区 17.5.30

6月の“ふれあい”には、どうにも都合がつかず参加出来そうにありません。すごく残念で…さて表題のミチイトの件ですが最近力が伝わっているのかミチイトが硬いのか高切れが目立ってます。これは変な力が加わっているのでしょうか?それとも糸自体に問題があるのでしょうか?練習といえども二回に一度程度は交換してますが…糸は磯用6号です。ついでに最近増えてきている遠投用の糸はいかがなものか教えてください。
遠投師です。
「振れ合い!」は残念ですねー。

投げた時に切れるのではなく、道糸の高切れでしょうか?
磯用の道糸であれば通常は切れる事はないと思います。

 考えられるのは、サミング時の道糸の火傷です。
おそらく20Mくらいの場所で切れているのでは?(初めにサミングで指が道糸に触れる付近)
昔は私もよく火傷をしました。指も熱いのですが道糸も熱くて焼けています。引っ張れば直ぐに切れます。
通常のサミングの時は、仕掛けの回収の時に道糸が海水を付着させてスプールに巻き取っていて、投げる度に海水のシャワーが冷却水の役割をしています。
問題なのは、釣り初めに掛けを投げる時です。まだ海水を含んでいない道糸では冷却する物がなく、少しの投げでも火傷を起こす時があります。
また、昼食など長い時間リールを乾かすと同じ事が起こります。

 約竿1本の所で切れる場合、投げる時、利腕が道糸と竿を一緒ににぎり絞めている場所です。スタートタイミングと利腕を離すタイミングがずれると道糸が火傷をします。

 投げ切れについては、道糸の耐久性の問題で、仕掛けから竿1本の長さのあたりに伸縮の為に道糸がスプリング状にループしてきたら交換の時期です。この位置は投げる時のリールの直ぐ上の道糸の位置です。
 磯用の道糸については十分使えると思います。種類は様々ですが柔らかい物が好ましいと思います。
 遠投師


HPを拝見して! 17.5.28

 はじめまして。二年程前に伊豆下田でカゴ釣りを始め、半年程前、このHPをみつけて最近両軸遠投を始めました。
今まで色々な疑問がこのHPで解決してきましたが、次々と違う疑問が生まれてきます。今は、まわりに訊ける人もいませんので、幾つか質問させていただきたいのですが。
まず浮きの羽根の塗装ですが、油性蛍光スプレーを使うと羽根が反ってしまいます。遠投氏さんは、どんな塗料を使われていますか?できればスプレーで塗装したいのですが。
もう一つ、アブ6500csプロロケットで投げたときに、ウーンと大きな音がします。隣で6500csロケットで投げている人は無音でした。何か調整でノイズは無くなるのでしょうか?簡単なことかもしれませんが、よろしくお願いします。

はじめまして遠投師です。

疑問が生まれる事は向上心があり、知識になるので頑張って解決してください!

ご質問について

浮きの羽の塗装はできれば水性が間違い有りません。
表面にペーパーを当てないと反らない事も有りますが使用していると少しずつ剥がれます。(一気に塗らず少しずつ3回くらいで薄く光が透けるように仕上げます。)
原因を私もずいぶん研究しましたが、スプレーの種類にもよりますし、素材のポリカーボネイト板も作成メーカーで違うような気がします。
探しているうちに訳が分からなくなり、現在は楽な水性を使っています。(しかもはけ塗りです。昔はエアーブラシで塗っていましたが、遠くから見れば変わりませんし、見栄えより私の手元に残るのは少ないですから、、、)

探すと水性のスプレーも売っているそうです。プラモ屋さんか大工センターあたりで調べれば分かると思います。

 リールについては実際に見てみないと判断できません。新しい時に締めて使うと出る音に近いと思いますが、実物を見ないと助言をしかねますが、半年程度のリールであれば分解すれば直ると思います。
出来れば、一度緩めて(誰か上手い方に)投げてみれば結果が出るのでは?
(確かに当たり外れはあると思いますが最近はあまり聞きません。まだメーカーメンテナンスも間に合うのでは?クローム、プロロケット以降、スプールが変更になっていて、自己改造版のビックゲームも同様な音が出る機があるように思います。)
 頑張ってください!
 遠投師


敏速なご回答有難う御座いました。伊豆地区 17.5.24

スタートと重心移動を修正します。
スタートまでのスピードをあげるための推奨される方法はありますか? たとえば右足の膝を曲げ重心を下げその膝が伸びるバネを利用するとか。今のスピードに限界を感じています。
宜しくおねがいします。

スタートまでのスピードのアップでしょうか?
理論が分かってくると色々と発想も生まれてきますね!
考えられる事は試してみてください。その結果どのようになるかは私もやったことが無いので分かりません。新たな投法が生まれるかも知れません。

私的な考えは、基礎である「スタンス」「ホーム」が全てのような気がします。
竿を振るのが機械であれば、アレンジやバネの強化も鋼のアームが余すところ無く竿に伝わりますが、人の体は間接が多く何処かで力が逃げてしまうような気がします。
真直ぐに立って竿を振る「スタンス」「ホーム」は機械の様に人が動く事により様々なタイミングや竿に対する力の伝わり方を学べます。
「スタンス」「ホーム」の状態で竿が折れるくらいに体を動かせる体力が有れば、「バージョンアップ版」もアレンジもいらないと思います。
「スタンス」「ホーム」で100mの遠投をされる方もおられますが、皆さん夫々に体力が異なりますので難しいかも知れません。

「100Mオーバーの振れ合い!」ではあまり奥までの説明は控え、基礎をしっかり頭に入れて頂き、以降メールにより個人個人による質問にお答えする事で、私なりにその方の体力に合ったアドバイスをさせて頂いています。(もちろん初めは体力アップが優先します。)

上記の事から考えると「バージョンアップ版」は基礎を踏まえた人の体でも力が逃げずに竿を押せる投げ方と言えると思います。本当に価格の安い竿は折れます。

おまけ

安い竿は折れる!のつづきで「別の領域」について少しお書きします。
領域に踏み込むには体力は必要です。できれば、力一杯竿を押したら竿が折れるくらいの気迫あるパワーが
後は、そのパワーに答えてくれる空気抵抗を極限まで無くした仕掛けと
その仕掛けが飛行する速度でスプールが回転を持続できるリール及び調整整備
これを制御するサミングテクニック

そして大切なのは、折る気で振っても折れない竿!
竿を押して竿が仕掛けを持ち上げるのが遅くスタートタイミングを待つ様な竿ではなく、従来の竿から見ると反発力が強い竿か、、、

 遠投師


 前回の返信ありがとうございました。伊豆地区 17.5.23

遠投師さんのメールで遠投の知識は結構分かってきたつもりです。
あとは実践に移りたいのですが、竿とリールをそろえなければ・・・・
今は竿はカゴスペ4−53、リールは6500CSを購入しようと決めています。クロームにしようか迷いましたが、重いということですね。遠投師さんのおすすめのリールはどちらでしょうか。
ただ不安なのが初遠投が一人で行って可能でしょうか?誰かのアドバイス、または100オーバーの振れあいに参加したほうがよいでしょうか?
それはさておき、細かい質問で恐縮です。
@かごの錘は既製品は12号が最大と認識していますが、ベテランの方は何号くらいに改造しているのでしょうか。重ければ飛ぶが投げるのが難しいとか・・・・?
A道糸は6号にしようと思っていますが、ハリスは何号が理想でしょう    か。
B真鯛ねらいに適した針の種類、号数を教えて下さい。
よろしくおねがいします。

いよいよ両軸デビューされるのでしょうか?
両軸遠投については、人それぞれに考え方や投げ方が多少違う様に思いますが、望む結果は同じです。
結果に辿り着くに為に誰に教わるかわ個人の自由です。
「100Mオーバーの振れ合い!」は私が考える投げ方の基礎になる部分を短い時間ではありますが、お一人お一人に竿を持ってお教えしています。けして「100Mオーバーの振れ合い!」に参加すれば100mの遠投がすぐに出来るわけではありません。既に両軸遠投をされていて、私の考える「基礎」から遠投を見直された方の中には確実に100mオーバーを叶えられた方もおられます。
リールはクロームがお勧めです。多少重いのは慣れればいいのです。クロームは塩分による腐食に強く、スプールが軽い物に変更になっていているようで、初代、二代目ほどには回りませんのでクラッシュも少ないようです。

ご質問について
@かごの錘は既製品は12号が最大と認識していますが、ベテランの方は何号くらいに改造しているのでしょうか。重ければ飛ぶが投げるのが難しいとか・・・・?

カゴが重い方が飛びますが、カゴの重さは竿の錘負荷(竿の適正使用錘負荷)を守るようにしてください。既製品がヤマシタ製で12号のカゴは、浮きの使用の表示です。実際には14号の錘になります。従って各メーカーから販売されている4号5号クラスの竿の使用となります。(詳しくはhttp://www.entousi.com/entousi-tyouhati8.htm)ちなみに私は最大で17号を使用します。

A道糸は6号にしようと思っていますが、ハリスは何号が理想でしょうか。

通常はリスは道糸の2・3号下を使うのが普通です。両軸遠投で細いハリスを使う時にはクッションゴムを替えて使えばある程度は使用できますが細ハリスの使用は殆どありません。私は細いハリスでの釣りには竿とのバランスを考えた別の両軸タックルを使用します。

B真鯛ねらいに適した針の種類、号数を教えて下さい。

真鯛はメジナとは違い太いハリスでも大きい針でも意外と食ってくれます。私は食いが悪い時は針を小さくしますがメジナの8・9号くらいです。

頑張ってください!

 遠投師


 遠投師さんへ 伊豆地区 17.5.19

5月17日 沼津の静浦港に行ってきました。
真鯛ねらいでしたが結果は坊主でした。

 餌を買った釣具屋さんでアブの6500CSが26500円で売っていました。これは安いのでしょうか?高いのでしょうか?

また店の御主人に竿を進められました。
私は「まだ両軸デビューしてないですから」と言うと「それはスピニング用だよ」と言われましたがどうせ買うなら両軸用と思い、「また今度・・・」と店を出ました。ちなみに表示価格26000円。2・3000円は値引きするとのことでした。

自作の浮きがあったので12号を1個(780円)と依然来たときは自作のカゴがあったのですが見当たらず、ヤマシタのカゴを買いました。
その浮きを使ったのですが飛行中にカゴとの距離が離れてしまいます。これは悪いようにおもいますがどうでしょうか。
以前静浦でもらった自作浮きはカゴと一体となって安定した遠投です。浮きの形バランスでこれだけ違うのかと痛感させられました。
後者の浮きを譲ってくれた人いわく「浮きの中心にバランスがきてはダメ」とのことでした。

遠投師さんに質問です。

・遠投師さんの進める道糸はナイロン、PEどちらでしょうか。

・釣果ですが遠投したからといって釣果があがるのでしょうか。遠投することが主目的のようになっていて肝心の釣果が問われません。(でも釣れなくても遠投は楽しいです)

遠投師さんはどれくらいの確立で狙った魚をGETしているのでしょうか。

長々とごめんなさい。よろしくお願いします。

真鯛は残念でしたねー、静浦では型数とも良かったようですが?

ロケットの価格の¥26.500は普通でしょう。オリンピックより代わった日本の正規代理店のピワ・フィッシング・ジャパンは「値下げはしない!」との情報も有ります。

これから高くなる事も考えられます。


浮きのバランスについては、人様々な考えがあるようですが、私を含めて詳しい詳細はまだ解明されていません。

人様々な考えが有るのは、その人の実績であり、経験です。しかし、なぜ?そうなるかを確かめないと先には進めません。

私が考える浮きの飛び方は、ハリスが絡まないようにカゴより2mくらい離れて飛行する浮きです。カゴにくっ付いて飛ばしたければ重心を前に着ければ、初め離れていても近づきます。

私の考えですと、浮きは何らかの(道糸・ヨリモドシなど)摩擦抵抗でカゴに引っ張られていると考えています。
(浮きだけ投げてもカゴのように飛ばないから)
だとすれば、浮きの飛び方は浮き自体のバランスだけでは制御できません。浮きの形状による空気抵抗(風の影響も)や道糸の張り具合(サミングの強弱)で変わって来ます。バランスを前に着ける事は、道糸の抵抗で固定された浮きが、降下を始めるころには道糸の張りの弱くなり重力とわずかな浮きの動力がカゴに近づいていきます。

「浮きの飛び方」ついては、人の体力や仕掛けの飛ぶスピード・自然環境などで変化すると私は考えています。
これらを限り無く確実に近づけるには、投げるホームやサミングなどが、機械的に繰り返し投げられる事が基本となると思います。

ご質問について

現在私が使っているナイロン道糸は、DUELの「鯉太郎」6号です。鯉釣りの道糸ですがコーティングも良く柔らかく使いやすい糸です。
価格は、生産中止になった事も有り600mで¥977とか¥380で上州屋売っています。(100mオーバー可能)安い糸なので長持ちはしないようです。

PEラインは「ファイヤー・ライン」の50ポンド(約5号)を使ってみましたが、クラッシュで見事に切れてしまいした。

切れた原因が一瞬の衝撃の為か?パーマによるフレームとの摩擦が起きたのかは分かりません。しかし、使いごこちはナイロンと殆ど代わりはありませんし、糸に伸びがないのでしっかりカゴに動力が伝わっています。

現在、両軸遠投はストレスの発散!にも似た状況ですね??
しかし、本当は「未知なるポイントを狙う!」だと思います。
(静浦でも80mで真鯛の30pを釣りました。)釣果は後から付いてきます。(「100Mオーバーの振れ合い!」への参加者さんからは真鯛の70cmオーバーを含め今期十数枚の釣果の報告も有ります。)

私の釣果は???
遠投師


単純な質問で申し訳ありません。17.4.30
両軸リールの扱い方の基本を教えていただけますか。
ラインの押さえ方、右手、左手の持ち方、リールの投げるまでの操作
等教えて下さい。
宜しくお願いします。

けして単純な質問ではありませんよ!

基本ですかー、両軸を使うルアーの世界ではプロの世界まであり

「魚を釣る為にポイントに正確に投げる」事は確立されていて、基本的に行う動作(飛距離あったもの)として有りますが

私達が行っている「両軸遠投」はまだ「確立」と言うまでには至っていません。

また、同じリールを使うからと言ってもルアーのキャストとカゴ釣りのキャストでは、応用は使えてもかなり違います。

私の思う「キャスト」をHPに詳しく書いたつもりですが、これらを文章で説明する事にも限界があります。

「遠投師の入り口」を経て、より詳しい説明がされている「未知なるポイントを狙うスペシャリスト!」へお進み頂いても

ご理解いただけない場合は、「100Mオーバーの振れ合い!」へご参加ください。

ご参加を頂いた方からは「かなり文章を読んでも具体的に考えていた事と違いがありました。」とご意見を頂いています。
先程、日程と場所をアップしたところです。

 遠投師


たまたまHPを拝見させて頂きました、外房の釣人です。 17.2.17

2、3点 気になったので、質問のメールを送ります。
1.道糸について
 PEラインではなくコーテイングされたルアーでは結構普及しているファイヤーライン(バークレー社、
25lb)では駄目ですか?

2.私もウキは自作していますがトラブルを減らす為に中通しにして、飛距離を出す為、
カゴと一体になって飛ぶ、タナトールや大黒の様なカゴと連結する浮きを作っています。飛
距離は圧倒的だと思いますが、どうですか?

3.飛距離を出すなら大型スピニングに投げ竿ではないかと考えますが、両軸と磯竿
は何故でしょうか?

もともとが投げだったもので・・・単純な疑問が沸いたのでメールしました。
失礼をお許し下さい。
はじめまして遠投師と申します。

ご質問について
1.道糸について
 PEラインではなくコーテイングされたルアーでは結構普及しているファイヤーライン(バークレー社、25lb)では駄目ですか?

道糸についてはただいま研究中です。良い素材の道糸は有るようですが、コスト面からも考えていますし、伸びの少ない道糸ですと25lbクラスではクラッシュの時の衝撃が強く切れてしまうようです。

2.私もウキは自作していますがトラブルを減らす為に中通しにして、飛距離を出す為、カゴと一体になって飛ぶ、タナトールや大黒の様なカゴと連結する浮きを作っています。飛距離は圧倒的だと思いますが、どうですか?

私もこの方法は良い考えだと重い思考しています。(飛距離を出すために)中通しの浮きは投げた時にカゴに浮が近づいたまま着水してもハリスが絡む確立が羽根付きの浮きに比べて低くなり(たまにハリスが浮きの上を回り針が道糸に掛かる事もありますが)、仕掛けを流していて隣から糸ふけが来ても浮きの上を通過してくれるので大変便利ですが、100M前後の遠投では、仕掛けの確認がしづらく、波ウネリがあると他の釣り人の迷惑になるようなので、両軸遠投で伊豆地方では殆ど使われません。

3.飛距離を出すなら大型スピニングに投げ竿ではないかと考えますが、両軸と磯竿は何故でしょうか?

このご質問ついては、釣のスタイル考え方は人それぞれですので、「否定」に繋がる事もありますので、両軸リールとスピニングの違いを少しお書きします。
 まず、地球上で物を遠くへ投げるには、投げる物体に強い動力を伝え45度で投げなくてはいけません。釣の仕掛けには道糸が付いていて投げた仕掛けは、竿で振って与えた動力でこの道糸を引きずって飛ばなくてはいけません。もし、この道糸が付いていなかったらどうでしょう?仕掛けはかなり遠くへ飛べるはずです。
この道糸の仕掛けへの抵抗をスピニングと両軸リールで比べると、スピニングリールでは構造上スプールから回転しながら道糸が出て行きガイドに抵抗が掛かり、道糸が出れば出るだけスプールの縁が深くなりまた抵抗が増えます。また、仕掛けは絶えずスプールから道糸を引き出し続けなくてはいけません。
両軸リールはスプール自体が回転しますので、道糸が他とぶつかる抵抗はスピニングより少なく、スプールが回転するので道糸を押し出し、上手くサミングすれば道糸を仕掛けの飛ぶ速度で出せるので、仕掛けへの抵抗も減り太い道糸でも遠投が可能になります。(石鯛釣りで18号の道糸も100M近くの遠投が可能です。) 

 遠投釣りも様々な釣りが有り、狙う魚によっては糸の太さも限定されます。また釣り方によっては仕掛けへの空気抵抗も変わり、その中でもカゴ釣りに関しては最も空気抵抗の大きな釣りだと思います。

 ご質問へのお答えになったでしょうか?何かありましたらまたメールをください。
 遠投師


静岡県 富士市 17.1.30

クラーボックスに座っての素振り練習続けています。(まだ仕掛けをつけての練習はしておりません)
練習によって自分の欠点が発見できました。多分クラーボックスの練習をしていなかったら、解らなかった思います。クラーボックスに座って基本の構えを取ろうとしても、まず基本の構えがとれないのです。まず真後ろに構えるのですが、体が硬く60度ぐらいのとこらが精一杯です。
また、竿を水平の位置から振り出すと力が入りません。今は、竿を少し起こした位置から練習しています。(振り幅が狭くなってしまいます)これは筋力不足のせいだと思います。特に背筋力がないためだと思います。使わないでいたり、体の手入れをおこったっていると自分が思っている以上に体力は落ちているものだと思いました。
最近は寝る前や風呂に入っているときなど、柔軟体操をするようにしております。しかし、なかなか大変です。体はすぐには柔らかくならないようです。気長に取り組むことに致します。
背筋力不足はクラーボックスに座っての素振りで少しずつ付けて行こうかと思っております。

それと、もう一つ質問があります。釣り座の低い場所(又は広い堤防)では投げれるのですが、高い狭い場所では、恐怖心から腰が引けて思いっきりなげれません。(距離も半分ぐらいに落ちてしまいます。)遠投師さんは石鯛釣りなどでは40号の錘をフルキャスティングすると書かれておりましたが
石鯛釣りなどのような足場の悪い、また滑落の危険のある荒磯で、どのよな心構え、意識を持ってば重たい仕掛けを投げるのでしょうか。ご指導お願い致します。

また、申し込みが遅れて申し訳ございませんが100mオーバーの振れ合いの会ぜひ参加させてください。

膝の方は大丈夫でしょうか?また新たな試練が、、、、ゆっくりですよね!

頂いたメールをお読みしますと、一つ一つ100mオーバーに近づいているのではないでしょうか?体を大切にゆっくり練習してください。

私の考えですと理屈的に解釈すると、クーラーに座ってもかなりの遠投が可能だと思いますが、実際には竿の力が強く80m前後の遠投が限界では?と思います。通常の?体力?では、4号以上の強い竿を使った場合、腰から上だけの体のひねるバネでは、思う様に竿を曲げる事はできないようです?100mオーバーの飛距離には、体の使える全てのバネを見方に着けた方がいいと思います。

 ご質問について
狭く高い所では誰もが恐怖心を持たれると思います。私も仕事柄、高い所へ上がる事もありますが、やはり怖いものです。しかし、怖いから安全に、確かめて、ゆっくり行動するのです。私の周りには落下事故は珍しくありません。これは、「慣れ」が恐怖心に「油断」を与え起きているようです。一つ一つ「確実」を確認しながら行えば、結果は予測できます。大切なのは、自分が予測できる行動を取っているか?では?

なんだか、釣の話ではないみたいですが、つまり投げる時でも安全なのは自分が予測できる「機械的に動く」では?私も沢山の釣り場に行って、遠投をしますが、何処へ行っても100mオーバーの遠投をしているのはありません。「安全」が優先します。まず、遠投の出来る条件を探し、その場に合った条件で、自分が持っている「機械的」な動きの中で遠投をします。(例えば、竿が45度しか振れなくても)この行動の中には、「競争心」など無く、「ポイントを探る」意識しかありません。

石鯛の仕掛けとカゴの仕掛けでは、仕掛け自体のバランス、重さや空気抵抗が違うので比べられませんが、仕掛けを遠くへ飛ばす理論は同じですから、仕掛けをいかに45度の高さに強く投げられるか?を考えています。

熱海でお待ちしています!

 遠投師


質問です。沼津地区 17.1.23

1,2ヶ月前より、まずは3−5.3を完全に振れるようにと努力してコマセ無しの練習時には12号のカゴ、実釣には6号または8号のカゴで90オーバー出るようになりました。
リールも安定しているので「バージョンアップ」もやったのですが、カゴの打ち出しの角度がライナーになり飛距離もさほど伸びないので4−6.3を使い始めました。

4−6.3のために筋力UPと素振りもやってきていたのでカゴをつけての練習に行ったのですが以前の飛距離には遠く及ばず、3時間ほど投げに投げたのですが全然良くなりませんでした。

5.3と6,3を使うにあたって、何か注意する点があれば教えていただきたいと思います。

今まで何とも無かった浮きの羽根がこのところブレてひどい音がするのでまず羽根の厚さを0.4か0.5にしてみようと思い
ます。
ご質問について

 3号5.3での飛距離は限界に近いと思います。
竿にはそれぞれ限界の力が決まっていると考えた方がよく、機械的に人が動き仕掛けを投げる事で竿それぞれの力を感じられると思います。
「バージョンアップ編」は機械的な動きをさせる「スタンス」「ホーム」に対して、リールを始めから離して置いて、体の軸がリールに近づく事で竿を押す動きを加えています。この動きにより竿が撓り、仕掛けへ強い動力を与えます。

3号クラスの竿で「バージョンアップ編」を行うと、竿の元近くまで曲がってしまい、仕掛けの起き上がりが遅くなり、カゴが45度の角度に来るスタートタイミングを待つ事になります。「バージョンアップ編」で投げると竿が柔らかいのでを押し過ぎてしまい低い位置でスタートしていまいます。
3号5.3の竿では「バージョンアップ編」で投げても普通に投げても、竿本来の持つ力が決まっているとすれば飛距離はさほど変わりません。これはカゴの重さを変えても同じです。(但し、カゴが重い方が動力が持続するので風には強い)

 5.3と6,3を使うにあたって、何か注意する点が有るとすれば、竿はそれぞれ別な物として考えて、その時の風の状況、使う仕掛けで投げ方も微妙に違います。基本となる自分の投げ方のイメージに近づけるまで練習し、仕掛けの交換などを繰り返してから釣を始めとよいと思います。
細かくお話しすると、カゴの重さで竿の撓り方が違いスタートタイミングも変わってきますし、空カゴで練習してコマセを詰めると重さが変わり竿の撓り方も変わってまたスタートタイミングも変わります。
 釣り場や風などで自分の持つ飛距離への自信と違った環境の中でも、自分自身で確信できるタックルバランスを探し使う事で、トラブルの元となる「競争心」や「飛距離への欲」を捨てる事です。自分で確信できる事が大切です。

 4号6.3での投げ方については、実際に拝見しないと具体的なことはお話出来ませんので、2月の「100Mオーバーの振れ合い!」にてお話します。

 浮きの羽根については、浮きの作成においての不具合か?竿を振る速さが早くなり、今までの浮きの作成精度では追いついていないか?もしくは、横風での遠投で浮きが斜めからのスタートになっているか?
よく、投げる時に仕掛けを後ろに回して直ぐに投げに入る方がおられます。慣れてカッコの良いように思われますが、浮きとカゴの揺れた状態かのスタートはカゴの反転方向が狂い、仕掛けの方向性を損ないますし、場合によってはカゴの反転と風になびく浮きの方向に違いが大きいと、浮きが道糸を伝うのに無理が掛かります。(真横から投げると道糸が浮きの羽根に当たり、羽根の破損する時もあります。)
投げる前にはカゴを静止させてからスタートさせる事が機械的に動く始まりです。こちらもお会いしてからですね!

 遠投師


遠投師さんへ 17.1.17

本当にはやい回答有難う御座いました。3

自分の投げ方とご回答の投げ方を浜と堤防で早速比較してみました。
私の投げ方は利き腕で竿を押すとリールが肩の上から脇腹位置まで下がり、リールと利き腕の間が軸になっているようなきがします。距離は平均して遠投の距離が出ているとおもいます。

リールが高い位置にあるせいか投げ始めから着水までのフォームと仕掛の飛び方が見ている人から よく綺麗だといわれ、またかるく投げてるようだともいわれます。(自慢ではありませんのでご了承下さい、真剣にベストの遠投法を習得したいがゆえ、私の遠投法を出来るだけ具体的に説明したつもりです。) 
ご回答の遠投法はリールの位置が低いので、利き腕の押す角度がかなり低くなりました。結果として上から押しかぶせる様感じから下から持ち上げる様な感じになりました。ボクシング的に表現すると、フックからストレートに変わった感じがします。
その分スタート感覚がだいぶ変わりましたが、2〜3度投げタイミングをつかみました。また、このストレートはフックに比べ押す力の分散が少なく、機械的に表現するなら、機械効率が良いとおもいます。何回かストレートで投げているうちに、自分なりに無意識に力を抑えていることに気が付きました。おそらく今まで以上に竿に掛かる負担が大きいので竿をかばっていると思います。言い換えれば、飛距離はまだまだ伸ばせるのではないかと思います。このストレートをマスターし半歩でも遠投師の哲学に触れようと努力致したく思います。
最後に53の投げ方と63の投げ方の違いはスタートのタイミング以外何かありますか。また シマノのEV4-62は何度使っても好きになれない竿ですが、もしご経験があればコメントを頂ければ幸いです。ウキも3本作りましたがよく飛びます。

長くなりましたが、ご回答本当に感謝しております。

ちょっとした事ですが違いをご理解いただけたようですね、リールの動きを止めて竿を押す事は見た目以上に力が必要としますが、スタートタイミングを2〜3度投げただけで慣れる事が出来るのはすごいですね!

竿に負担が掛かる事も感じられるのであれば、4号クラスの竿を使うと安心感が出ると思います。

竿によって違和感があるのは、個々のメーカーによって同じ号数でも硬さや調子が違うからです。機械的に同じ投げ方をすれば竿の起き上がりが早い方がスタートタイミングが取りやすく、また硬い竿となります。(どうしても竿を軽く折れにくくするには柔らかくなってしまうようです。)

私の考える投げ方は、従来の竿の設計(スピニングを基本とした物)には無く、かなり竿には無理をさせていると思われ、素材的に低価格の物は折れてしまう危険があります。
必要以上に高価な物はいりませんが、現在100mを超える遠投に安心して使える竿はある程度高価な物になってしまいます。(同じメーカーで同じ長さで同じ号数、同じ錘が使用可能なのに竿価格が違うのはなぜでしょうか?外国で生産されているからでしょうか?私はそれだけでは無いと思います。)

5.4mと6.3mとの投げ方の違いについては、短い方が軽くシャープに竿を振れます。(低価格の竿は折れます。)

スタートのタイミングは、竿の長さや号数には関係なく、あくまでも仕掛けが45度に上がる事が優先です。仕掛けを45度に上げても飛ばない竿は、仕掛けが飛べるだけの力を伝えられない竿だと思います。(もしくは、設計が異なるのでそのように使ってはいけない竿かも?)

同じ号数で6.3mの竿だと5.4mの竿に元の継ぎが一本増える事になり竿自体の力が強くなります。これは6.3mの竿の押す位置は5.4mだと竿尻の下を押す事になり、竿の撓る部分が増えることに繋がり、元なのでバネの強い部分でもあります。(場合によっては竿の号数で言うと.0.3から0.5号は強くなります。しかし、メーカーや使われている素材、つまり価格によって異なります。)このような理由もあって6.3mの竿の方が飛距離を出せるとも言えます。(上記のご説明で竿の撓りの比較を意味する部分では、竿の決められた錘付加の使用の場合とします。)

「定義みたいなもの?」としてご説明文も公開しておりますが、超遠投を叶える為には物理的に仕掛けを投げなくていけません。竿選びについては、竿の存在(現在販売されている竿の性能)が優先的に考えてしまいますが、近い将来には私達の希望する竿の出現に期待したいと思います。

 遠投師


質問があるのですが  17.1.15

遠投のホームのところですが、通常わたしも真っ直ぐに立ち両足のバネも殆ど使わず正面を向き体重移動は殆どせず、
利き腕の押しの力と速度、リール下の手の引き付け、そして45°の角度で飛ぶように心がけています。
よく使う竿はグレーダー 3-63、風の日はトップファイター 610、また最近購入したカゴスペシャル3-63のベスト遠投フォームを模索しています。 まえおきが長くなりましたが、 スタンスの中で 「私は、スタンスを二つ持っています。どんな場所でも確実にトラブルが起こらないスタンスと超遠投用のスタンスです。」
とご説明されていますが、超遠投用のスタンスを詳しくご説明いただけますか。 また、私が竿を投げる時の位置ですが、竿尻を

肩より少し上にし、前方に突き出すよう移動します。利き手をカゴが地面に着くぐらいまで下げます。これが私の投げ方ですが、改良する点をご指導ください。

以上宜しくおねがいします。

私とほぼ同じ投げ方をお持ちですね。

超遠投用の投げ方とは、「遠投師バージョンアップ編」の事です。
私の投げ方は、リールを中心に竿を「機械的に押す」を中心に皆さんへお教えして、まずリールのトラブルを無くす事から始めています。
「遠投師バージョンアップ編」は「機械的に押す」事を得とく後の投げ方になります。簡単説明すると、リールを前に少し出して、投げる時にこのリールに体の軸が近づく事で竿の撓りをアップさせています。(スピニングの投げ方に近くなります。)

私の考える飛距離アップは、空気抵抗の少ない仕掛けを使う事。仕掛けも重い方が与えられた動力が持続するので、その重いカゴに強い動力を与える為に腰の強い竿を使い、リールの特性に有った投げ方で45度の角度で投げる事です。(竿のいくぶん長い方がスタート位置が高くなり遠投に有利なのでは?)

竿の振り方も大事なのですが、腰の強い竿で投げるとリールもかなりの回転を上げてきますので、これに伴ったサミング技術の向上も必要になるかと思います。

スタンスについては、竿の構えは水平からのスタートが良いと考えています。これは、釣り場の条件によって竿の構えの角度が変わってしまう時(殆どの堤防は水平に竿を構えられますが、磯やゴロタなどでは水平にできない)などでは、竿の振り幅が変わり「機械的に竿を押す」が狂ってしまいます。この時に竿を押す事を修正しなくてはいけませんが、修正の幅が狭い方が早く慣れます。私の場合は、水平の床で構えた時にカゴが床に付かない様にギリギリで構えます。(竿の硬さでいくぶん竿の構えは上下します。柔らかい竿ほど構えが上に上がり振り幅が狭くなり遠投は難しくなります。)

 私の他にも遠投をされる方は大勢いて、それぞれに遠投の考え方も違うと思います。もし宜しければお試しください。

 遠投師


カゴについての質問です。 17.1.14

自作のカゴを作ろうと思うのですが、ヤマシタの市販カゴでは
下カゴにある上カゴに貫通する穴がセンターの心棒以外に
3箇所空いていますがこの穴は必要なのでしょうか?
上カゴのコマセスペースへ海水を送り、コマセを出しやすくする、
また、それ以前に上カゴとしたカゴが開かなくなる
などが考えられますが、遠投師様の自作カゴの紹介で
錘スペースの空気抜き用に上ではなく、横に穴をあけて逃がす例がありましたが、
その場合は海水を送ることはないことになります。

この穴は投げたときの抵抗がかなりかかると思われますので、
自作する際は極力なくしたいと考えているのですが如何なものでしょうか?
さらにヤマシタのこの穴は奥が小径の穴になっているのも不明です。
宜しくお願いします。
ご質問について
 ヤマシタ製の下カゴの穴は、おそらく空気を抜く為と仕掛けを流している時の波による仕掛けの上下に対して下カゴが落ち着いて下がっていることを狙ったものと考えます。

 私的に考えると、まずこの穴は飛行中に抵抗となりますし、着水時に空気が上カゴの方に抜けてしまい、空気で上カゴを持ち上げ開いてしまうかもしれません?もしカゴの着水時にフタが開かないとしても、その時に出て行けなかった空気は沈みながら上カゴに入るか、上カゴを持ち上げてしまいます。
上カゴに入った場合はコマセの中を抜けて上の穴から空気が抜けるまで時間が掛かり、棚まで落ちる速度が遅くなります(コマセはザルでこすので、通常でもコマセ内の空気が抜けるまで落下が遅くなる)。
上カゴを持ち上げてしまうと、落下中にカゴの中に海水が入ってしまいコマセや付け餌を外に流しだしてしまいます。

 カゴを作る時は、なるべく下カゴに空気が入らないように作るといいと思います。それでも少しは空気が溜まりますので、下カゴの横から抜けるようにすれば上カゴに空気が行かずにすみます。理想としては着水して棚が取れるまでフタが開かない物がいいですね。
上カゴの穴あけも注意が必要です。飛距離の為に空気抵抗も考えながら、シャクッてコマセを出すのか?自然と穴から出すのか?フタを開いて出すのかでは違ってきます。
ロケットカゴは誘いを掛けてカゴをシャクルと上の穴から海水が入り下の穴から出て行く海水と一緒にコマセを出す構造です。

 ヤマシタ製のカゴは上カゴの穴が小さく上にある為、殆どフタの下からコマセを出す構造になっています。(シャクッて上がったカゴが落ちる時に下穴から海水が入り、大きめの穴からコマセが出ているかもしれません。潮が早いとフタが閉まったままになる)

 ヨウズリ製は穴からもフタからも出る構造です。(穴が大きく、潮が早くてもコマセは出ますが小さい針を使うと穴に掛かる場合が有る)

 上カゴのコマセの中の空気が抜ける事も利用してヤマシタ製の下カゴから上に空気が抜けないようにすると、上カゴの空気はフタのスキマから海水を吸い上げて、上に抜けます。この時に少しだけフタが開きづらくなります。(きちんとフタが閉まっている事、ヨウズリ製は穴が沢山開いているので出来ない。)

 カゴの作成においては、狙う魚や水深、海のウネリや潮の速さ、自分の想像する釣り方で変化していきます。

カゴの作成は上記の内容を踏まえて、遠投の為に空気抵抗を考慮する必要も有りますので、考える事も増えて難しくなりますが釣のバリエーションも増えて楽しい釣に繋がると思います。

 遠投師


静岡県 沼津地区 17.1.13

遠投師さんは、返事は早くて助かります。

今回の新グレイダーも持った感じが良く、購入の手配をしています。

竿については、プロテック(シマノ)が、先調子で硬く、飛びもいいんですが、大物が来ると、折れるらしくやめましたが、新グレーダーは、まだ、仲間で買った人が、居ないので分からず、迷っていましたが、遠投師さんが、良いと言うのでしたら、カゴスペと比べて見ます。飛ばすことばかり考えて、カゴスペを選ぼうとしてましたが、(竿先が、太すぎるのが、気になってました。)魚を取り込む、事を、忘れてました、アジ、イサギ、は、取り難いですよね。

競って遠投をする上では、私達の希望を含めた各メーカーさんの竿の開発と釣り人の体力増強が必要になるのではないでしょうか?

体力増強に励みますが、やりすぎると、細かい仕事してるので、手が震えるので、ぼちぼちやります。

遠心ブレーキに付けるオイルは、フッ素系を使っています。道糸については気に入った物は今無く、伸びの少ない600m巻き¥1.800から¥2.500程度の物を早期に交換して使っていて太さは6号です。(原田さんに以前有った無印グリーン200mが気に入っていました。)現在、道糸はPEの改良版を試作中です。

フッ素系のオイルは、乾燥が速く長持ちしないのと、リールに使うと回り過ぎで、どうしようも無く止めましたが、イシグロにある、1500円のスピンオイルが、良かったんですが、あまりにも高いので、シマノの300円のオイルを使ってます。遠投師さんは、どんなオイル、使ってますか?

ラインは、原田のGTRの下のクラスのラインでしたが、メーカーが、辞めて、原田が特注で、頼んでるらしく600m巻きの無印(2500円)を使ってますが、イカや、ソーダの時は、黄色の600mまきで1500円のものを使ってます。

PEの改良は、気になります、パーマにならなければ良いんですが・・・もう少し腰が、強いと使えるんですがね。

片浜、板見は、良く行きますが、平日が、メインですので、あまり飛ばす方と会いません。日曜に行くと知り合いが多く居て話ばかりになってしまいます。

又質問ですみません。こんなことは、仲間以外には相談しないんですが、遠投師さんの的確なアドバイスは、凄いです。HPは色々ありますが、偽物ばかりで、なかなか本物が居ないし、秘密が、多い方が多く教えてくれないですよね。

また、よろしくお願いします。
ダイワさんの旧グレイダーの開発に当たり、使うユーザーの設定を広く設計されていたそうです(他社でも同じかも?)。今回4号5.7Mを出され4本継ぎに興味を持ち、こちらも持って見ましたが(継ぎが少ない方が軽く強くなるはず)、私が望む物より腰が柔らかく中級用?ではないかと思います。とすれば、4号6.3Mは旧型よりハードな作り?ではないかと考えています?

オイルはMASTAK CO.,LTD.の「Oil」を使っています。(リール用でシリコンも入っています。管スプレーでキャスティングに売っています。確かイシグロさんにも、、、?)確かに落ちるのは早いのですが、無改造で使用するにはいいと思います。私は、釣行前に今一度確認をするのでさほど気になりません。

PEの改良版は思考の段階は終わっていて材質の愛想を摸索中です。テストの段階に早く行ければいいのですが、、、、。このPEの改良版が上手く行けば少しは飛距離アップと道糸の浪費が少しは押さえられる予定です。
ですが、不安要素も有り、極端に道糸が伸びないのでクラッシュした時の衝撃は直接竿やリールに来てしまい、ガイドの破損やスプールシャフトを曲げてしまうかもしれません。もしそうであれば、少しの飛距離アップの為に大きなリスクを背負うことになります。

情報の公開については、私がご説明する事が全てでは有りませんし間違いも有るかもしれません(全てが手探りの状態です。)。秘密にされたい方はその方の意思ですから私は中傷しません。

現在、私の考える投げ方で120mの飛距離を出せています。情報の公開により両軸遠投のユーザーを増やしながらより遠くへ飛ばせる発想を皆さんと共有し、そしてこの考えが各釣具メーカーさんへ届けば、より良い遠投の環境が多くの皆さんへ帰って来ると考えています。

仕事が大切です。お体に気をつながら楽しい釣りができますようのに。

 遠投師


静岡県 沼津地区 17.1.12

カゴスペ3−63は2年前に買いましたが、何故か飛びが悪く、お蔵入りにしました。RX3−63のが使いやすく、よく飛ぶんですが、何が悪いかわかりません、重さも10号〜17号まで試したんですが???

今は、4年前に買ったがま磯ヒラマサ63と8年前に買ったRX4−63が、メインですが、この冬に練習してみます。
あと、リールの遠心ブレーキにつけてるオイルは、何ですか、今は色々あるので、原田にあるシマノのオイルをつけましたが・・・
道糸も原田で、特注の水色の25ポンド(7号)を使ってますが、遠投用の赤いラインも使いましたが、5回も釣りに行くと、飛びが極端に落ちるのでやめました。その他良いラインはありますか?
100mふれあいは、仕事でいけませんが、何かの理由で、次週になると行けますが・・・次回に期待します。
細かい質問ばかりですみませんが、お願いします。

13日は残念ですね。強い風か雨でも降れば順延にしたいとは考えています。

 カゴスペは私も発売当初に釣具店にて触ってみたのですが、あきらかにがま磯ヒラマサと真鯛の作りに似ていて、強い竿なのでしょうが腰が柔らかく、私の考える投げ方には合わないと思い購入していません。RXシリーズは竿の調子が先調子で3-63は私も使っていました。錘付加は12号で遠投用だと3号で14号まで使えたと思います。現在市販されている竿で先調子竿は殆ど無く、近いものはグレイダーでしょうか?初代グレイダーもRXに比べると腰は弱いのですが、竿を振った時の竿の反発の感じが(仕掛けを持ち上げて来るタイミング)これまでの中では近いものを持っていました。今回の新グレイダーも持った感じが良く、購入の手配をしています。

竿は、号数が同じでも様々な調子があって、その調子によって投げた時の感じが違い、スタートのタイミングも少し違ってきます。
竿を常に同じ力で振った場合、極端な例ですが3号の竿と4号竿では、同じ錘(例えば15号)を投げ比べれば3号は力負けしてしまい竿の元近くまで曲がってしまい、仕掛けを持ち上げてカゴが反転する(スタートタイミング)のが4号竿より送れてしまいます。
また、同じ力で竿を振っても竿の硬さの違いでスタートのタイミングが取りづらくなります。(スタートが遅れる竿は遅れる時間だけスタートを待てば遠投は出来ます。)

同じリズム(力)で振った竿では、調子を含めた個々の竿には能力が決まっていて、例えば3号の竿で10号のカゴと20号のカゴを投げ比べても、20号の方が多少飛距離が伸びる程度であまり変わりません。(重いカゴは与えられえた動力が持続する)

 3号63で12号のカゴ、4号54で15号のカゴで100mの飛距離は出せますが、使う竿によって投げ方たやスタートタイミングの多少の調整が必要だと思います。(腰が柔らかい竿は、スタートを待つので体が前に行ってしまいスタートの時に穂先が低くなりがちで45度の仕掛けを上げづらい。同じ竿でもカゴの重さが変わるとこれと近い状態になる。)

 競って投げなければ、普通に釣をする上では3号クラスから遠投は出来ると思います。ただ、風の影響や水深によっては重いカゴを使う事もありますのでバランス良く自分に合った竿を選ぶのがベストだと考えます。

 競って遠投をする上では、私達の希望を含めた各メーカーさんの竿の開発と釣り人の体力増強が必要になるのではないでしょうか?

 遠心ブレーキに付けるオイルは、フッ素系を使っています。道糸については気に入った物は今無く、伸びの少ない600m巻き¥1.800から¥2.500程度の物を早期に交換して使っていて太さは6号です。(原田さんに以前有った無印グリーン200mが気に入っていました。)現在、道糸はPEの改良版を試作中です。

  遠投師


6日にメールしました私は、沼津周辺で大きめのジグや投げ釣りを楽しんでいるものです。 17.1.8

 遠投釣りに関する知識の厚さを考慮せず、生意気な書き込みが
あったとすれば、ご容赦下さい。

アブの改造の件は大変参考になりました。
蛇足ながら、ナイロンとPEの結束についてですが、ガイド径が大きければ
船のジギングで使われている、ニューFSノットの変形がガイドと干渉せず
調子が良かったです。ナイロン側のひげをPEで巻き込めるのでガイドへの
引っかかりはなくなりました。参考になれば幸いです。
ご質問は私の分かる限りでしかお答えできませんが、HPへの公開により他の方へのご参考にもなるかも知れません。ニューFSノットの件ありがとうございます。私より先に誰か試すかもしれませんね!
何かありましたらまたメールをください。遠投!頑張ってください!
 遠投師


はじめてお便りします。17.1.6

 私は沼津周辺で大きめのジグや投げ釣りを楽しんでいるものです。
ジグの縦のしゃくりをしようと、オールPEラインでウキ付きのジグ(50〜80グ ラム)の遠投を両軸で試みたことがあります。
ナイロンより竿のブレ等を敏感に拾ってしまうため、バックラッシュした時の道糸の 痛み方は半端ではなく、ナイロンでは
少々ラインが吹いた程度でも、ぐちゃぐちゃに絡み、ほどけなくなります。
 また、ゼナックという会社のジガートラストという8本より以外のものは、ライン 同士の食い込みも激しく、使いにくかったです。
バークレイ社のファイヤーラインは食い込みはないのですが、極端に伸びがないため、バックラッシュのあらしになりました。
ブレーキや軸のセッテイングをきつめにしないと厳しかったです。
 ジグ使用のため巻き取りのスピードが必要で、かごの方が使うことのないウインチ の6000番と4Cエリートの5000番を
使っています。
 肝心の飛距離ですが、リール アブ6000、竿ダイワ遠投7号ジグ80グラ ムウキ止めまでの10m〜30メートルを8号の
ナイロン、その先はPEの4号で何とか100m付近にウキを立てたことがあります。(コンスタントには70〜80mになってしまいます。)  竿を4mの投げ竿(シマノ プロサーフ CX 振り出し)に変えると飛距離は80m程度でした。
 投げるものがかごではなく、さらに先糸がナイロンなので、先糸をPEにした時で どうなるかは分かりませんが、参考になれば
幸いです。
 
はじめまして、遠投師です。

私はルアーと言えば和製ルルアー「弓角」くらいしか使えませんが、道糸についてのご質問でしょうか?
HPにも書いてありますが、PEラインはナイロンに比べて糸の伸びがありません。
両軸による遠投において道糸の「伸び」はスタートタイミングにかなり影響します。
ナイロンの道糸は、竿の長さに通っている道糸が竿を振って撓った時にはカゴの重さで伸びています。この伸びは、カゴをスタートさせると縮んでカゴを引き戻そうとしてカゴに伝わった動力を減少させるとともに、道糸が直線上になった時にスタートさせないと、カゴを揺らす原因にもなります。(「ホーム」はこれをタイミング的に分かりやすくしたもの)
一方PEの道糸は滑りがよくナイロンより細く柔らかくても強度がありますが、柔らか過ぎて両軸特有の道糸を押し出す事が出来ませんので、絶えず指でスプールを押さえた状態で投げなくてはいけません。(PEは膨らむと指が膨らんだ糸を二つ折にしてしまいかんでしまう。PE3号で試験済み、PEは滑りがよくクラッシュ同様大物釣など糸に強い力が掛かる場合は、芯からできるだけキツク巻いて食込みを防ぎます。食込んでしまうとドラグが使えなくなる。遠投のように100Mもの糸が出入りする釣では本来不向きなのでは?)
私も石鯛釣でPEの14号を使いますが状況はかわりません。(錘40号、糸16号だといくぶん食い込みは防げます。)
 道糸の選択の件につきましては現在研究中で、人それぞれご意見もあるかと思いますが。現在の段階では、リールの遠心ブレーキを使い、道糸がスプールより少し膨らみながらかすかにサミングをした方が仕掛けの動力を損なうことなく飛距離が伸ばせると思います。(100Mの振れ合いで静浦港内湾から外堤防には乗ります。)
リールも色々ご使用ですね、私の考えですとリールの性能よりも、現在の私の仕掛けでは空気抵抗が強く仕掛けが飛べず壁になっています。カゴへの動力の減少をなくせばもう少し飛距離は伸びるかと思います。
ルアー自体もそのまま投げると抵抗を受けるのでカゴのような空気抵抗を減少させるケースに入れて投げると飛距離は伸びるのでは?(以前、ソーダを狙って弓角の変わりにスピナーベイトを投げたら空中でスピナーが回転して弓角より飛距離が落ちました。)
リールはCS系をお勧めします。ギヤ比の問題でしたらアブの5000から6000番クラスですと共用で合いますので改造されて使うことも検討されるとよいと思います。(ウルトラキャストデザインのみ、メーカー保障は?)
 ルアーの世界では先糸にリーダーとしてナイロンを使われるようですが、投げる行動からですと、先糸はPEの方がスタートタイミングや仕掛けへの動力の伝わり方にはいいと思います。この方法も以前に試していましたが(6号)、ナイロンとの結び目が高速でガイドに当たり、ガイドが破損してしまいます。
 
ご質問へのご返答になったでしょうか?なにかありましたら、またご連絡ください。
 遠投師


静岡県沼津地区 17.1.6

ご指摘にあったように、RX4−63はかなり腰が強くカゴスペシャル4−63と同じ投げ方で練習したところ
最後のフルスイングで肋骨のあたりから変な音がして呼吸するたびに鈍い痛みが続いています。

RXはもっと上半身をコンパクトに構えて腰の回転力で投げないと体を壊すことが分かりました。
きっとRXをうまく投げれるホームが一番正しいホームだと思うのですが、もう少し筋力が必要な感じがします。
胸の痛みがなくなり次第練習しようと思います。
やっちゃいましたかー、、、、

体は大事にしてください。
竿が硬いので始めは素振りから始めた方がいいと思います。
RX4−63を使う上での注意を少しお書きします。
竿が重く硬いので慣れた竿のようにはなかなか曲がってくれません。
ある程度の重さのカゴ(14号以上)を使うことが望ましいです。また、竿を撓らせるにはかなりの筋力を必要としますし、リールが固定できれば回転も上がりサミングのタイミングも早く強く必要になります。(硬く重い竿なので使えこなせるユーザーも少ない)
逆に、竿が重いからといって軽いカゴは使わない方がいいと思います。
竿が硬いので軽いカゴを使うと撓りを起こす部分が先だけになってしまい、細い部分に負担を掛けてしまいます。(以前、穂先から3番目を続けて2回折った先輩がいます。そのような事も「がま磯」に4号6.3mが無くなった理由になっているとも考えています。)
 お仕事が大切ですよ!ゆっくり練習してください。
 遠投師


静岡県富士市 17.1.1

自分も27oのパイプで完全自作カゴを遠投師さんのHPのとうりに作ろうとコンロと木型を作って数個造りましたが、なかなかパイプをウマく整形するのは難しいですね。パイプが温まり過ぎて柔らかくなりすぎるのが原因でしょうか、よれたりしわができたりします。自分でテーパー型のビットを購入して木型を作ったので木型が悪いのかとも思っています。
そこで質問なのですが、パイプを温めて曲げている時は、ゆっくり押し込むだけで、あまり回さない方がよいのでしょうか?どうしても押し込むだけだと人の手がやっていることなので片側にだけ力がかかり、そして曲がり中心からずれるような気がして、回してしまいがちなのですが、実際はどのようにしたらよいのでしょうか?パイプの温め方と整形について詳しく教えていただけますか?

ご質問について

 パイプを上手く曲げるには、暖めて素材が柔らかくなり過ぎない事が大切で、暖めた素材を逆に少しずつ冷やしながら曲げる感覚が良いと思います。暖め過ぎた素材は表面がブツブツになってきて、そのまま木型に入れるとくっ付いてしまい、よじれてしまいます。
少し冷やしながら曲げて徐々に暖める場所を増やしてください。(先に曲げた場所を再度暖めると広がってしまいますが、平らな場所で回転させながら先を細くして木型に入れます。一度に広く暖めると大きくつぶれますので5mmづつ曲げる感覚で暖めます。)
暖めて木型に入れた素材は、くっ付かないのを確認しながら最初は上から押して素材をつぶし、次にゆっくり回転させます。
木型については、カゴの出来上がりを想像し作成されていれば大丈夫だと思います。
 素材には一定の温度になると自在に変形する性質が有る様に思えます。温度と素材の変形を上手く読んで作業を行ってみてください。知人の中には凸凹を作って曲げている方もいて、なかなか上手くいくようですよ!

 遠投師


静岡県富士市 最近悩みがあります。17.1.1

古傷である膝が痛み出し(右膝半月板損傷)走り込みによる練習ができません。走り込みによって体の体軸を中心とした運動が自然にできていたのですが、不器用な自分は今、それができずにいます。
何か走り込みにかわるよい方法がありましたら、是非教えていただきたいと思います。
では膝を遣わなくてもよい投げ方で練習されては如何でしょうか?

「スタンス」「ホーム」では、初歩的なことから始める様になっています。言わば「基礎」です。この「基礎」がリールの回転を一定にしてサミングのタイミングを分かりやすくし、90度で竿を振ることを止めるのは仕掛けを45度に上げる意味を持ちます。きちんと「基礎」が身に付けばリールを引き寄せるなど個人個人のアレンジもいいと思います。
体のを軸とした運動は「スタンス」にあたり、リールを固定して竿のバネを最大限引き出す為のものです。
膝より腰や腕の方が実際は筋力を必要とします。膝を使わずに練習するには、クーラーに座って練習してみてください。
座ると言う行動で上半身が前後に動かなければ「スタンス」は取れます。また、座って投げても無風であれば80mの飛距離は出せます。(下半身を伴う腰の回転の力を使えないので飛距離は伸びません)海以外での練習では、クーラーみたいに背もたれのない椅子で素振りの練習などいいと思います。(通常の練習時の竿を振る音と同じ音が出るといいですね)

お体を大事に練習をしてください。

 遠投師


静岡県熱海地区 今回の質問 16.12.29

現在、オモリを重くした為、浮力のあるウキ作りにチャレンジしています。
HPを参考にφ25mm・30mmで2本つくり、12号で着水付近で2m程の間隔で飛んでます。
飛距離はサンワのウキと変わらないですがやっぱり自分で作った浮きはうれしいですね。
ところが!!浮きの浮力材は下にして(太い方が下)バランス錘を付けず羽は3枚という理論を
唱える方がいて、実際自分のウキを投げてみて、
4枚の方が飛び方が安定していると自分は思っているのですが(サンワのウキは3枚だったので)
浮力が下の方にあるという点については浮力が良くなりそうでいい感じに思いました。
でも遠投師さんのウキはHPではほとんど足の長い物なので浮力が下では何か具合の悪い事が
あるのではと思い、ご意見を頂ければと思います。

ご質問について

浮きの飛び方については、私も実際に側で見たわけではありませんので「確信」のお話は出来ませんが、私は私の実際の状況を自分なりに解釈しています。また、他にも違った解釈をされる釣り人がおられても不思議ではありません。
 確かに80M前後の飛距離ですと、3枚と4枚の羽根の飛びは、あまり飛距離には差は有りませんが、3枚の羽根は落ち着きがありません。
 私は、浮きが道糸により抵抗を受けてカゴに着いて飛んでいると考えていますので、浮きは円を描きながら飛ぶ道糸をつ伝って方向を修正しなくてはいけません。この時、3枚羽根浮きは風を切る面積が少ないので、落ち着きが無いように見れると考えます。それに比べて4枚羽根は風を切る面積が大きく浮き自体は安定しています。飛距離を伸ばすためにカゴを重くして竿を振るスピードを上げると、浮きに掛かる空気抵抗も強くなり3枚羽根の浮きは小さく回ってしまい、いくぶん抵抗となります。
 浮力については、形状を変えても同じ素材の浮きの体積が同じであれば錘を持ち上げる浮力には変化はないのでは?
ただ、形状の違いにより水中に沈んでいる体積の違いで、下へ引き下げる力は多少変わるのでは?例えば波のウネリが有る時は飲まれるとか、静かな時は小魚でも浮きが消し込むとか?
 あと足の長さについてですが、足が長く浮力が上にあるとウネリがきても転倒しません。足が短いとウネリによるカゴの上下で道糸にカゴの付加の無いときが出来て浮きが一瞬寝てしまいます。(大きなウネリであれば両者とも同じく寝るか沈んでしまう。)
 私の浮きの形状は、浮力優先ではなく飛距離優先で作成されていますので現在の形になっています。
今は25センチの物が殆どですが、ゴロタなどの後ろが高い釣り場では短い浮きも使っています。(なるべく竿を下げて投げられるように)

 遠投師


静岡県清水地区 質問です。
先日のご一緒の釣行で空気抵抗による細いウキの効果わかりましたが、細いのから太いのまで、形状の違い等使い分け方法をもう一度教えてください。

 遠投師です。

細い浮きと太い浮きとの違いについては、カゴの口径とかなり関係が有り、ヤマシタ(口径41mm)のカゴの飛行で約2m離れて飛ぶ浮きは自作の27mmのカゴでは浮きが離れてしまいます。(ほぼ無風の時)

これは、飛行中のカゴの後ろ側に空気抵抗の少ない場所が出来ていて、この場所の大きさがカゴの口径の違いにより広くなったり狭くなったりしているようです。

ただ、この理論が全ての釣り場の環境と釣り人に当てはまるとは言えません。

そもそも軽い浮きがカゴにくっついて100mも飛ぶのは何らかの?抵抗が浮きに生じているからです。

私はその抵抗とは、道糸が浮きのボディーに触れて抵抗を与えていると思っています。浮きをカゴに近づけて飛ばすには道糸が浮きに触れる抵抗とカゴの口径の違いによる浮きへの空気抵抗を上手く見極めなくてはいけません。

釣り人の投げ方の違いやサミングの強弱で道糸の張り具合が変わり、浮きへの抵抗も変わりますし、カゴを投げるトップスピードの違いで浮きへ掛かる空気抵抗も変わります。それに横風が強い日などでは先ほどの道糸の張り具合・トップスピードに加えて横風が双方に違う角度から影響します。

上記の事から考えると、カゴの口径によってある程度の太さや形状は指定できますが「この口径のカゴにはこの浮き!」とは決定できる浮きの形状は無く、実際に投げてみないと「このカゴだと、だいたいこの浮き!」としか申し上げられません。

私の作る浮きも形状が様々で、現在も思考を続けていますし実釣の現場にはカゴの口径に比例して必ず数本を持って行きます。

 なかなか上手くご説明ができませんでしたが、まずは穏やかな日に、いろんな浮きを投げてみてご自分なりに合う浮きを探されてはいかがでしょうか?

 遠投師


Subject: HPを拝見して!

 はじめまして。

インターネットでこのHPを拝見し、大変勉強になり早速、両軸リールと専用ロッドを購入し夜釣りですが、鯵やイサキを狙っています。

そこで、このHPにも紹介してあった、小田原の「FBC」さんへ行ってLEDを使った夜釣り兼用の自作ウキを買ってきました。

これが大変明るく見やすかったので私も自作してみようと思っています。

しかしながらウキ本体の自作は厳しいと思っているのでLED部分だけでも作ってみようと思っていますが、LED本体や絶縁キャップはどこに売っているのか解かりません。

東急ハンズ等にいけば売っているのでしょうか?
お勧めの店があれば教えてもらえないでしょうか。よろしくお願いします。

遠投師です。

 両軸は使いこなせるようになるまで少し苦労しますが、慣れると糸の絡みも無くなり楽に遠投ができます。

 ご質問について

LEDについては、使用目的が多用にわたっていて明るさもサイズもたくさん有り、できれば釣具店での購入がお勧めです
。伊豆の釣具店では沼津の原田釣具店(0559-46-0345)と伊東の吉田にある「イシグロ」(0557-44-5666)には置いてあります。他にネット販売では「オーディオQ」(http://www.audio-q.com/

LEDの明るさの単位はmcd(ミリカンデラ、数字が大きい方が明るい)で現在は15000mcdが主流です。
(原田釣具店では一個¥100で5個か10個セット、色は赤)

「オーディオQ」は私も知人に教えてもらったのですが色もたくさんあります。
(但し数多くの注文の方が安くなります)

東京の秋葉原ではもっとたくさんの物がありますが、専門の知識人でないと「足元を見られる?」事もあるようです。

 絶縁キャップは、東急ハンズには見当たりませんでした。それよりも東京の秋葉原か日曜大工センター(私は調布の東映日曜大工センターで購入します)の方が有るようです。以前に伊豆湯河原の「ヤベ電気」(0465-60-3200)で買った覚えがあります。

 遠投師


Subject: はじめまして

昨年の秋ごろから いわゆる「カゴ釣り」(遠投なんてとても、とても〜)にちょっとかぶれてしまいました。

この釣法の可能性に驚いている日々このごろであります。ひとつ教えていただきたいことがありメールをさせていただ
きました。
ウキに付ける「ウキスイベル」なるものはどうされていますか?
カゴが着水するときにウキにかかる衝撃はかなりのものがあるようで、よくウキがはずれてしまいます。
道糸に(PE)直接通しましたが擦れて切れそうになりました。
いろいろ工夫したものの然したる効果はなく〜すでに数個が
海のモクズ(よくないですね)となってしまい・・・。
中通しのウキがあまり好きではないので(トラブルは少ないようですが)なんとか遠投師さんのようなあのプロペラが付いたようなウキを使いたいと思っています。なにかよいアイデアがありましたら是非教えてください。

現在の使用のウキは上州屋で購入のもの(発泡ウキ?)カゴはYOZURIの8号です。

こんな質問ですみません。よろしくお願いします。
遠投師です。


 ご質問について
浮きのスイベルですね!
なくした浮きは残念ですね。たぶん私達が使っている物を使うと浮きの紛失は無くなります。
スイベルには普通のスナップ付きでかまいません。
浮き止めにはテーパーシモリ(S)を使います。
詳細については、「遠投師の部屋」−「遠投の仕掛け1」をご覧下さい。

道糸がPEラインとの事ですからナイロン製のテーパーシモリでは磨り減ってしまいますので、多少重いのですがSICシモリを使うといいと思います。

遠投師


Subject: こんにちわ。m(_ _)m

メールを出させて頂いたのは、ぜひアドバイスを頂きたいと思った
次第で御座いますが、「未知なるポイントを狙うスペシャリスト」をマスターすべく、真横に構え、体がぶれないよう?に、そしてメカニカルブレーキは固め?にして竿が振れるよう練習しているのですが、ふれあいにも参加された方に先日、少々アドバイスして頂いた際に、ブレーキ調整を見て頂いたら、良いか悪いかは別として、ブレーキはガチガチに効いてるとは言われたのですが、このブレーキはどのくらいで最初は練習するのが良いのか、何か簡単な目安はあるのでしょうか?
そして、どのような感じでステップアップ?していくのが良いのか、色々なアドバイスも頂き、正直少々迷っております。
ちなみに道具はシマノ遠投EV520RP、6500CSロケット、
市販品の発砲ウキ10号(市販品ではマシ?と言われてるボンバー?)
にヤマシタ製のカゴ(ステン棒に変えた物)10号で練習してますが、
飛距離はよくわからないのですが、多分50m弱?位しか飛んで無いと思います。
もっと短いかも?^o^; ウキは現在試作品が出来たので、今後はそちらで試してみます。

それからあくまでも参考のために「遠投師バージョンアップ編」を拝見させて頂いたのですが、最初の構えについても足を前後に、とありますが、たまたま同時期に、僕以外に2人両軸を始めた釣りの仲間がいるのですが、その2人は既に足は前後に構える形で投げているようです。
これも僕は真横でしばらくやってみようと思っているのですが、どのタイミングで多少は前後にして良いのか、または前後は基本から外れてるから、超遠投を目指す以外はやらないほうがイイのか、わからないのです。
と言いますのも、周りを見ても真横スタンスで
投げてる方が誰もいないからです。たまたま皆さん、ベテランなのか、正直、窮屈なあの体勢を面倒だから省略しちゃってるのか、とても疑問です。

僕は超遠投を目指してる訳では無いのですが、大好きな釣り、そして大好きな両軸遠投は釣果は二の次で時間をかけて、
基本をミッチリやりたい!と強く思っております。
真横スタンスでブレーキはきつめに、とにかく竿を振れるようにする事だけを考え、ブレーキを甘くして
距離ばかり出そうとはしない事!をやって行くつもりでいるのですが。。。

宜しければお時間の許す時にでも、アドバイス頂けると幸いで御座います。m(_ _)m
長々とすいませんでした。m(_ _)m
遠投師です。

 たくさんの人から教えて頂くと迷いますね!これは、教える方が悪いのではなく、釣りの投げ方自体が瞬間の出来事ですから、感覚でしか伝えられないからです。人によっては同じ動作が言葉が違ったりします。
現在、私と接点のない方で上手く投げておられる方は全て私と同じでは無く、その方なりの投げ方があって、それを伝えようとしています。
私がHPにて公開している文章は、ある定義みたいな物があり、私と接点のない方で上手く投げておられる方もこの定義にあてはまると考え、この定義とは改めて良く考えると皆さんのもご理解頂ける物です。
 では、その「定義」をお教えします。

定義(リール)
 リールは機械であるので、力に変化が有れば回転も変化し、力が一定で  有れば回転も一定になる。

通常スピニングからのリールの変更だと思いますので、はじめから「定義」からは皆さんは理解に苦しむと思います。
スピニングで投げた場合、ある程度投げ損なっても飛距離が出ないだけですみますが、竿の撓り方で仕掛けへの動力の付き方変わり、両軸リールでは「予期せぬ出来事」となりパーマしてしまいます。投げそこなうとか、体がふらつくとかはスピニングではあまり気にしなかった事ですが、両軸リールによる遠投ではパーマに繋がります。
 では、何故?リールに対する力が一定でないといけないか?
これはサミングを予知して上手くサミングを行う為です。
竿、リール、仕掛けが同じで、投げる力が同じであれば、投げた瞬間の道糸の膨らみ方は同じになり、リールのスプール調整だけでもパーマしないように調整出来ます(この状態では仕掛けが引きずられてあまり飛距離が出ない)。また、調整を少しゆるくして、はじめの膨らみを押さえるサミングの強さを調整すれば同じ力でももっと飛距離を伸ばす事ができます(基本的には仕掛けの動力の妨げにならないように道糸を出すこと、仕掛け自体の空気抵抗の良いか悪いかで同じ力でも飛距離は変わり、空気抵抗の無い物はサミングも楽になる)。

定義(竿)
 竿は元までバネである。竿のバネを最大限引き出すには元を動かさず曲げれば仕掛けへ最大限の動力が伝わる。

定義(仕掛けを投げる角度)
 自ら動力を持たない物体を、地球上の重力の中で投げてより遠くへ飛ばせる角度は45度である。

 古くから磯竿はスピニングが主流で、竿の設計もスピニング用になっていました。利腕でリールを持ち反対の手で元を持って、リールを持つ手を力いっぱい振って、元の手は引き付ける様に振る設計です。
両軸の場合、手が逆になった感じがしてしまい途惑う方もおられますが
基本的には同じなのですが、この同じだとする感覚が「定義」(リール)の解釈を遅れさせています。
また、仕掛けを投げる角度もスピニングではあいまいな部分が多く、竿の角度は関係なく、竿を振り切って、仕掛けが高く上がるタイミングでスタートさせています。(キスの回転投げや、競技ではきちんと竿先が同じ角度になる)

 「未知なるポイントを狙うスペシャリスト」は私が「定義」する事から考え出された物で、得とく出来れば足場の悪い場所でもトラブル無しで釣りが出来ます。また、「遠投師バージョンアップ編」は「未知なるポイントを狙うスペシャリスト」の投げ方を得とくし、足を前後に開き、リールを前に出し、竿を押す事と同時に体の軸がリールに近づく事で竿のバネをより引き出す投げ方となっています。
横向きで投げておられる釣氏さんの投げ方は「遠投師バージョンアップ編」に近く、おそらく自己流で確立されていているのでしょう。私がご指導申し上げると、リールの回転の速さに驚かれていましたし、空気抵抗を考慮した仕掛けの私の竿を振っていただくと110Mは簡単に飛ばしておられ絶賛していました。
皆さんも私の考える「定義」に近い物を持っていて(お会いする以前から意識していたかは?)、空気抵抗を考慮した仕掛けと「定義」を理解し確実に見つければ120Mオーバーは可能でしょう。
他にも自己流でかなりの遠投をされる方はおられますが、中には私が横で遠投をするとパーマを起こしてしまわれる方もおられます。これは「定義」をきちんと理解していない為に、「競争心」が自分の一定の力を乱してしまうからです。

 最後にご質問へのお答えですが、ご使用の仕掛けを私が投げてみないと細かな詳細が分かりませんし、同じ仕掛けでも竿を振る力で調整は変化しますので、「ここ」と言う調整は分かりません。竿、仕掛けの空気抵抗、道糸の太さ、竿を振る速さなどなど、全体的なバランスを実際に拝見しないとご説明できません。
「100Mオーバーの振れ合い!」においても、はじめは「基本」を形としてお教えし、それにより皆さんから湧いてくる疑問にお答えしていくことで、ゆっくりご理解を頂いております。
ご希望のお答えが出来たか分かりませんが、遊びの世界のことですので、ゆっくり練習してください。
 遠投師


bject: おはよう御座います♪

昨日、多摩川で3時間程、投げ練習してきましたが、やはり50m位の飛距離しか出ませんでした。
なので、焦って距離を伸ばす事を考えず、この距離でもとにかくミスをしないよう、安定感重視でやってきました。最初、距離を少々求めた時、初のバックラッシュ&親指の軽い火傷を経験し、なるほど、と納得しながら糸をほどき
ました。^-^;u
遠投師です。

 投げ方の練習では、竿の素振りを基本的にお勧めします。仕掛けを付けてからの練習では、飛距離はともかく自然に同じ距離を(仕掛けを上げる角度が45度、実際自分か見ると60度くらい)出せる様になったら、機械的な動きは出来ています。
 今度は、スプールの調整を少し緩めてみてください。スタート直後に瞬間的に道糸が膨らみサミングが必要になりますが、指で膨れてくる道糸に触れると収まります。これで少し飛距離が伸びると思います。
サミングは、スタートさせた指を直ぐにスプールの上に置いていないと道糸の膨らみを感知できません。(スタートさせる意識が強く、指が立ってしまいサミングのタイミングが送れてしまいます。)

体が機械的に動けるようになったら、後は力の強弱で変化するスプール回転と、それを制御し仕掛けの飛ぶ速度に合わせるサミングの技術の向上が必要になりますが、どちらとも経験の積み重ねとなります。
 遠投師

*当サイト内容の無断転載・無断使用をかたく禁じます。Copyright©2003Entousi@King All Rights Reserved


inserted by FC2 system